【大昔のラケット】 ウィンブルドン インプレ レビュー

化石のように古いラケットですが、ずっと家にあって気にはなっていたので、
もー全く需要はないでしょうが、インプレをしてみたいと思います♪
【2021/06/30初回インプレ】

うん。

全く需要ないだろうな笑

ヤフオクでは今でも出品があるからクラシックラケットを安く買いたいって人にはもしかすると価値があるかも!

商品情報

ラケットに詳しいスペックはそもそも書いておらず、ウィンブルドンテニスラケットで調べるとバボラやウィルソンが出しているウィンブルドンカラーの情報しか出てきませんでした。笑

重さは315g程度
70%がカーボングラファイト
30%がグラスファイバーで作られているという情報のみわかりました!

なんの根拠もないけど、おそらくはウィンブルドン【グランドスラムの】が過去に販売したラケットだと思う!

インプレ

ポリプラズマ1.23mmをテンション48ポンドで張り上げてインプレに臨んでいます。

打球感【柔らかく現代ラケットにはない打球感】

マックス200Gというラケットが昔とんでもなく人気があったのですが、それに近いものをなんとなく感じつつもそれよりはしっかりとした打球感です。

インパクト時にラケットが大きくたわみ復元してボールを飛ばしてくれるのですが、現代の硬めでパワーに優れたラケットと比べると少し打った力をロスする感覚がありました。

なんだか昔のナイロン素材のラケットの雰囲気を残しつつちょっとハードに仕上げてみたそんなラケットの印象を持ちます♪

反発性・伸び

適切な打点で打った時はアウトとかはせずにとても安定してストロークができる一方で、伸びに関しては使用者のレベルが問われるラケットです。

反発性は現代ラケットに比べると明らかに抑えられており、そのおかげもあってかボールに角度はつけやすく反発性や威力は出ないけどコートは広く使える印象を持ちました。

ただ、オフセンターでとると途端に振動と極端な飛びの悪さを感じるのでしっかりとインパクトできる人向けのラケットという印象。

スピンアシスト性

スピンアシスト性に関してはあまり期待しない方が良いと思います。
そもそもスイートスポットでボールを取らないときちんと飛ばないこと。現代ラケットと比べてスイートエリアが狭いことを考えるとラケットヘッドを大きく下げてスピンを打つタイプの方ではより難しいラケットです。

筆者が使っていてもスピンをかけようとするとむしろ扱いが難しさを感じました。

まとめ

スピンを多くかける現代テニス向きのテニスではなくクラシックなボールを後ろからしっかりと運ぶテニスに向いているラケットで、最近のラケットは飛びすぎるなーと感じている方にはむしろ懐かしさと扱いやすさを感じると思います。

正確なインパクトを実現できてラケットのうまみを感じられるという理由では、現代のラケットのアシスト性に助けられている方にとっては良い練習ラケットにもなり得るかなとも思います。

ただ、試合に出場してかちたいという方には明らかにアシスト面では劣っていると感じます。

ガット別

ポリプラズマ1.23mm【48ポンド】

インプレをする際にはできるだけ同じガットでやることでラケットの特性を感じられるようにしています。

ポリエステルガットとして特別なアシスト感の少ないポリプラズマでの使用では、オフセンター時のボールの飛びの悪さを感じましたが、普通にプレーをしているときはアウトの心配はなくプレーをすることができて個人的には良い組み合わせだったと思います。
もう少し、プレー全体でのパワーが欲しかったのでポリプラズマで張るのであればテンションを下げるか、反発力の強いポリエステルガット。ナイロンガットで調整すると良いと思います♪

きっとこの記事は今となっては需要が一切ない記事だったのに
ここまで読んでくれてありがとよ!

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