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ダンロップ公式
鈴木貴男プロ
CX200
商品情報
メーカー小売希望価格 | オープンプライス |
フェイスサイズ | 98インチ |
長さ | 27インチ |
重さ | 305g |
フレックス | RA65 |
グリップサイズ | 2・3 |
ストリングパターン | 16×19 |
推奨テンション | 45-65 |
カラー | ブラック×レッド |
素材 | グラファイト、高弾性グラファイト、ダイポルギーエポキシ、高反発ウレタン |
原産国 | 中国 |
品番 | DS21902 |
交換用グロメット品番 | DS21902G 別売 ¥1,500+税 |
インプレ
打球感【しっかりしているがマイルド感ある。】

その時のインプレも今回久しぶりに使ったインプレも同じです。
ボックス形状でしっかりめの打球感ですが、独特の包み込むような打球感があります。
ただ、【2020/10/24日】現在、もっと柔らかいラケットもあるので特別に柔らかいラケットとは言えなくなっています。
ただ、ある程度ラケットにがっつりとした打球感を求めつつ、多少の柔らかさを感じたいということでしたら、ぴったりとはまるラケットです。

50ポンドかそれより上のテンションではガットにもよるが、相当のスイングスピードがないとしんどいと思うぜ!
反発性【フェイスをしっかりと作らないと飛ばない可能性あり】

ランニングショットなどでガンガン走らされたときにワイパースイングが雑になるとあまり飛んでくれませんでした。筆者の実力不足もかなりあるとは思いますが、ボールに対してしっかりとフェイスを作らないと飛ばないと感じるケースも大いにありそうです。
しっかりと面を作れていれば反発性はそれなりにあるとは思いますが、他反発系ラケットと比べるとかなり抑えられている印象です。
ボールのスピード感や伸びに関しても、ラケットのアシストを借りるというよりは自分のスイングで作ってあげるイメージの強いラケット。
相手のボールが強ければ大してスイングパワーもいらないですが、飛んでこないボールに対しては自分でしっかりとパワーを付け加えてあげる必要があると思います。
スピンアシスト性【スペックから考えるとかかる。潜在能力はある】

普段がスピンアシスト性の強いラケットを使っているのなら過度な期待はダメですが、同一スペック帯の中ではかかりやすい【潜在能力あり】と考えています。
まとめ【ラケット全体で見て柔らかくはないが、コントロール性に優れ競技レベルで安定感を出せる】

ガットをローテンションで張ることでほとんどのユーザーが対象になると思います【43-46ポンド付近】
試合の中で使っていて良かったポイントは無駄に飛ばない。
とっさのボールでアウトになりにくいのは非常に良かったです。
【2020/10現在】テニスを本格的に復活してちゃんとやっているのですが、リターン時にアウトしてしまうことが多いのですが、そういうミスは反発系ラケットを使っている時よりも格段に少なくなりました。
一方で打ち込んだ時にはアシスト感が少ないので自分でしっかりと伝えていかないといけない感覚もあります。
相手のボールが強くてもCX200なら振り切っても入る安心感があり、黄金スペック付近に比べるとしんどさもあるが楽しくスイングできます。
反発系ラケットでアウトが多い方は使ってみると比べて低反発な分、扱いやすさを感じるかもしれません。

とりあえずは40ポンド中盤くらいで様子見をしてから、飛びすぎるなら徐々にテンションを上げていくことをいおすすめします!
CX200
ガット別
RPMブラスト【46ポンド】【2018/12/21】

使ったのが冬でちょっとしんどさを覚えた記憶があるので、冬に使うのであればもう2ポンドほどテンションを下げると筆者にはちょうど良いかもしれません。
RPMブラストもポリ全体で見た時にやや柔らかいくらいのポリで、しっかりしているCX200には比較的合うガットだと思います。
反発力は強いので、しっかり感を残しつつスピード感も出せるセッティングです。
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プロレッドコードワックス1.25mm【43ポンド】【2020/10/24】

ワックスもRPMブラスト同様に反発力+柔らかさがあり、特徴としてはRPMよりも柔らかさの面では秀でているガットだと考えています。
それを43ポンド環境で使うとより柔らかさをしっかりと感じられました。
ただ、使っていて感じたのはちょっと振動【雑味】が多い印象。
振動止めを途中でつけたら気にならなくなりましたが、芯を外した時のばいーんとした感覚はあまり好きではありませんでした。
テンションとしてはかるくテニスをするには良かったのですが、ちょっとアウトを心配しながらのプレーをする必要があったのが、CX200の良さをなくしてしまっている感じがありました。
RPM同様に46ポンドくらいがちょうどよいのではないかと思います。
プロレッドコードワックス【47ポンド】【2020/10/24】

個人的には43ポンド環境よりは47ポンド環境の方がワックスでは良いのではないかと思います。
飛びの演出もできながらコントロール性の良さもしっかりと出せていて、スピンもよくかかっています。
何より、しっかり振ったときの安心感が43ポンドよりもあったので、反発力に優れたタイプのポリはここら辺のテンションがCX200はあっていると思います。
他ラケットと比較する
SX300

反発性、柔らかさ、スピンアシスト性どれをとってもSX300の方が優秀です。
弾道の持ち上がり方良く、現代主流のスピンショットをメインにするなら間違いなく、SX300の方が良いでしょう。
ただ、弾道が持ち上がると困ったり、ボールのパワーは自分で伝えるからコントロール性が良いラケットが良いということでしたら、CX200の方が向いていると思います。
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FX500

ボールの飛び方としてはCX200とSX300の間がFX500のイメージです。
CX200よりももうちょっと飛びが良くて、無駄に弾道を上げたくないという方はFX500も選択肢になるかと思います。
逆に現在FX500を使っていてちょっと飛びすぎると感じている方はCX200が良いかもしれませんね♪
CX200の処方箋

安定感=無駄に飛ばない=パワーアシストがあまりないということなので、
コートに収まるがスイングパワーが足りなくて伸び感が足りないということですね。
そう感じている方は柔らかいポリでガンガン振っていくのも良いと思うのですが、
パリッとしているポリをローテンションで張ることで意外とラケットの良さを引き出せるのではないかと思っています。
なので、近いうちにCX200にちょっと硬めだけどパワーアシストがあるガットを低いテンションで検証しようと考えています。
また、試して記事にUPしますのでお楽しみに♪
CX200の価格帯調査【2020/10/24更新】

国内正規モデルなのでかなり安いですね。笑
気に入っている人は今のタイミングはお買い得かもしれません。
【ということはつまり意外と近いうちに新作がでるのか??】

CX200