
今回は何やら色々とテクノロジーが追加されているようで大きく使用感が変わっているようです。
STAR TENNIS筆者CV 3.0を持っていますが長らく使っていないので近日中に同じガットと同じテンションで使ってみたいと思います。
商品詳細
打球の威力とハイレベルなコントロールを求めるプレーヤーに。
ボールの高さや飛距離を補正する弾道補正機能を搭載。
パワーとコントロールを両立し、攻撃的なスピンでゲームを支配できる100平方インチのアスリートモデル。
ユーチューブ
テクノロジー
今回のSX300シリーズの目玉のテクノロジーとして弾道補正のテクノロジーがあります。現代テニスではより強く、早くボールを打ちますが、そのボールをコントロールするにはスピンが必要不可欠なんです。
SXは如何にスピンを打つスイングでボールをコントロールするかに注目してラケット作りをしたそうです。
はよ言わんかい
ぐ、具体的に言うとスピンブーストテクノロジーは縦糸のガットの動きに焦点を当てたテクノロジーです。
ラケットを横方向に向けた時に
ラケットの下側Eボールを打つと面がブレてネットのミスに繋がりやすく、
逆に上側で打つと面がブレた時に上にむきやすくなるんですね。
なので面の下側で打ってしまった時はガットの可動域を広くして引っかかってボールが持ち上がるようにしていて、上側で捉えた時はガットの動きを封じて球離れを早くしています。
このテクノロジーに関しては上の動画をご覧になった方がわかりやすいので見ることをお勧めします!
この素材によって
・反発力の増幅
・面ブレの抑制
・衝撃の緩和
の効果があるみたいです!
パワーグリッドストリングテックはストリングの感覚を最適化させるテクノロジー【これが最適かはわかりません】
・フェースの先端部分【ラケットの上側のガット】の間隔を広く、中心部を細かめにしています。
ピュアアエロやピュアストライク、ピュアドライブ2018などに搭載されています。フェイスの真ん中が一番反発力があるのでそこでのインパクトでの反発を少し抑えてくれ、
スピンをかけるときに使うフェイスの先は目がすこし広くしてスピンアシストを強化して
REVO CVに搭載されていた、スロート部分のVの形をした窪みのことです。
どういう仕組みかはわかっていませんが、食いつきを生み出すテクノロジーだそうです
スペック
フェイスサイズ | 100インチ |
長さ | 27インチ |
重さ | 300g |
RA値 | 64 |
グリップサイズ | 1・2・3 |
ストリングパターン | 16×19 |
バランス | 320mm |
推奨テンション | 45-65ポンド |
素材 | グラファイト×高反発ウレタン |
フレーム厚 | 23-26mm |
原産国 | 中国 |
品番 | DS22001 |
メーカー希望小売価格 | 33.000円+税 |
ネット価格 | SX300 ネット最安値価格 |
みんなのインプレ
ラケット PURE DRIVE VS
ガット ブラックコード1.28 51ポンドまず驚いたのがスピンアシストです。STAR TENNIS筆者がボールをはじめ吹っ飛ばしていたのでどんだけ飛ぶんだと思っていたのですが、僕はスピンをけっこうかけるタイプなので打った最初からスピンがかかってボールのおさまりが良かったです。逆に筆者さんがそこまで飛ばせるのが謎です。良く弾きますが僕の場合はスピンアシストのおかげで思い切って振り切ることができました。
グラフェン360 エクストリームMP
トリトン1.24mmORハイパーG1.25mm 48-50ポンド自分はSX300は気に入りました。
エクストリームと使用感は似ていて良く飛んでくれます。
エクストリームの方がボールに勢いは出ていますが、SX300の方がボールがスピンが効いて急速に落下するイメージがあります。
最近エクストリームを買ったばかりなのでSX300にすることはないですが魅力的なラケットだと思います。
gurinta 100tour
g tour3 50ポンドグリンタ100ツアーは打球感の気持ちよさだけで選びましたが、sx300は機能性重視なラケットだと思いました。
これでもかというくらい濃いめの味付けがされていてコンシェルジュ付きのホテルに泊まっているような感覚に陥るラケットです。いろいろとアシストが多すぎて個人的にはくどい感じがします。
ついでにSTAR TENNIS筆者グリンタ100ツアーを使用させていただきました。
近日中にインプレしたいと思います!
ラケットの違いとかはまだあんまりわかっていないので筆者が普段使っているラケットとのボールの飛びの違いを見ました!普段使い
VCORE 98
プロハリケーンツアー 52ポンドボールの弾道の変化が目立ちました。
この生徒はスピン多めでそもそもVCORE98は現在のプレーとはあっていないなと感じていたのですが
SX300にすることでボールの軌道がネットの高い位置を通ってベースライン付近で落ちようになりました。
VCORE98ではちょっと当たり方も薄いためにパワー不足だったためSX300のアシスト性能を確認することができました。
同じくレッスン生徒のボールの飛びの変化です。
普段使い
ウルトラ95【錦織モデル】
ポリツアープロ 52ポンド
この生徒はフラットドライブ気味に勢いのあるボールを打ちます。
sx300を使うと思ったよりもボールが飛んでいるようでベースライン付近ギリギリかアウトのボールが多くなりました。もう少し慣れれば強烈なボールを安定できそうな感じですが、見た感じちょっと飛びすぎている感じでした。
ブレード18×20
4g 130 54ポンドSX300はブレードの18×20よりもしっかりした打球感でよくボールが飛んでくれました。
スピンはよくかかってボールの落ちをよく感じたのですが、スピンボールのスピードがSX300の方が出てブレードの柔らかさがない分ボールが走る感じでした。
プリンス ツアー95
トリトン【今張っているのはハイパーG1.25mm】 47ポンドまず打球感は柔らかさを感じました。
ですが飛びとしては反発力が強く面白いラケットです。
がっしゃった時にスピンがめちゃくちゃかかってボールが入るのはいいですが今日ダブルスをしてそのがっしゃったあたりを前衛にバシバシ決められたのでダブルスではオフセンターでもしっかり深さが出るようにしないといけないと思います。ただ現在使っているラケットよりもオフセンターで打ってもスピンアシストのおかげかコートにはしっかり収まってくれたのでシングル向きに感じました。
CX200
エクスペリエンス1.24mm 44ポンドこれはstar tennis筆者がプレーを見てCX200使用時とどう違うか見てみました。
CADさんは薄いグリップで打点を前で捉えるフォアハンドとシングルバックハンド、スライスボール中心のサービスを中心にプレーされる方です。みた感じサービスはCX200と比べて明らかにスピンアシストが強い分回転量が増えてボールの伸びを失っていました。
ストロークに関してはCX200の方が安定感があるボールが飛んでいて、SX300を使用しているときはボールを飛ばしすぎている感じでした。
CX200とSX300では使用感が全く違うのですぐに慣れるのは難しいだろうなと思いますが、タイミングがあったときはCX200ではみられない高速ランニングショットが飛び出していました。時間の関係でCADさんにはあまり長い時間を使用していただけなかったので少ししかインプレをかけませんが、
フレームのパワーアシストは明らかにCX200よりもSX300の方が優秀と言うのがみて取れました。
全国プレーヤーSX300使いと試合しました【2020/09/06】追記

筆者とは全然違うプレースタイルで、こういう人にはSX300は向いているのか!と体験してきましたので追記します。
その方のプレースタイルはストローカーでサービスはそこまで威力を求めていない感じでした。
ストロークは体全身を使ってボールを豪快に打つスタイルで、特に体の回転を上手に使っていて、ハードヒットの時は飛んで体を回転させて打っていました。とても器用な方【筆者だとがしゃるでしょう】で、それでもきれいにボールにインパクトして体を豪快に使ったショットはスイングスピードがしっかり出て、SX300のスピンアシストとともにボールがとても伸びてきました。
ボールの威力は自分のスイングでしっかりと出しつつ、SX300のアシストを使って安定感をしっかり出してきてストローク戦はかなり長期戦になりしんどかったです。
しっかりとしたインパクトをしてボールを打ってスピンをかけるスタイルの方だとSX300はかなりマッチしているようです。


ピュアアエロVSを使っている上級者でも同じ感想を持ちましたが、
ピュアアエロVSの方が反発感が強いのでより変化しながら強烈なボールでした。
SX300の方の方が安定感は強く、なかなかミスをしてくれなかったです。
今もし、ピュアアエロVSで安定感を出しずらいと感じている方がいるならSX300の方が安定感を出せるかもしれませんね♪
逆にSX300でもう少し攻撃的なアシストが欲しいという場合はピュアアエロVSを試すと良いと思います!
あわせて読みたい
前作モデル スリクソン CV 3.0との比較
SX300の旧作モデルに当たるCV3.0を一緒に使用してきました。
私は現在プリンスのファントム100を普段使いにしているのでそれと比べるとアシストが強すぎるSX300よりもCV3.0の方が近さを感じるので、個人的に違和感なく使えるのはCV3.0でした。
CV3.0も反発のアシストはあるはずなのですが、SX300と使っているとなんだか正直なラケットだと思うくらいに
SX300のアシストの濃さが目立ちます。笑
CV3.0は打球感が柔らかく弾きもラケット全体で見た時には反発系ラケットに分類されます。
スピンアシストはほどほどに打球感の心地よさと反発性とのバランスがよく取れたCV3.0に比べて
SXは強烈な反発力とスピンアシスト性とガットの動きからくる一瞬の食いつきととにかくアシストが濃いです。
後継機モデルとは思えないほどアシスト面では進化しているSX300ですが使用感として前作モデルとはかけ離れているので旧作をお使いの方は新作購入はやはり慎重にした方が良さそうです。
SX300インプレ
SXを使ってシンプルに感じたのは反発力の強さとスピンアシストの優秀さでした。
はじめ軽く使っているときは弾くなーと思っていたのですが、ボレーとスライスをするとボールの接地している感覚を素晴らしく感じました。
ただ、乗っている感覚はありますが個人的には乗ったあとの反発力の方が強いかなとも思います。
また、個人的にはピュアドライブ2015モデルとピュアドライブ2018モデルの良いところを引き抜いて打球感に味をつけたモデルかなと思っています。
ただ、なにぶんそのあとに来る反発力の高さがすごいので柔らかさというよりもボールの飛びに意識が行きます。また柔らかいというのもフレームがしなる感覚はほとんどなく、ボールを掴む柔らかさというべきでしょうか。
おそらくはRA値の低さからくるものと、ガットがたわむ感覚によって生まれるインパクト時に生まれるちょっとした柔らかさになります。そのふわっとした柔らかさのあとに強烈な反発が来る。
そんな印象のラケットです。
グロメット部分のテクノロジーから生まれるホールド感と個人的にはいろいろと種類があると思っています。SX300はフェイス部分の柔らかさとグロメット部分のテクノロジーから生まれるホールド感がボールを掴む柔らかさを生んでいるのだと考えます!!
むしろ1・2位争いに食い込んでくるような気がするくらいです。ふわっとした柔らかさのあとに強烈な弾きがありボールはとても飛びます。ボールの伸びに関しては打ち方が大きく影響してくると思います。
フラットドライブ気味もしくはフラット気味にボールをとらえればすごい速いボールが行き、一緒にすごいボールの伸びも出るのですが、ラケットのスピンアシストはかなり強烈なのでスピンをかけるスイングだとコートに収まりやすいかわりに伸びも落ち着く印象です。
これに関してはメーカー以上にスピン性能を推したいと思います。
私はフラットドライブ気味にボールを打つタイプのプレーなのですが、そういう打ち方だとうわぁ飛びすぎでちょっとコントロール難しいなと思ったのですが、スイングをスピンにシフトしたとたんすごく落差のあるボールが打てました。
反発力がありすぎるとスピンアシストがあってもアウトするので扱いが難しくなります。
なのでピュアアエロやエクストリームなどは強烈な反発力を抑え込むスピンアシスト+自身のスイングで扱いこなせればすごい武器になると言っています。
SX300も同様のラケットですが、スピンアシスト性能は非常に高く、ピュアアエロ、エクストリームよりも食いつき感がありコントロール性がしやすいと個人的に思っています。
フレームとしては柔らかさを持っているので、ピュアストライク100をより反発力を強くしスピンアシストを強くしたモデル。エクストリームのような強烈な反発力を持ちつつ、柔らかさを持っているモデル。また、軽く打ってスピンアシストを享受したい場合は十分にSX300は与えてくれますが、
ガンガンスイングしてスピンをかけながらプレーする人にこそ使っていただきたいラケットです。
フラットベースだとちょっと飛びすぎなのでいろいろと調整が必要です。反発力は強いですが、ボールがのっている感覚があってスライスやボレーも飛びを自分で調節する必要はありますが打球感としては心地よさがありました。
他モデルと比較する
FX500

比べるとSX300の方がスピンアシストがあり柔らかさがありますが、ボールの伸びや威力はFX500の方があるように思います。プレー全体がまとまりやすいのはSX300ですが、競技志向ならFX500の方が強いボールが打ちやすいと思います。
打球感の心地よさとスピンアシスト性を求めるならSX300。
しっかり自分で打って威力を出したいのであれば、FX500の方が向いていると思います♪
エクストリームMP【2020】

どちらもやわらかめの打球感となっていますが、ちょっとした柔らかさや打ち心地はSX300の方が強いと感じています。
エクストリームも柔らかさはあるのですがヘッドらしいパリッとした球弾きも残している印象です。
なので打球感の軽さで考えると個人的にはエクストリーム。
柔らかな打球感と打ち心地で考えるならSX300になると思います。
スピンアシスト性は持つ分ややSX300の方が私の打ち方ではかかりやすいですが、どちらもスピンアシスト性は高いラケットです。
あわせて読みたい
ピュアアエロ2016
現行のピュアアエロは球持ちが良くなっていますので、旧作ほどの硬さはなく、逆にSX300はちょっと掴んだ後急速にボールを送り出すのでぱっと打った感覚はピュアアエロの方が柔らかいと感じる方の方が多いかもしれません。
ただ、スライスやボレーのノリはSX300の方が感じました。反発力はSX300の方が強いから柔らかさが隠れて見えてこないかもしれません。ピュアアエロもスピンアシストは強いですが、SX300はボールの変化+ボールスピードがしっかり出るのでより攻撃的なのはSX300になると思います。
ピュアアエロ2016は2019モデルよりもフレームがちょっと硬めでとてつもないボールスピードが出るラケットでした。強烈なボールスピード+強めのスピンアシストでボールをコートにねじ込むことでラケットの性能を最大限に引き出せるラケットでした。
SX300は強烈なスピンアシスト+強いボールスピードとピュアアエロ2016とは逆のイメージです。
なのでボールの伸びが出やすいのはピュアアエロシリーズ、スピンアシスト性能はSX300の方が強いとSTARTENNIS筆者は考えています。
グラフェン360 エクストリームMPとの違い
SX300との一番の違いは打球感の違いになると思います。SX300の方がホールド性があり柔らかさを感じられる一方で、エクストリームはよくある反発系ラケットでフレームの柔らかさはそこまで感じられないラケットです。なので柔らかさの観点で一つ。反発アシストはそこまでに違いは感じられないのですが、スピンアシストではSXの方が優秀で、エクストリームでは抜けてアウトするボールでもSX300では収まります。逆にスピンアシストが少ないということはボールスピード自体はエクストリームの方が上になります。ボールスピード優先でスピンでバランスを取りたいならエクストリームの方が良いでしょうし、
スピンでコートに入ることを優先しながらスピードだしてバランスをとりたいならSX300が向いていると思います。
グラフェン360 スピードMPとの違い
グラフェン360スピードMPの方がそもそもの反発力が低めです。加えて強力なスピンアシスト性能がラケットについているのでボールの伸びは出にくいラケットですが、高くない反発性とボールがひっかかって持ちあがるのでスピンがかかる感覚がより強くなるラケットです。
SX300はスピンアシストもさることながら反発力も強いモデルなのでボールスピードを楽に出しつつスピンもかけやすいモデルです。ハードヒッターなどももちろんなれればSX300の方が受けられるメリットが多いですが、ボールをコントロールしやすいのはスピードの方が反発力が抑えられているので扱いやすいかもしれません。
このラケットの優秀POINT!
強烈なスピンアシストと強い反発力
スピンがかかるスイングができれば強いアシストを体感することができるラケットです。
強い反発力がありながら打球感も硬くない
柔らかさがありつつここまで反発性があるラケットを作ったダンロップはさすがには一言。
縦の変化で相手をコートの外に追い出しやすい
これをきっちり両サイドにコントロールできればもっと攻めやすくなりそうです。ボールの威力も一緒に追求できればなお良いですが、縦の変化のキレが素晴らしいラケットです。
いかがでしたでしょうか。
また一本強烈なラケットが発売されてしまいました。
扱いこなせればこれまた相当な武器になりそうラケットです。
最後に最安値が出るフィルターのかかったリンクをご用意しておきますので最安値が気になる方はご確認ください♪
SX300 最安値を調べる
それらと同じくらい強烈なラケットってことでいいよな?
旧作とはかなり使用感が違いそうなのでいきなり購入は一旦STOPの方がよさそうです。手元にはあるので張りなおして使用したいと思います♪
STAR TENNISではSX300を
高反発ラケット一覧
スピンアシストラケット一覧→【準備中】
ホールド感【柔らかいラケット】→【準備中】
として分類しています。気になる性能がありましたらリンクをクリックしてラケット一覧をご覧ください。