

サーフェイスの環境は最終的には速いサーフェイスが上達のコツ

各サーフェイスの特徴
・クレーコート【赤煉瓦のちゃんとしたコートは弾足が遅く跳ねると言われているけど小さい頃やっていただけであまり覚えていない】
・芝【バウンドが低く球足が速い】
・ハードコート【球足が速く高く跳ねる】


【芝のコートは日本にはなく世界的にみても特殊なコートなのでここでは割愛します】
世界的にはクレーコートからトップに行く選手も多く、そう言った選手は粘り強いストロークが特徴で、代表選手としてはナダルです。
ですが、最終的に世界のほとんどのコートはハードコートで球足は速くバウンドも高いです。
ということはバウンド後のボールのパワーはより残るコートであるといえます。
逆に言えば球足の遅いコートはバウンド後に失速するために自らボールにパワーを伝える余裕があります。
クレーコートも球足が遅いという点では一緒です。
つまり球足の遅いコートから球足の速いコートに移行するとパワーの伝えすぎに陥りコントロールするのが難しい。
球足の速いコートで普段している人は威力の強いボールに対しての処理が上手くなり、瞬間的なボールのコントロールが上達します。
全仏のクレーシーズンで活躍できる選手は他のシーズンの選手とは異なり、ハードコートシーズンの選手はいまいちというのは多くの方が知っていることだと思いますが、サーフェイスの違いにより向いているプレースタイルが違うのが主な理由です。


しかし、ハードコートはさらにそれよりも高く跳ねるし速いボールを打つ機会が増えます。
そうなってくると毎日人工芝でボールを打っているのと、ハードコートでボールを打っているのとでは対応力の差が生まれてきます。
特に重要なのは高いボールの処理が格段に上達すること、相手の強いボールに対してのフェイス感覚を身につけられることです。
当然に自分のパワーはそこまで伝えずにコンパクトなスイングになるでしょうし、コントロール性をつけるために厚い当たりを意識する必要も出てきます。
日本人はオムニコート【人工芝】が普及しているから世界で活躍できる選手が育たないというのは球足の遅くは跳ねないサーフェイスでやるからクレーコートにもハードコートにも当然芝のコートにも対応するのが難しいからだと言われています。
雨の多い国柄、多少の雨でもプレーできるオムニコートが主流になるのは経営的に機会損失を防ぐためには致し方ないことかもしれませんが、世界で活躍選手が育ちづらい環境になっているの事実だと思います。

じゃあ近くにハードコートがある人はできるだけハードコートで練習をすることでレベルアップにつながるってことだな!
プロになりたいって人ならそうすべきな気がする!
でも草トーナメントくらいでいいって人は何かサーフェイスを変える以外で対策はないのか??

>草トーナメントくらいでいいって人は何かサーフェイスを変える以外で対策はないのか??
これに関してはサーフェイスが変えられないならボールを変えることで擬似的にハードコートに近い環境を作れる気もします。それはボールが硬くてよく飛び跳ねるボールを使うことです。
実際試合で採用されているボールはそういうものが多いので気持ち程度にはなるのですが、
よく練習球として採用されていることが多いセントジェームスなどは趣味のテニスでは柔らかく飛びも抑え気味で理に叶うボールではあるのですが、球足の遅いオムニに球足の遅いボールでは実際の試合のボールとのギャップに驚くことになるでしょう。
ノンプレッシャーボールでも良いのですが、感覚があまりにも違うので、プレッシャーボールの中で飛ぶボールを考えるとスリクソンHD,ヘッドのPRO、ブリジストンのツアープロなどがが当てはまります。
サーフェイスを変えられない方はよく飛ぶボールで普段練習をすることで実際の試合で多いダンロップフォートなどと比べると速い環境で練習をすることができます。
ハードコートで練習できるのであればさらにそういったボールでやることでボールを打ってコントロールする技術が身につくので良いのですがね。。
まとめ

近くにオムニコートしかない場合はボールをよく飛ぶもので対応してみましょう!
メーカーさんが世界で活躍するためのボールとしてとんでもなく飛ぶボールなんて開発してくれたら嬉しいですけど、実際は難しいのかなー。
出てくれば、私は世界には出れませんが技術向上のためにそのボールを使いたいです笑

下がらざる負えないタイミングもあるだろうけど、威力のあるボールに対しての適応するスキルを身に着けてくれ!