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商品情報
メーカー説明
TeXtreme×Twaronに加えATSを搭載することで、最薄16.5mmの強靭なシャフトとNew O-Portが、高速スウィングに負けない「掴んで、弾く」を可能にしたスピンプレーヤー向け上級競技モデル。
テクノロジー
第二世代テキストリームカーボン。
テキストリームに新たにアラミド系繊維の一つである「トワロン」を組み合わせたハイブリッド素材。
通常のテキストリーム以上の剛性を持つことで、「球持ち感」を持たせつつ「スピードアップ」させることに成功した。
1:シャフトのフレックスを硬くすることなく、フェイスのねじれをさらに減少。
パワーとコントロール性のアップ
2:フレームの戻り(復元力)が向上。
ボールスピード、玉持ち感のアップ
3:不快な振動を低減
打球時の快適性アップ
4:衝撃吸収性に優れる
ヒジや手首への優しさアップ
テキストリームカーボンは千~数万本の炭素繊維が横に広げられた開繊糸を使用。薄い構造なので出来上がりの織物は薄く、また、表面の凸凹が少ないため組み合わせた時の強度も強くなる。
一般的に、炭素繊維が千~数万本の束になっているカーボン原糸の断面図は丸に近いもの。そのため、カーボン原糸同士を編み込むと丸と丸の間に隙間ができ、それが厚みとなり強度も下がることに。
インパクト時の衝撃を軽減し、ストリングスの振動を抑える2ピース構造のスロートを採用。
スウィートエリアが広く振り抜きのよいOポートをグロメットレスで搭載。打球感をクリアにし、スウィングの力をダイレクトにボールに伝えます。
シャフトに加え、フェイスの10時と2時にTeXtreme×Twaronを配置することで、ラケット上部の剛性が増し、ボールの推進性とコントロール性がアップ。
さらには、振動吸収性が増し、クリアな打球感で「掴んで弾く」性能が向上。
スペック
商品番号 | 7TJ098 |
発売時期 | 2019/11月 |
カラー | ブラック |
素材 | カーボン×テキストリーム×トワロン |
フェイスサイズ | 100インチ |
重さ | 310g |
バランス | 310mm |
長さ | 27インチ |
ストリングパターン | 16×18 |
フレーム厚 | 20-16.5mm |
スイングウェイト | 295g |
グリップサイズ | 2.3 |
生産国 | 中国 |
PHANTOM O3 100 レビュー
PHANTOM O3 100をブラックコードで52ポンドで使用していました。
使っていて素直に思ったのは打つショットによって飛び方が違うラケットだと思いました。
まず、素晴らしかった点はスライスのノリ、フレームが薄い特性と今作のファントムのパワーアシストのおかげか粘り濃さもありつつ速い攻撃的なスライスが打ちやすい。プロのスライスってみててえげつないじゃないですか。私たち凡人のスライスをちょっと近づけてくれる感じです笑
ボレーも面ブレがなくきちんとインパクトすれば負けることがなく、普通のファントムよりも私はこっちの方が反発力を感じていて結構好きな感覚でした。
サービスは掴む感じよりも弾く感覚が強く、ちょっとオーバーしがちになりました。ファントムの時もサービスは押し出す感じではなく前でしばきながら弾く感覚で打つと良い感じと書いたと思いますが、サービスもストロークもこのO3は前の方でしっかりと処理してあげる必要性があるかなと感じています。
スイングの軌道によって結構影響があるらしく、5−6人くらいにはこのファントムを使ってもらったのですが、
スピンゴリゴリ系【全国クラス】の人たちはとばねーと言っていて、
ふらっとドライブ系【全国クラス】はいい感じに飛んでくれると言っていて
私が教えてる中学生は大暴発を繰り返していました笑
個人的に思っていることですが、面の安定性は高いと思いますが、面がこのラケットにあった状態でないとコントロールが難しいのかなと思います。ガットがボールを掴むようにしっかりと後ろから前にスイング、もしくはそのスイングにワイパースイングを組み合わせるような打ち方をしないとラケットを扱うのが難しくなるのではないかと考えています。
打球感は弾く感覚が強いと思います。インパクト時に硬さはそこまで感じないのですが、ちょっと打球感は重たいようにも感じました。つまり、硬くはなくて弾く感覚がありつつちょっとずしっとした打球感です笑。
ノーマルのファントムに比べてボールの変化が大きかったのでスピンアシストは悪くないでしょう。
不思議な感覚で、速い打球で自然とグネグネとボールが変化してくれる感じでとにかく相手は打ちにくそうにしていました。
他のモデルと比較する
旧ファントムO3と比較
この記事を読んでいる方で一番気になっている比較はこれになると思います。
旧O3ファントムと新O3ファントムの違いはノーマルのファントムの違いと同じです。
新作ファントムの方がフレームの剛性が上がり硬さが出ていること。
【ラケットのしなる感覚は減っています。】
パワーアシストは強くなっていますが反発アシストは比べると減っています。
また03特有のどこ当たっても飛んでくれる感覚も今作の03ファントムはかなりその感覚がなくなっていると思います。
私の場合スイートを外れるととばないことはないけどコントロールが難しいと言う感じでした。
新ファントム100と比較
新しいノーマルのファントムとの比較ですが、まず反発力があると思うのはO3モデル、ボールの変化量に関しても03。ボールの伸びが出やすいのは普通のファントム、コントロールが効くのは普通のファントム。
なかなかO3モデルと普通のラケットを比較するのは難しいのですが安定しやすいのはきっと普通のファントムになると思います。
ファントム100にマッチするガットを考える
個人的にはこのラケットには柔らかい系のガットを張ったほうがいいかなって思います。私の実力不足によるところもあるかもしれませんが扱いが難しいラケットです。なのでガットは優しくホールドしてくれるガットを最初使うと失敗がないと思います。
TCS,トリトン、オリジナル、ホークタッチ、アルパワー、エッグパワーなどの柔らかいタイプのガットがオススメです
ガット選びはこちらのページで詳しく書いてますので参照ください。このラケットの優秀POINT!
速くて変化量の多いボールが打ちやすい
ボールが失速することなく相手に向かっていきながら変化します。
ちょっと難易度が高いと言うか慣れが必要なラケットですが、よい味を出しているのではないかと思います。
面ブレしないので相手のボールに負けない
これは特にボレーの時に感じたのですが、相手が強烈なストロークを叩き込んできたときに、しっかり面だけ作って当てれば相手のボールに負けないんですよ。これはストロークでも同じで相手のボールの威力に負けてちょっとアウトしたネットしたが個人的には激減してプレーの安定性は増したのかなと思います。【普通のファントムも全く同じ印象を持ちました。】
振り抜きやすい
流石のフレームの薄さと言ったところでスイングスピードは出しやすいです。
自然とラケットが振り抜けてくれるので振り遅れにくいラケットです。
振り遅れるとよいボールが打ちにくいラケットでもあるのでここら辺はすごくバランスが取れていると思います。
まとめ
・旧ラケットとの違いに注意【パワーアシストがついた分、今までの柔らかいファントムのイメージは捨てないといけません】
・振り抜きやすさと振動が少なさはプリンス流石の一言
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最後になりますが、ここまで読んでくださった方ありがとうございます♪