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前提条件【脳みその何割をどこに割いているか考える】

フォアハンド70%
バックハンド30%
や
バックハンド70%
フォアハンド30%
など人それぞれだと思います。
まずは自分がどっちで多く打ちたいかを考えてみてください♪
フォアをメインで打ちたい人はバックはフォアハンドが得意な選手【逆も然り】

筆者が思うにこの二人のバックハンドに共通しているのはシンプルイズベストを体現しています。
ユニットターン【準備完了】までの一連の動作がコンパクトでスイング自体も非常に効率の良いスイングをしています。
筆者的にはこれはフォアハンドで多く攻めたい【多少テイクバックなどの動作が大きくなっても】がゆえに意識的にバックハンドは最低限の動きになった【必然として】と考えています。
昨日書いた記事のデルボトロ選手などもバックハンドは非常にシンプルです。
フォアハンドが得意【バックハンドがどちらかというと苦手】な方は得意なフォアハンドを活かすためにバックハンドは出来るだけシンプルな方が良いと思います。
バックハンドもそれが得意な選手の真似をしようとすると筆者では脳のメモリ不足になってどちらも中途半端になってしまいます。どちらもそのショットのスペシャリストの真似をしていて間に合うということならそれが最善と思いますのでそのまま続けていただければいいと思いますが、現状何かうまくいかないという方は是非意識してみてください♪

フォアが得意な選手はバックハンドがシンプルになって、。
バックハンドが得意な選手はフォアハンドがシンプルになるって考えてるんだな!

色々な選手がいるので一概には言えないのですが、多くの選手に共通することが多いのではないかと考えています!
選手別に少しだけ考えてみる
フェデラー

というか全部強いのですが、特に若いころは今よりもフォアハンドを中心にガンガン回り込む選手でした。
2017年の全豪オープンあたりからはバックハンドも非常に強くなって、フォアハンドだけではなくバックハンドも一級品です。
あくまで筆者の考えなので違うと思えば無視してくださって良いのですが、フェデラーはどちらかと言えばフォアで攻めたいのは間違い無いのですが、年齢を重ねてからはどちらで攻めるというよりはどれだけタイミングよくボールを打てるようにできるかを追求しているように見えています。省エネかつ攻撃的にということですね。
より前に入るようになったのは力の入るタイミングで体重移動を使いラリーの回数を減らした試合展開を作りたいからに見えます。
ネットプレー中心に攻めたい方は、フェデラーのボレーというよりはボレーに出るまでの打点や取り回しは参考になるかもしれませんね♪
錦織

ジョコビッチやナダル同様にバックハンドが非常にシンプルでかつ、フォアハンドよりもむしろ筆者は錦織はバックハンドが良いと思っているくらいです。
フォアハンドメインで攻めたい方は錦織のバックハンドも非常に参考になると思います♪
ワウリンカ

フォアハンドは他フォアハンドが得意な選手に比べてある程度関節や手首の動きを制限していると筆者は考えています。
フォアハンドが武器なのであればバックハンドはシンプルに。
バックハンドが得意な選手はフォアハンドがシンプル気味にですね♪
まとめ【どっちも最強はなかなかに難しい】

これは筆者の単純な準備の遅さもあったと思うのですが、どうしてもフォアハンドを中心に考えるとバックの対応は多少遅れます。そうした時に挑戦したのはバックハンドの半自動化【コンパクト化】です。一発はなくとも相手に攻められず少しは優位性を保てる程度のボールで良いので、コンパクトにフォームを修正しました。
皆さんも是非得意なショットを活かすためにも反対のショットはシンプルにしてみてはいかがでしょうか。
結果として安定感が出て苦手意識もなくなっていくと思います。
ちなみにこれはボレーでも同じようにできると思いますの挑戦ください♪