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商品情報
テクノロジー
FSIテクノロジー
ENLARGE STRING PATTERN
ストリングパターンを上下に広げ、スイートエリアを拡大。オフセンターショットを含むあらゆるショットのパワーアップを実現しました。
DIAMOND GROMMET WOOFER
ウーファーをインサイド化した新形状のダイアモンドグロメットを採用。ストリングの可動域を微調整し、ホールド性、快適性、コントロール性を最適化しました。
NEW BUMPER SYSTEM
空気抵抗を抑えた新しいバンパーシステムによりスイングスピードと操作性も向上。
CORETEX PURE FEEL
パワーラケットに、よりピュアな打球感を。
自動車や航空宇宙産業などにおける振動対策のエキスパートであるSMAC社と協力し、同社の新素材をスロート部に応用。 振動吸収性を最適化することで、よりピュアでダイレクトなフィーリングを実現しました。
GT TECHNOLOGY
WOOFER SYSTEM
世界が認めたウーファーのアドバンテージ。
ラケットとストリングの関係に着目し、ラケットとストリングが相互に作用するウーファーを開発。このストリングメーカーだからこそ実現したキーテクノロジーを1999年から主要ラインナップに搭載し、数多くのアドバンテージをバボララケットにもたらし続けています。
イリプティック・ビーム
フレーム剛性を大幅に向上する楕円形の「イリプティック・ビーム」を初代モデルから採用。「ピュアドライブ」の圧倒的なパワーを生み出し、プレーアビリティを決定づける基本設計として、変わることなく受け継がれています。
スペックで判断
商品名 PURE DRIVE VS
品番 BF101328
長さ 27.0インチ
フェイスサイズ 98平方インチ
ウエイト 300g
フレックス RA 70
バランス 320mm
フレーム厚 21.0〜23.0mm
素材 グラファイト
ストリングパターン 16x19
推奨テンション 50〜59ポンド
グリップサイズ 2・3
スペック的に見るとほとんど黄金スペックですが、フレーム厚がやや薄い。
スペック的に見ればやや反発力が黄金スペックのものよりも抑えられたものであると考えられます。
また、RAの値は最近出たピュアストライクやピュアアエロシリーズよりも柔らかく作られています。
みなさんピュアドライブ2018との比較がきになるところでしょうが、RAの値はピュアドライブVSの方が柔らかくなっています。
RAとは簡単に言えばフレームの硬さの値ですね。
数値が低いほど柔らかいと思っていただいて大丈夫です。
ピュアドライブVS レビュー
まずこのピュアドライブVSですがボールの反発力はあんまりピュアドライブと変わらない感覚です。
ラケット的に十分に反発力のあるラケットと言っていいでしょう。
ただ、ボールの弾道が低くなる、所謂ボールの威力がすごく出ます。
なのでより攻撃的なプレーをする人にはとても向いていると思います。
スピンガンガンで攻めるというよりはフラットドライブでより速さと威力をというプレーヤー向きのラケットと感じました。
フレームはしなりません笑
打球感はうわっ硬いとなることはありませんが、別に柔らかくもないって言う感じですかね。
個人的にはボールの伸びのレベルで言えば、ヘッドのプレステージレベルのボールの伸びを感じていますが、
そう考えると打球感はとても柔らかいとなるかもしれません。
出るボールの威力から見たときにフレームは硬くないと言っていいと思います。
ただ、ラケットワークが中途半端になったり、オフセンターでボールを打つとちょっと思ったところにボールが飛んでくれないので、
競技者モデルと言っていいラケットと思います。
ただ、競技者モデルとしては優しい位置付けのラケットになると思いますし、テニスのレベルを一歩上に持っていくのには良いモデルかと思います。
他のモデルと比較する
ピュアドライブ2015と比較する
まずピュアドライブ2015がどういったモデルかと言うと反発力は十分で当てるだけでボールは飛びます。
なので楽なのは現在のピュアドライブ2018と同じではあるのですが球離れが非常に早いラケットです。
ガンガンスピンをかけて競技者レベルでしようとすれば球離れが早いのでそれなりのスイング速度が必要なラケットでもあります。
ピュアドライブVSとこのピュアドライブ2018年を比べると球離れはピュアドライブVSの方が緩やかでホールド感があると思います。
スイング速度に関してはゆっくりなスイングでボールが飛びやすいのはピュアドライブ2015年になると思います。
どちらも早いスイングをすればスピンは当然かかりますが、スイングレベルが高い人がボールを打つとピュアドライブ2015の方がスピンはかかると思います。
であるのに対してピュアドライブVSの方がボールの威力と伸びを出してくれる感じです。
ピュアドライブ2018と比較する
ピュアドライブ2018とピュアドライブVSは大きな違いがあります。
まずは、必要なスイング速度はピュアドライブ2018の方が低く扱いやすい。
また、スピンもピュアドライブ2018の方が容易にかかるので初心者にどちらが向いているかと聞かれると多くの方はピュアドライブ2018になると思います。
打球感の柔らかさもピュアドライブ2015から2018に新しくなったときにかなり柔らかくなっているのでピュアドライブ2018はより初心者向きなモデルとなっています。
なのでVSが競技者モデルとすればピュアドライブ2018は本当の意味で競技者から初心者までといったラケットのイメージです。
スイング速度が速いプレーヤーが使ったときに
ピュアドライブ2018とピュアドライブVSを比較すると
ピュアドライブ2015の比較と同じになりますが、
位置付け的にピュアドライブ2018が最もスピンがかかる仕様になります。
ピュアアエロと比較する
ピュアアエロとピュアドライブVSを比較すると
球離れが早いのはピュアアエロになります。
ボールスピードが出しやすいのもピュアアエロ。
スピンがかかるのもピュアアエロ。
ボールの伸びが出るのはピュアドライブVS
威力が出るのもピュアドライブVS
こうなるとピュアアエロの方がいいじゃねぇかとみなさんお思いかもしれません。
確かに扱いこなすことができればピュアアエロの方が優秀です。
ただ、とてつもなく高い反発性と球離れの速さがあるのでコントロールが難しいモデルです。
常に一定以上のスイングスピードとラケットワークでスピンをかける必要があり、楽に飛びますが緻密さが必要なラケットでもありますので
初心者には反発力があって楽に飛ばせるモデルとして人気のあるモデルですが、競技者としてコートを走り回って打つ分には上級者向けのラケットとなります。
なので日本人が個人的に世界で戦うとなるとこのピュアアエロが個人的にはおすすめです。ラケット時代に半端ねぇラケットがあるのでパワーが勝てない日本人にオススメできるモデルです。
一方でピュアドライブVSはボールの伸びや威力が魅力的なラケットで、そもそも使うのに一定のスイングスピードを要求されるのですがそれを超えるプレーヤーが使えば
ピュアアエロとはまた違った魅力のあるラケットです。
ピュアストライク2020と比較する
ここ最近で最も私がオススメしているモデルがこのピュアストライク100ですが、イメージとしてピュアドライブ2018がほんのり反発力を落として
打球感がクリアでマイルドにしたものであるとお考えいただいて大丈夫です。
初心者の方がどちらが扱いやすいかと言われと間違いなくピュアストライク100をお勧めします。
フラットドライブ気味のボールとコントロールの正確さで言えばピュアドライブVSの方が優秀ですので、より競技者向けとで高みを目指される方はピュアドライブVS選択肢の一つになっていると思います。
ピュアドライブVSの適正テンションを考える
ピュアドライブVSですが、特徴として若干飛びを抑えているモデルです。
また柔らかさを感じるためにはそれなりのスイングスピードが必要です。
なのでそもそものテンションが高すぎるとどうしても硬さが出てしまうモデルです。
私がピュアドライブVSを張るときは47−52ポンドの間で調節することが多いです。
もちろんガットの素材と使用される方のスイング速度で変わってきますから、一概には言えませんから
ご自身のプレーで調節してください。
ポリの硬い部類のガットであれば47くらいで私は張りますし、
逆にポリの柔らかいガットであれば51ポンドくらいですかね。
あまり硬すぎるとラケットの恩恵を受けるのが難しくなるのでまずは緩いくらいでいいと思います。
ピュアドライブVSにマッチするガットを考える
これもスイングスピードでかなり変わってきます。
高校生みたいに無尽蔵な体力がある方は硬いポリでも良いでしょう。
しかし、私のような一般的な社会人レベルでは硬いポリはこのラケットは現実的ではないと思います。
硬い系ポリを利用される場合はテンションは50ポンド以下が望ましいでしょう。
個人的にはこのラケットを使うのであれば
ポリの中で中間〜柔らかいガットを49ポンド前後をお勧めします。
ナイロンであれば別にどれでも大きな違いはないでしょうがそれでも50ポンド後半になると硬さがどうしても出るので50ポンド前半くらい。
スピンを多少かけながら苦しくない程度にプレーされるのであれば柔らかいポリを49ポンド前後【スイングスピードに自信がない方はもう少し低いテンション】
ナイロンガットでホールド感のあるガットであれば50ポンド少し超える程度なら大丈夫でしょうが、ミクロスーパーのような柔らかさがあまりないタイプのナイロンガットであるならば、40ポンド台後半で様子を見るといいと思います。
このラケットの優秀POINT!
パワーとコントロールは秀逸
ピュアドライブVSの一番の強みは正確なコントロールとボールのパワーになると思います。
扱いこなしたときのピュアドライブVSのパワーショットは見ていて気持ち良いものです。
面ブレが極端に少ない
相手のボールに負けての面ブレはどんなラケットでも仕方ないですが、ボールの衝撃吸収力が強いので私は特にボレーの時に感じましたが、
面がブレずに正確な位置にコントロールすることができました。
ショートクロスが強烈
めちゃくちゃスピンアシストが強いラケットではないので、ショートクロスがきっちり決まった時のボールのキレはすごく良いです。
あんまり回転がかかりすぎるラケットではスピードが出ずに取られてしまうケースが多いですが、ピュアドライブVSは相手に良い返球をさせないショットが比較的に打ちやすく感じました。
如何でしたでしょうか。
パワーとコントロールが共存するラケットピュアドライブVS
テンションとガットの素材を間違えなければとても良いラケットと思います。
いつも通り最安値が出るフィルターのかかったリンクをご用意しておきますので最安値がきになる方はご覧ください!
ピュアドライブVS 最安値一覧
最後にここまで読んでいただきありがとうございました♩
ピュアドライブVSをラボする!
ピュアドライブVS×トリトン[2020/07/18]
ピュアドラVSに48ポンドで張り上げて筆者に使用させたぜ!
ホールド感のあるトリトンは面が傾いてしまっていると補正をしてくれないピュアドラVSのしんどい部分をしっかりと補正してくれる感覚があってとてもあっているセッティングだと感じました。
ピュアドライブVSを使っていてミスと良いショットがはっきり分かれすぎていると感じた人は
ホールド感のあるガットを張ってみると良いかもしれません!
次回も柔らかめのポリを張ってみようと思います♪
ピュアドライブVS×ハイパーG1.25mm[2020/07/25]
天候はほとんど晴れている状態で1週間ほど使用させたぜ!
やはりトリトン48ポンドと比べると硬さを感じます。
打ったボールはトリトンよりも重さや伸びを感じることができ、スピンをかけようとするとやはり、ハイパーGは非常にスピンのかかるガットでした。
ラケットにパワーがあるピュアドラVSなのでスピンアシストのあるハイパーGの組み合わせはセッティングとしては強力だと思います。
私は50ポンドで今回張りましたが最初はちょっと硬く感じました。
スイングバンバンする方なら当然大丈夫でしょうが、そこまで速いスイングをしないという方は50ポンドより少しだけテンションを下げて使用してみましょう!
- トリトン48ポンドよりはやっぱり打球感は硬い
- しっかり振った時スピンを意識するとすごくかかる
- ピュアドライブVSにパワーがしっかりあるので伸びも出せる
- スイングガンガンしないなら最初は50ポンド以下で調節が無難
プラズマヘキストリームピュア【2020/08/15】【50ポンド】

感じたことはとにかく飛ぶです。
このガットだともう少しテンションを上げた方が良かったと反省です。
柔らかさもとても感じたのでVSでしんどさを感じている方ならバッチリですが、飛びもすごいのでお気をつけください!


柔らかさ反発力どちらも強く、別物のラケットとなりました。
次回は弾き感の強いポリツアースピンGあたりを張って試してみたいと思います!
ヘキストリームピュア
・テンションはもう少し高い方が良い
・今VSにポリを張っていてしんどさを感じている方にお勧めできる。