【悪用厳禁】 テニス ダブルスのサービスゲームのキープ率をガン上げのコツ【中級編】

今回はサービスゲームでのキープ率を上げるため【ダブルスはまじでサービスゲームのキープ大事です】のコツを筆者なりの視点で書いてみます。【2021/6/27日初回執筆】

間違いなく使える知識になると思います♪

ダブルスのサービスはセンターセオリー

ジュニア時代【はるか昔の話ですが】当時のダブルスのサービスのセオリーはセンターへのサービスでした。
もちろん色々と混ぜないといけないのでそれだけというわけではありませんが、いわゆる手堅いダブルスの形としてはセンターサービスは今でもそうなんではないかと思います。
まずはその訳を考えていきたいと思います。

センターに良いサービスがくるとストレート方向に引っ張りずらい

右利きのデュースサイドであればスピンでセンターを狙う。
アドバンテージサイドであればスライスでセンターを狙うケースが多いはずです。

そうなってきた場合にきっちりとコースが決まれば前に入ってリターン側が返球しない限りはボールを引っ張る【クロス方向への】動作が必要になります。これは技術的には難しくリターンとしてはセンター方向もしくは逆クロスへの返球の方が楽な人が多いです。

一度自分がその立場になった場合にどうなのか考えてみましょう。
きっと多くの人がそっちの方が打ちやすいと考えるはずです。

ボールを引っ張る【クロス方向に】のが得意な人はこのケースには当てはまらないぞ!

もし甘いサービスが入った場合はどちらでも打てるのであくまでそこそこのレベルのサービスが入った場合の話ではあるのですが、このケースの場合はサーバーは自分の方向へボールが返ってくることを予想できます。

サーバー側の前衛はセンターに良いサーブが入った場合はアレーに良いボールが来たら捨てるつもりでポジションを詰めても【ポーチに出る】良いのです【一部そういう状況でストレートが得意な相手の場合は注意が必要です。】

そこそこのレベルにサーバーが達した時にこの考えは非常に有効になってきます。
結局確率論なのでこれが上手くハマった時には多くのポイントが取れているはずです。

ワイドに良いサービスが入った場合

今度はワイドに入った場合には右利きならばデュースサイドはスライスサービス、アドバンテージサイドであればスピンサービスが多いはずです【フラットもありますね】。

そうなった時に一定のサービスレベルを超えるとリターン側としてはクロスに返球するのが技術的に難しくなります。
であるのであれば、サーバー前衛はストレート方向に注意し、サーバーが前に詰めるのであればバックハンドボレーでの処理が増えてくるはずです【ケースバイケースの場合あり】

ワイドサービスが良いのが入った時はサーバー前衛はあえてストレート方向を開けてリターン側にそちらに打たすというテクニックもあるぞ!
そうなると待ってましたとポジションをアレーに寄せてボレーができる。

逆にセンターサービスに良いのが入った時はアレー寄りに守っていてサービスが入ればポーチアクションを取り入れることで相手にプレッシャーをかけることもできる。

サービスゲームはサーバーの打つコースに合わせて前衛と連携を取ることで相手にプレッシャーもかけられるし相手の誘導もできポイント獲得率を上げられるぜ!

ここまでのまとめ

センター方向へのサービスは基本的にポーチがしやすく、サーバー方向への返球が多いはず【プロレベルはそうでもないけど】
そうなってきたときに前衛の役割としてはポーチをしやすいセンター方向へポジションを詰めることが大事になります。

逆にワイド方向にサービスが入った場合は相手がクロスに返すのが技術的には難しくなります。
ということはセンターにリターンが返ってくるからポーチしたらええやんとなりますが、ストレートにも打ちやすいので一定のレベルを超えてくるとストレートに打ってくるでしょう。
なので駆け引きとしてはこの場合は最初はセンター方向にポーチのアクションをリターンに見せておいてストレートケアが一番確率の高いポイントの取り方になると思います。
もし、相手がワイドサービスに対してストレートを打つ技術がなければポーチの選択肢も十分にあり。

サービスキープをガンあげする秘訣は相手のフォームからの予測力

ここまではセオリー的なポジショニングの話です。
これは原則で一部それでは対応できない選手もいます。

その場合はどのように対処するか。
それは相手のフォームを観察し打てるコースや得意なコースを分析することです。
筆者の経験上の話ですがどういったパターンがあるかこの後書いていきます♪

打点を後ろで取る選手はクロスにボールを運べない

フォアハンド・バックハンドでも共通ですが、打点を後ろで取る癖がある選手はボールをクロスに飛ばす能力に欠けているパターンが多いです。

つまりデュースサイドであればフォアハンドはストレート方向もしくはセンター。
アドバンテージサイドではフォアハンドは逆クロスが中心になっているはずです。
【バックハンドは逆】

これはボールの内側をワイパースイングで捉える選手も同じです。

もし、相手選手が前に入ってボールを取れない。打点が遅れていることが多い。場合は様子見を見てそれに合わせて戦略を立ててみましょう。

この場合はデュースサイドであれば前衛はセンターポジションからストレートケア。サーバーはセンター方向への注意。
アドバンテージサイドの場合は、ポーチまたはポーチフェイントのプレッシャー。後衛は逆クロス方向への注意をしておけば予測通りに行くことが多いはずです。

バックハンドも同様に打点を前で取れるかどうかで判断できるはずです。

こういう場合はデュースサイドならストレートを最初あえて開けといてストレートに来たボールをボレーしに行くのは結構有効なテクニックだぜ!

リターンで前に入っている場合はクロス方向への返球が多い

上級者になればなるほどリターンのポジションはニュートラルポジションよりも少しだけでも前になるケースが多いです。

そして、ポジションを上げれば上げるほどコースを変えるのも難しくなります。特にコートの中に入れば入るほどストレート方向は距離が短くなるので難しい。

こちら側のボールが弱ければどちらでもコントロールできるでしょうが、こちらのボールにある程度の威力があり相手が前に入ってきた場合はクロス方向へのボールの方が多いでしょう。

元からストレートを狙っていればストレートもくるでしょうが、もしクロス方向に返すつもりで前にポジションを取っているのであればそこからコースを変える難易度はかなり高いです。

もし相手がクロス方向に引っ張るのが得意な選手であればあるほどそれは顕著になってくるので前衛としては怖い気持ちもあるでしょうが、プレッシャーをかけるチャンスです。

基本がストレートベースな選手であれば前衛としてはストレートケアをしておくべきでしょう♪

フォームからの予測のまとめ

フォームからする予測はベースは相手の打ち方がどちらのコースでも打てる打ち方なのか、打つコースが限定されている打ち方なのかをまずは判断することが大事です。

もし、相手が限定されているタイプなのであればそこをベースにプレーを進めて行くのが良いでしょう。

テニスにおいて予測するということは次のプレーへの対応の速さにも直結してくる部分なので普段から選手を分析しこのパターンはこうくることが多いなという分析をする癖をつけましょう!

そうなってくると選手の弱点も見えますし、そこから今の自分のプレーの改善点も見えてくるはずです。

こっちのサーブがゆるくて相手に時間を与えてしまうと当然にどこでも打てるからそこそこにサービスが打てる人向きの記事!

実際コートで試してみてくれ!

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