ドミニク・コプファー プレースタイル考察

今回はドイツの中堅ドミニクコプファーについて記事にしていきたいと思います♪

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選手情報

名前 ドミニク・コプファー/DOMNIK KOEPFER
国籍 ドイツ
生年月日 1994/04/29
身長/体重 180cm/82kg
利き腕/バックハンド 左/両手
キャリアハイ 50位【シングルス】

プレースタイル

少し守備能力に力を振ったオールラウンダーという印象を持っています。
ビックサーバーではなく基本的にストロークから優位な展開を作っていきたい選手です。

安定感がありランキング100位以内ですが、もう少し高いランキングでも良いのでは??という堅実なテニスをします。

フォアハンド

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グリップはウェスタングリップくらいでしょうか。特別に厚い印象もありませんが、薄くはないですね。
守るときはスピンで深いボール、当然フラット気味にも強いボールも打てて非常にバランスの良いフォアハンド。

ベースは威力を出すというよりはストロークで続けて有利な展開ができるのを待っている印象があります。

バックハンド

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バックハンドも体を大きく使い、シンプルながら威力のあるボールを打てます。
回転数は少なめでフラットベースのショットを打ちます。

華々しさはありませんが、堅実でお手本にしたいバックハンドです♪

プレースメント

特徴的なのはリターンでのポジションが非常に後ろなところです。
これはリターンを高確率に返球する意図があるのでしょう。

ストロークと粘り強さに自信があるのでできるプレーです。
実際ストローク勝負になればトップ選手ともしっかりと渡り合える実力があり、
サービスゲームはサービス有利を生かして攻撃的なテニス。
リターンゲームでは手堅いテニスをして簡単にキープをさせないプレースタイルです。

相手からしたら嫌なプレーだろうな!

ここを参考にしたい!

ポイント

・堅実なテニスから優位性を見出すプレー
・どのショットもそつなくこなす能力の高さ
・無理なショットを打たない

コプファーのテニスを見ていて感じるのはどのショットもプロなので当然にレベルは高いのですが無理をしていない感じがします。

我々レベルのテニスでもこれは参考になってよくどのボールも打ち込んでいる方がいます【そのうち全部入って化けるかもしれませんが】。
一部の天才はそれで上まで上り詰めるのであながち間違いではないと思いますが、まずは試合を作るという意味合いではコプファーのプレーは非常に参考になると思います。

堅実で正統派で実力もある選手なので今後が楽しみです♪

コプファーの攻めるならここ!

おこがマックス!

本当に穴がない選手ですが、あえていうのであればリターンのポジションが筆者としては気になるます。
トップ選手でなければ十分に通用するでしょうが、シード選手になかなか勝ち越せないのはこのせいでもあるのかなと思います。

しっかりと角度をつけたサービスになればポジションが後ろな分ボールが遠くなります。
トップ選手ならきっちり次のショットをコーナーに決めてくるでしょうし、上位シードでもボールコントロールに長けた選手を相手にすると厳しくなると思います。

コプファーを攻めるならサービスのコースをしっかりつけて優位に展開を作ることですね。
コプファーのサービスゲームは積極的に攻めてくるのでリターンを深く入れることでリターンの時と同じ展開を作りたいです。【偉そうなことを言っていますが、筆者は当然にできませんよ】

コプファー自身の実力とランキングはちょっと乖離している気もするのでポジションを下げてリターンを返すのではなくて通常のポジションでも良いので攻撃的なリターンの練習をするともっと上に上がってくる選手だと思います♪

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