サイバーフラッシュ インプレ レビュー 【癖のない打球感と強めの反発力とスピンアシスト性があるトップスピンポリ】

今回はトップスピンというメーカーのサイバーフラッシュというガットをインプレします!

初回のインプレ日は【2020/11/23日】になります♪

トップスピンはドイツのガットメーカー。
ポリエステル系のガットはヨーロッパではそこそこに認知度も高いみたいだぜ!日本での展開はなくネットショッピングだけで替える商品!

商品詳細

カラー シルバー
素材 ポリエステル
長さ 単張【12m】/ロール【220m】
太さ 1.20mm/1.25mm/1.30mm

日本のサイトでは詳しい情報はほとんどなく、海外サイトもちょこちょこ確認しましたが、あまり見つけられませんでした!

The new TOPSPIN CYBER FLASH 17G is a string manufactured from optimized PETP with a state-of-the-art structure. (SoP system) The brand's practical tests show that this string’s durability is without equal today. String slip is very low, even with extreme topspin. This significantly increases the spin for topspin strokes. Very good feeling for slow strokes and perfect control for fast strokes is a unique combination that only exists with CYBER FLASH. This thinner gauge will give you a little more feel in exchange for some durability.

【以下グーグル翻訳】

新しい  サイバーフラッシュ は、最先端の構造を備えた最適化されたPETPから製造されたストリングです。(SoPシステム)ブランドの実際のテストは、このストリングの耐久性が今日比類のないことを示しています。極端なトップスピンがあっても、弦のスリップは非常に低いです。これにより、トップスピンストロークのスピンが大幅に増加します。スローストロークの非常に良いフィーリングとファストストロークの完璧なコントロールは、CYBERFLASHにのみ存在するユニークな組み合わせです。この薄いゲージは、ある程度の耐久性と引き換えにもう少し感触を与えます。

インプレ

FX500に52ポンドで張り上げた環境でのインプレになります♪

打球感【ガットが強く撓む感覚なく、また強く弾く感覚もない癖のない打球感でありながらソフト】

打球感は柔らかい部類のポリになると考えているのですが、やや特徴的な打球感を感じています。

一般的に柔らかいポリで感じるのはホールド感でガットが撓んでいたり、ガットが強烈に動いた時の食いつき感だと筆者は考えているのですが、

サイバーフラッシュで感じるのはポリプラズマやブラックコードよりのパリっとした打球感ながら硬くない打球感であってどちらかというと柔らかい打球感です。

反発性・伸び【どちらも強いと感じる】

反発性は強めのガットだと思います。
一時間ほどシングルスの試合で使用したのですが、ネットはほとんどなかったと思います。

ミスするとすれば圧倒的にアウトが多かったです。
筆者としては苦しい展開でも少ない力でボールを飛ばしてくれる【ポリの中では】のがとてもよく守りたいときにしっかり守ってくれる反発力を感じました。

反発力と伸びどちらが強いかというと反発力の方が強い印象で強く打った時に伸び感よりも強く飛ぶという感覚を覚えました。

フラットサービスで強く打つとおさまりが効くというよりはちょっとオーバーでのフォルトが多く、
ガットの反発力が強いのであてかんを掴んでそのまま速いスイングで調整できればそれでもいいと思いますが、ガットの反発力を利用してそれなりのスピード感を持ってスイングのパワーを調節する方がコントロールのしやすさを感じました♪

スピンアシスト性【思ったよりもしっかりとかかる】

失礼な話あまり有名なメーカーではない【日本では】のであまりガット自体のアシスト性を期待をしていなかったのですが、スピンアシスト性も非常に良いと個人的には感じています。

反発力が強いのでリターンは合わせるだけ【他の環境でもリターンは筆者はタイミングをとって当て返しが多い】で十分な深さが出るというよりは相手のサービスが強ければアウトすることが多かったです。

そこでリターンでも意識的にスピンをかけるとかなり深いところでスピンが効いて落ちくれる印象がありました。

ストローク戦でも強い反発とスピンアシスト性で深さと時間を作るのがしやすいガットで相手に強く攻め込まれる展開を防いでくれていました。

まとめ【強い反発力メインでアウトしない調整が必要だが、フラット・スピンどちらでも対応しやすいガット】

ちょっとした時のアウトには注意が必要なガットですが、フラットで打っても柔らかいですし、スピンをかけても筆者個人的にはかなりしっかりとスピンがかかる印象をもちました。

反発力との兼ね合いを付けることでフラットで打っても気持ち良いですし、スピンをかけながら守りと攻撃のバランスもとりやすい、ブラックコードと並び非常にバランスの良いポリとして知名度を上げていってほしいポリだと評価できます♪

ラケット別

FX500【1.25mm/52ポンド】【2020/11/23】

サイバーフラッシュとfx500インプレレビュー

このセッティングで感じたのは強い反発力をどうやってコントロールするかです。
特に強打したときの当てる感覚はとても大事で強く自分の力を伝えるとより扱いが難しく感じました。

守るときはガットの力をしっかり頼れば反応してくれるので特になにも不満はなくプレーできると思います。

春・秋【15度想定】51-54ポンド
夏【30度想定】53-56ポンド
冬【5度想定】49-52ポンド

このくらいが筆者のこの環境の適正テンションになると考えています♪

他ガットと比べる

ブラックコード

ブラックコードはややパリッとした打球感に強い反発力を感じ、スピンアシスト性はほどほどにボールが伸びやすいポリだと個人的に考えていて、
サイバーフラッシュはブラックコードに比べてやや柔らかい打球感を持っていて個人的には反発力とスピンアシスト性が強いガットだと考えています。

ブラックコードよりもややマイルドな打球感で反発性があるガットが良いという方はサイバーフラッシュは使う価値のあるガットなのではないかと思います♪

RPMブラスト

ブラストは比較的に柔らかい打球感を持っていて反発力も強くボールスピードが出やすいガットだと考えています。

個人的にはサイバーフラッシュはブラストの特徴と似ていると思います。
違いとしてはボールの弾道が持ち上がりやすいのはサイバーフラッシュの方だと考えています。

どちらも良いガットですが、ブラストよりも多少もっちりして弾道が上がりやすいガットが良いということでしたらサイバーフラッシュを試す価値があるのかなと思います♪

ポリツアープロ

ポリツアープロはホールド感重視のガットでボールの持ち上がりもかなりしっかりあるガットです。
反発性もあり柔らかさがメインの中他の性能も非常に優れているポリだと筆者考えています。

サイバーフラッシュはもっちり感という観点ではポリツアープロよりも抑えられて作られているガットだと思っています。

しかし、もっちり感が少ないポリツアープロがどんなのになるかと考えるとサイバーフラッシュはかなりそれに近いガットになるんじゃないかなーと思います。

しっかり反発してほしいけどもっちりすぎないガットが良いという方におすすめできそうです♪

サイバーフラッシュの処方箋

反発力が強めで弾道が特別に持ち上がらないラケットのFX500だったので良く飛んでもおさまりの良さがあったということもあるのではないかと筆者考えていて、例えばピュアドライブ2018のような反発力+ボールの弾道もしっかりと持ち上がるようなタイプのラケットだと飛びすぎるという可能性もあると考えています。

反発力重視のラケット+弾道も持ち上がるタイプのラケットだとテンション設定としては比較的に高めのテンション設定でも良いと思います。

筆者個人的にこのラケットが合うと思うのはフレームのしなりが強いラケットです。
【2020年現在】思いつくラケットだとブレードのV7.0 18×20やファントムシリーズのO3モデル、スノワートのグリンタシリーズのようにフレームがたわむもしくはしなるというラケットで柔らかさも欲しいけどパリッと感もあった方が良いという方にそういう特性をくれるガットだと考えています。

もちろんどんなフレームでも【今お使いのガットにもよりますが】もう少し反発性が欲しい、弾道が持ち上がってほしいという方の多くに求めているものを与えてくれると思います♪

価格帯を調べる

この記事を最初に書いた【2020/11/23日】時点での
単張最安値は1000円
ロールは10000円になっています。

価格は日々変動しているので気になる方は下のリンクからご確認ください♪

サイバーフラッシュ

【各ショッピングモールで値段を比較】

ここまで読んでくれてありがとよ!

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