
初回のインプレから5年。
【2021/04/23】に再インプレです♪
最近まではプロハリケーンツアーって名前だったんだけど、バボラ公式ページを見るとRPMハリケーンに改名されていた。
昔からテニスをしている人間にとってはなんだかロングセラーガットだった分悲しい。
Contents
商品詳細
商品名 | RPMハリケーン【旧プロハリケーンツアー】 |
品番 | 241141 |
生産国 | フランス |
素材 | ポリエステル |
構造 | モノフィラメント |
カラー | イエロー |
ゲージ【太さ】 | 1.20mm/1.25mm/1.30mm |
定価 | 2500円【税込み2750円】 |
手頃な価格のRPMハリケーンなら、試合で優れたスピン性能、コントロール力、耐久性を発揮します。ベースラインから大きくボールを打つ場合、対戦相手を疲れさせるために重いスピンをかけることができます。
(展開して詳細情報を見る)ストリングはラケットのエンジンの役割を果たします。ラケットのパフォーマンスの半分は使用しているストリングで決まります。そのため、適切なストリングを選ぶことが重要です。バボラは1875年にテニスストリングを発明しました。それ以来、バボラは、プレーヤーが、これまで以上に試合でベストを尽くし、楽しんでプレーができるように、ストリングの革新を続けています。
スピン
八角形の構造をした高密度共ポリエステルにより、ボールに高速な回転がかかるため、驚異的なスピンをかけることができます。コントロール
すべてのRPMストリング同様、RPMハリケーンは優れたコントロール性能を発揮するため、どのようなショットも正確に打つことができます。特殊な低密度共ポリエステルのストリングの場合、より柔らかい打球感が得られます。より高いトレランスを求めるプレーヤーに最適です。耐久性
共ポリエステルが使われているため、バボラのRPMシリーズは、非常に耐久性に優れたモノフィラメントストリングです。時間が経っても優れたストリング性能が続くことを望む、力強くボールを打つプレーヤーに最適です。
インプレ
季節は春、暖かくなってきたころの夜プレーしています!
打球感【柔らかくホールド感あり】
打球感は昔感じたようにモチっとしています。
加えてしっかりとした打ち心地があり、打球間の心地よさと打ち心地は素晴らしいガットだと改めて確認することができましたね♪
柔らかくしっかりとしたガットです!
反発性・ボールの伸び【どちらも強め】
今でもその感想は変わりはありません。
しかし当時と比べ私もかなりたくさんのガットをインプレしているので今の感覚で感じることは
ボールは相手方向に快適に飛んで行くのですが、スピンアシスト性という観点では特別に良いというふうに感じないということです。
相手方向に強く反発してくれますが、少なくともFX500のこの気温では筆者も場合はスピンをかける意識をしないとボールの弾道コントロールがうまくいかなかったです。
反発性・伸びは自分で強く振っていかなくても優秀ですが、自分でガッツリボールのパワーを伝える場合には自分で飛びをコントロールするスピンをかけられる必要があるように感じます。
スピンアシスト性【特別なアシスト感は感じない】
もちろん自分の技量次第でかけようと思えばかかります。
元からスピンをかけるタイプのスイングの方はガットの反発力を利用しながら強いスピンボールを打てるとは思いますが、筆者はフラットドライブ気味にボールを打つのでRPMハリケーンを使うと思ったよりもボールが深くなると感じました。
自分でスピンをかけてコントロールするのも良いのですが、スイングをできるだけ変えたくはないのでもう少しテンションを上げて飛びを抑える方が良さそうと感じています。
まとめ【ガットの反発性を利用し自らスピンをかけるのが吉】
筆者のようにフラットドライブの場合使っているラケットにもよりますが、少なくとも反発系ラケットの場合は少し高めのテンション設定でないと思ったよりもボールが深いORアウトということになるのではないかと思います。
昨今はやっているスピンガットを使っていて、自身がゴリゴリにスピンをかけていてボールが浅くなる。ちょっと威力感が足りないと感じている場合にはRPMハリケーンが持っている反発性を利用することで攻撃的なボールを打てるんじゃないかと予想しています♪
ラケット別
FX500
52ポンドでは思ったよりもボールが飛んでしまいコンタクト時にかなり気を遣う結果になりました。
スピンアシスト性能が特別に強くないこと、RPMハリケーンの反発力が関係していると思います。
冬時期はもう少しテンションを下げることも検討する必要がありますが、今からの暑くなる時期に関しては54-55ポンドくらいでちょうど良さそうです。
各々のスイングの仕方やスイングスピードでテンションは変わってきますので、まずは高すぎないテンションで調節してみてください♪
他ガットと比較する
ポリツアープロ
RPMハリケーンも遜色ないくらいに柔らかさがあると思います。
筆者としてはややポリツアープロの方がボールの持ち上がりやホールド感を強く感じます。
一方でRPMハリケーンの方がボールの盛り上がりを感じない代わりに前方向への推進力やボールの勢いを感じています。
ポリツアープロの方が個人的にはボールの収まりや弾道のコントロールはしやすく感じるので、もし現在RPMハリケーンで暴発が多いのであればポリツアープロは良い選択肢になるますし、
逆にポリツアープロでボールのパワー不足を感じるのであればRPMハリケーンは良い選択肢になるのではないかと思います♪
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RPMブラスト
打球感はブラストの方が軽く弾き感がややあり、ボールを持つ感覚が強いのがRPMハリケーンになると考えています。
ブラストの方が軽くボールを飛ばせますが、個人的に強く打ってボールに威力を出せるのはRPMハリケーンです。
ブラストの方がスピンアシスト性はどちらかというと強く感じ、角度のコントロールやスピード感のある攻撃には向いているのかなと思います。
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ポリグランデポリフォーカス
ただ、もっちり感やスピンアシスト性能はややプロフォーカスの方が個人的には感じています。
RPMハリケーンの方がボールの威力感は出しやすいので人によって好みが分かれてくると思います。
RPMハリケーンでややボールのアウトが多い人でできるだけ近い打球感で弾道コントロールをしたいのであればプロフォーカスは良い選択肢になると考えています♪
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RPMハリケーン【プロハリケーンツアー】の処方箋
筆者が久しぶりに使って感じたのは現在や昨今の反発系ラケットではボールの収まりやコントロールとの兼ね合いが難しい可能性があるなということです。
弾道を特別に上げてしまう特性のフレームのラケットとハリケーンの組み合わせでアウトミスに悩んでいるという方はスピンアシスト性能の強いガットに変更するとミスが減ってプレーが安定するのかなーと考えています。
なお、なおなかなかにパワーのあるガットなだけにテンションを低くしすぎるとオーバーが多くなる可能性もあるのでテンション設定にも注意したいガットです♪