2021全仏オープン ペースを上げたいチチパス・ジョコvs守りつつ攻めたいナダル・ズベレフの構図 

全仏オープンのベスト4の顔ぶれが出そろいました。

ナダル
ジョコビッチ
ズベレフ
チチパス。

今回は個人的に試合がどうなるかを予想してみたいと思います♪

ペースを変えずに打っていきたいチチパス・ジョコビッチ

ドロップやスライスなどは二人とも使いますが、ベースとして二人の選手に共通するのは打ち合いからペースを作りたいということです。

状況によっては当然に守りもしますが、チェンジオブペースというよりはガチンコのストローク勝負を望み、早いペースでのラリーをしたい。

その思惑をどれだけ試合で実演できるかが勝負の分かれ目になりそうです。

いったん、守備的なスタンスから入るナダル・ズベレフ

ナダルとズベレフは相手が攻めているときにカウンターショットというよりは時間を作る印象があります。

ナダルはスピンを多くかけたり、スライスを使い、ズベレフはポジションを下げて時間を作りながらも打つこともあるスタイル。

クレー特有の球足の遅さから不利な展開をイーブンに戻し、自分のチャンスを待つ。

チチパス・ジョコビッチはリターンの精度・サービスの確率がポイントになる

守備的なテニスと攻撃的なテニスが相対したときに攻撃的なテニスの精度が高ければテニスではなかなか守備的なテニスにチャンスは少ないでしょう。

鍵になるのはサービスの質が一番【いつもですが】になると思います。
というのもサービスゲームは守備的なプレーをする二人もポジションをあげてきやすいのでリターンが返った数球は高い確率で早いラリーに持ち込めるはずだからです。

ナダルはどうとでもしてくるでしょうが、ズベレフはサービスゲームはきっとかなり攻撃的に来るのでチチパスが求めているハードなラリーになることも多々あるはずです。

それだけにナダル・ズベレフがもとから守備的なスタンスでくるリターンゲームにどれだけフリーなポイントが作れるかが大事になってくると思います。

もちろん、サービスキープだけではテニスは勝てないのでブレイクもしなければなりませんが、個人的にはクレーコートで守備的の上手なプレーヤーとの戦いではサービスの精度が大事かなと考えています。

ジョコビッチvsナダル

まぁ皆さんも予想しているでしょうが、筆者としてもナダルの方が勝率は高いと思います。

試合の展開としてはジョコビッチが主にナダルのバックハンド攻めつつも左右にボールを振ってくると思います。
それに対してナダルがスピンボールやスライスを混ぜながら時間を作って、ジョコビッチが打ち込んできたボールを自分のタイミングでカウンターする【パッシング】パターンがナダルのリターンゲームでは増えてきそうです。

ナダルのサービスゲームでもナダルがいったん守備的なスタンスに入ればその状況になりますし、サービスで崩せばガンガン来ると思います。

ナダルとしてはジョコビッチに強打させるけど、自分にとっては決定打にならない程度のショットを打たせ、
ジョコビッチには隙ができるのでその時にカウンターで不利な時はポイントを取り、普通に有利ならそのまま打ち込んでポイント取りに来ると思います。

クロス方向にお互いにボールが飛ぶことが多いと思うので、角度がついた時の処理も注目したいです。

チチパスvsズベレフ

ナダル側の立場がズベレフ
ジョコビッチ側の立場がチチパスになると思います。

試合の流れとしてもズベレフがポジションを下げてチチパスが攻めての展開がラリー戦になれば多いはずです。
筆者個人的にはズベレフとチチパスであるのであれば相性的にはチチパスの方が優勢かと考えるのですが、
最近のズベレフの調子を見るとこのクレーシーズンではズベレフが勝つのでは??と予想しています。

多少不利になってもメンタル的にタフでプレーもぶれないチチパスなのでどっちみちこちらの試合は相当タフになると思います。

ナダルと最近の調子の良さからの期待でズベレフの決勝を予想!

普通に試合をすればチチパスが勝ちそうだけど予想が当たるといいな!

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