
Contents
技術的なアプローチ
技術面でアウトが起きる主な理由
・フェイスがブレる
・打点が遅れている
・真ん中で打ちすぎている
・スピン【順回転】がかかっていない
・弾道を持ち上げすぎている【スイングの軌道】
フェイスが上を向いている・フェイスがブレる・打点が遅れている

フェイス面が真っ直ぐよりも上を向いてしまっているとボールは上に上がってしまうのは簡単に想像がつきますね。
筆者としてはアウトミスは今後成長するためにどんどんして欲しいと思いますが、フェイス面が上を向いてしまっているアウトはどれだけ努力を重ねてもこれからうまくなるのは難しいと考えています。
まずは、フェイス面が上を向いてのインパクトでミスをしている方はフェイス感覚を養うことからしてみましょう。
打点が遅れることで、相手のボールに差し込まれフェイス面が上を向きやすくなります。
フェイスがブレる理由の一つとして力が加わりにくい打点でのインパクトになります。
スタンスを肩幅より少し広いくらいに広げ右利きなら左足をそのままのスタンスで前に出し左足のつま先くらいで打つ癖をつけましょう!【左利きの場合は逆】
真ん中で打ちすぎている

この理由としてはフェイスの真ん中の方がボールが飛ぶので飛びすぎを防ぐためと
先の方が回転がかけやすいとされているからです。
なので各メーカーフェイス先側にスイートスポットを持ってきて反発力をあげたり、回転がかかるテクノロジーなどをラケットに採用したりしています。
特に多いケースはフラットベースで強く打つ場合効率面で言えばフェイスの真ん中の方がよりパワーのあるボールを打てますが相手のボールによってはオーバーパワーでコントロールに苦しんでいるということが多いように思います。
勘の鋭い人は自然と飛びを抑えるために自然と真ん中よりも先でボールを捉えていることが多いです。
なので逆にボールが飛んでいない方は少し真ん中で打つように意識するとボールが飛ぶようになると思います。
アウトが多い方は今のインパクトのポイントよりも少し先でボールを打つようにすると飛びを抑えられるかもしれません。
いずれにせよ自分がフェイスのどこの部分でボールを打っているか考えたことがない方は一度自分のインパクト面を確認すると新たな気づきが生まれるかもしれませんよ♪
スピン【順回転】がかかっていない

そういう方の多くの場合は横回転がかかりシュート気味にボールが飛んでいると思います。
これはガットの縦糸で回転をかけているのではなく、横糸を滑らすようにボールを打つことでそうなります。
そうなる一番多い理由はインパクト時にラケットヘッドよりも手首の付け根当たりが先行していることによってラケットヘッドが出てきていないためにボールを撫でるような打ち方になっています。
なんだか縦回転がうまくかからないなと感じている方はワイパースイングも必要ですが、インパクト時の手首の付け根の角度とラケットの面が同じになっているかを確認すると案外すんなりと順回転のボールが打てるかもしれませんよ♪
弾道を持ち上げすぎている【スイングの軌道とスイングスピード】

スピン回転がかかっていてボールも落ちるけど落ち切らずにアウトするという場合は
弾道の持ち上げとスイングスピードの関係を見直す良いと思います。
弾道の持ち上げはガットがどれだけ動いているか【ラケットやガットのテクノロジー力の影響もありますが、技術面で言えばワイパースイングやスイングスピードに依存するとします。】によります。
弾道をあげてコートに納めるにはあたりの厚さを調整し薄いインパクトでコートで納める方法と、厚くインパクトしてもスイングスピードを出し【場合によっては分厚くインパクトする場合も、薄くする場合もありますがそれはケースバイケース】回転数をあげてコートにねじ込む方法があります。
回転数が足りずにコートに収まっていない場合は、スイングの軌道をワイパースイング気味になっているのであればレベルスイング気味『個々で調整してください』にして弾道が上がりすぎないようにすることで収まりが聞きやすくなります。
回転数が足りていないのにはミスを恐れてスイングを止めてしまってアウトする場合と、振り切っているけど回転数が足りない場合がありますが、スイングをまずは完結させてから調整をしないといけないと考えているのでこの記事を読んでいる方はまずスイングを力まない程度にしているところまで自分で追いついてみてください。
振り切っていてミスをしている場合には後述でラケットとガットの関係も書きますが、技術面でのアプローチでは
ワイパースイングになりすぎている場合はレベルスイング気味にボールを打つ癖をつけること。
アウトの理由としてはレベルスイングすぎてライナーでアウトする場合もありますが、その場合は気持ちワイパースイングで縦回転をかける必要も出てくると思います。

スイングスピードがあれば回転数をあげてコートに納めることもできるけど、ラケットやガットの関係もあって飛びすぎるになることもある。
アウトが多い人は無理に弾道をあげて回転をかけるよりもコントロールしやすい弾道コントロールを意識してあげるとうまくいきそう!

商品でのアプローチ
ラケット

反発力が強いモデルの中にも反発力が強くなおかつ弾道もあげやすいというラケットもあります。
うまく扱いこなせれば少ない力でスピード感のあるボールも打てますが、個々によってスイングスピードもスピンをかける技術にもばらつきがあります、。
もし現在反発系ラケットで暴発が多いという方でフェイス面が上を向いていなくて、スピンをかける技術があるのにアウトが多いという方はフレーム厚のある反発系ラケットよりも少しフレームの薄い中厚程度のモデルにするとラケット面では向上がみられるかもしれません♪
ガット

ポリエステルガットを使っている方が多いと思います。
その中でも柔らかく弾道を持ち上げるタイプが最も多いと考えています。
ガットが柔らかく動きやすいタイプというのはボールを容易に持ち上げてしまうが故にプレーヤーのスイングが元々ボールを持ち上げるスイングであるのであればさらにボールを飛ばしなおかつ持ち上げます。
ポリツアープロ
RPMブラスト
ポリツアーレブ
TCS
ブラックヴェノム
あげればキリがありませんが柔らかくボールを持ち上げるタイプのガットを使っていてアウトが多いという方はナイロンガットか弾道が上がりにくいガットにするとうまくいくかもしれません!


G TOUR SPIN3
ポリツアーストライク
コンフィデンシャル
GTOUR1
などのガットはスピンアシスト性程々に弾道をあげないタイプのガットだと筆者は感じているので反発系ラケットで暴発が多いという方は試してみる価値があるかもしれません!
特別に弾道を上げないポリ


ボールの反射する角度が低くなると言われてます。
筆者的にも感覚的に飛びが収まっていると感じますので業界的にはテンションを高くすると飛びが収まるとされているのだと思います。
過度に高いテンションは怪我の理由にもなりあまりお勧めはしませんが、低すぎるテンションの場合は一般的なテンションまであげることでボールの持ち上がりすぎは改善されるかもしれません!
まとめ

アウトが多いという方に向けて技術面、商品面でのアプローチで記事を書いてみました。
技術面でのアプローチを一通り終えてから、うまくいかない場合は商品面でのアプローチにも挑戦してみてください♪
