ピュアストライク100 インプレ レビュー ここ数年で一番推せるラケットです

今回は2019年発売のピュアストライク100をインプレします。
RA値が高いのに不思議と柔らかさもあるラケットで、バボラのテクノロジーの高さが見えるモデルです!

商品情報

FSI POWER

ENLARGE STRING PATTERN
ストリングパターンを上下に広げ、スイートエリアを拡大。オフセンターショットを含むあらゆるショットのパワーアップを実現しました。

DIAMOND GROMMET WOOFER
ウーファーをインサイド化した新形状のダイアモンドグロメットを採用。ストリングの可動域を微調整し、ホールド性、快適性、コントロール性を最適化しました。

NEW BUMPER SYSTEM
空気抵抗を抑えた新しいバンパーシステムによりスイングスピードと操作性も向上

 

WOOFER SYSTEM

世界が認めたウーファーのアドバンテージ。
ラケットとストリングの関係に着目し、ラケットとストリングが相互に作用するウーファー開発。このストリングメーカーだからこそ実現したキーテクノロジーを1999年から主要ラインナップに搭載し、数多くのアドバンテージをバボララケットにもたらし続けています。
C2 PURE FEEL

【ピュアドライブ】【ピュアアエロ】に搭載され、コアテックスから進化を重ねてきた【ピュアフィール】テクノロジーを新たに採用。振動対策のエキスパートであるSMAC社の高機能素材をフェイス部に応用することで、振動吸収性の最適化を図り、よりピュアなタッチを実現しました。

 

CONTROL FRAME TECHNOLOGY

高精度なボールコントロールを可能にする【コントロールフレームテクノロジー】
ボックス形状と楕円形場を組み合わせた独自のフレーム構造を採用。従来のボックス形状フレームに比べ、ハードヒットにおける安定性とレスポンスが格段に向上し高精度なボールコントロールを可能にします。

 

スペック

品番 BF101400
長さ 27インチ
フェイスサイズ 100インチ
ウェイト 300g
フレックスRA 320mm
フレーム厚 21.0~23.0mm
素材 グラファイト
ストリングパターン 16×19
推奨テンション 50-59ポンド
グリップサイズ 1・2・3

ピュアストライク レビュー

ピュアストライク100は反発性のわりにラケットが柔らかくボールの伸びも必要な分はしっかりと出て、柔らかいのに全体的にバランスに優れたラケットと言えると思います。

ハードヒッターが剛球で押し切るのにはちょっと物足りなさを感じるでしょうが、取り回しの良さを利用してプレースメントで勝負するならもってこいの一本になると思います。

打球感

 

新しいピュアストライク100はRA値が72とラケット全体で見た時に大分高いので硬いのでは??と思っていたのですが、実際の打球感はとても柔らかさを感じました。フレーム自体がしなり感覚はあまりなく、ガット全体でしっかりとホールドしていてくれている印象です。

打球感は柔らかいですが、フレームのしなりからくる柔らかさではないので新感覚です!

RA値と打球感の硬さは比例するものが一般的ですが、今作のピュアストライク100はRA値が高いのにとても打球感が柔らかい。もともとストリングメーカーだったバボラだからこそのテクノロジーが詰まったラケットですね。

 

反発性・ボールの伸び

反発性・ボールの伸びともラケット全体で見れば優秀な部類に入ると思います。
反発性とボールの伸びどちらの方がウェイトがあるかを考えると反発性になると思います。ボールの伸びに関しては他にもっと伸びるラケットがあるかと思いますが、反発性に関しては楽にボールを飛ばすのに十分なものがあります。

打球感の柔らかいものはフレームがしなってパワーロスをすることが多い中、ピュアストライク100はフレームはしならずにガットの性能を最大限生かすテクノロジーが盛り込まれているためガットの動きで柔らかさを演出しています。
だから十分なボールの反発や、ボールの伸びをしっかりと体感できるのではないかと思っています。
スピンアシスト

スピンアシストに関してはラケット全体で見れば優秀な部類と考えられると思います。
最近のラケットでいえば個人的にはブレード2020が良くスピンがかかるモデルです。
それよりはアシストは少ないと思いますが、その分ボールの伸びが演出しやすいといったメリットがあると考えています。

強烈なスピンアシストのあるラケットを考えるとグラフェン360 スピードMPやエクストリーム、ピュアドライブ2018などがあります。

スピンアシストだけを考えるとこれらのラケット【特にスピード】は優秀かと思います。
しかし、こういったラケットは打球感がシャープで球離れが速いモデルでもあるので柔らかさが十分にあるピュアトライクとは打球感では大きく違ったラケットです。
ラケット選びは奥が深くて難しいです。。。

 

他のモデルと比較する

ピュアドライブ2018との違い

ピュアドライブ2018との一番な違いは打球感のクリア差だと思います。
二本とも同じタイミング使ったのですが振動の多さが段違いでした、スピン性能や弾きの感覚はピュアドライブの方が強かったですね。ピュアドライブ2018の方がスピンガンガンかけるタイプのテニスには向いていて、
ピュアストライク100はコントロール重視のフラットドライブ気味のプレーに向いている感じを受けました。まぁスピンもしっかりかかるのでどっちでもいけるっちゃいけますが、ラケット自体の特徴としてマイルドな打球感でスピンほどほどにボールをコントロールする方が性能を発揮できそうな感じです。

ピュアアエロ2019との違い

ピュアアエロとの違いは球離れの速さとボールスピードとスピン性能に特化しているかの違いになると思います。

個人的にピュアアエロの方が扱いは難しいですが、扱いこなすことができれば強力な武器になると思います。ボールスピードは最高レベルでるしスピンかかるしでいいことは多いです。

しかし、ピュアストライク100の方がホールド感があってコントロールがしやすい感じがあってショットの多彩差に関しては勝っているのではないかと思います。

それぞれの特徴で好きな方を選んだらいいですね。

ブレード v718×20との違い

新作のブレード18×20との比較ですが、どちらもラケット全体で見た時に非常に柔らかいラケットになりますが、
ピュアストライク100よりも柔らかさを感じるのはブレードになると思います。また、ブレードはフレームがかなりしなりますので振り遅れたときもラケットがしなり返球がしやすいです。
ですが一方でボールの伸びはそこまで強い印象はなく、ボールの威力よりは回転、テクニックなどを主体にプレーをするプレーヤー向きという印象を持っています。

ピュアストライクもボールの伸び主体で攻めるよりもプレースメント全体で勝負するのに向いていると思います。ボールの伸びに関してはやはり他の重量級モデルの方が優秀です。ですが、扱いやすいラケットのくくりで考えると十分に伸びが出るラケットと言えるでしょう。

同じ柔らかいラケットですが特徴が異なるラケットなので悩んでる方は一度試打することをおすすめします!

 

このラケットの優秀POINT!

柔らかいのパワーロスなし特殊な万能型ラケット

ラケットがしならず柔らかいのはほんと特殊なケースです。
あえて近いものを考えるとすればヨネックスの現行のブイコア100なんかはこれの柔らかさが抑えられた感じのラケットになるかと思います。
ただ、ホールド感とかボールが食い込む感覚はピュアストライク100の方が圧倒的二あると思います。

サービスの角度が変わった

個人的にこれはとても嬉しい誤算でした。
ボールを掴む感覚が良く、ストロークではピュアドライブの方が回転かかる感覚があったのですが、ボールを潰す余裕が常にあるサービスに関してはピュアストライクの方が切れのあるサービスを放り込むことができて、今までよりもさらに角度のついたサービスが打てるよう二なりました。

クセはありますが扱いやすさはここ数年で一番と言えるでしょう

同じ日に新作ブレードも使いましたが扱いやすさはこちらの方が個人的には上でした。
ここ数年でそれぞれ各メーカーたくさんいいラケット出していてその人にあったものを使えばいいのはかわらないですが、ラケットにこだわりがない人であればこのラケットが今のところ一番押せると思います。

いかがでしたでしょうか。
個人的にここ数年でMVPを出せるラケットに出会ってしまいました。

ラケットチェンジを考えている方は一度試してみるといいかもしれません。

いつも通り最安値がでるフィルターのかかったリンクを用意しておきますので最安値が気になる方はご覧ください。

ピュアストライク100 最安値一覧

最後にここまで読んでくださった方ありがとうございます。

Twitterでフォローしよう