【テニス】パブロ・アンドゥハル プレースタイルやラケットやガットについて

2021年のGeneva 2021でフェデラーを倒した選手です。
あまり注目を浴びてきた選手ではないのですが、個人的に気になったのでプレーをじっくり見てみました!

基本情報

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出身地 スペイン
生年月日 1986年/1/23【2021年で36】
性別
身長 180センチ
体重 76キロ
利き手
バックハンド 両手
プロ転向年 2003年
キャリアハイ 32位

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プレースタイル

プレースタイルとしては完全なグランドストローカーですが、チャンスがあれば前に出てボレーでポイントをとるスタイル。他強烈なショットを持っている一部のプレーヤーと比べると安定感重視のクセのないフォームで見ていて心地よいテニスですね♪

グリップはやや厚めのフォアハンドですが、クロス側にも積極的にボールを打っていきランキングにそぐわない完成されたテニスをしていると感じます。

3度の肘の怪我がなければもっと活躍していたかもしれません。

シードプレイヤーからすると入ってきて欲しくないノーシードプレイヤーになるでしょう!

フォアハンド

ぱっと見の判断ですがグリップはウェスタンくらいでちょっと厚めの握りだと思います。
逆クロス方向にかなり強烈なボールを打っているので得意なのは逆クロス、ストレート方向の展開が多いように思います。

しかし、見て欲しいポイントはクロスを打つ時の大勢を作る速さです。
打点もしっかりと前気味に捉えてクロスに飛ばしているので、厚めのグリップでクロス方向にボールが思ったよりも飛ばないと思っている方は参考にするととても良いのではないかと思います。

フォアの展開としてはフォアハンドに散りばめながら逆クロスの強打してから前に出るなりする姿勢が見られました。

また、振られた時に軸足【右足】をボールの近くに置く打ち方で厚めのグリップの方はこのスタイルが多いですが、
これも非常に上手に返球しているので参考になりますね♪

バックハンド

フォームは錦織とマレーのあいのこのような美しいフォームで、コンパクトなテイクバックから腰の回転をフルに使ってクロス方向にもきっちりとボールをコントロールしています。

とてつもなく綺麗で参考になり、クセもないので真似するのに非常に良いバックハンドと言えます。
同じようなフォームからストレートにも打ち分けているので両手バックハンドのプレーヤーは意識してみることをおすすめします♪

使用ラケットとガット

この記事を書いた2021/05/23日時点では
ファントム100 o3を使用しています。
ガットはルキシロンのアルパワー。

柔らかいフレームに柔らかいガット。
何度もひじを怪我している選手だからこそのセッティングでしょうね♪

巷ではラケットスペックは
重さ350g
バランス33.5mm
長さ27.5インチ
スイングウェイト351
のものを使用。
プロはこのくらいが一般的だと考えると恐ろしいですw

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