【2020】イーゾーン 98 ヨネックス インプレ レビュー 【100とは結構違う】

数ヶ月前に投稿してると思ってた記事が下書き状態だったぜ!
今日はEZONE98をアップだ!

商品詳細

ユーチューブ

ぬいさんぽさんの動画を初めて拝見しましたがこの方は半端なく上手ですね。
しっかりとインパクトでスピン少なめのフラットタイプの打ち方。
ヨネックスにぴったりな打ち方だとおもいます。
インプレも同時に拝見しましたが概ね私も同じ考えですが、そんだけ扱えこなせるのはあんただからだよっておもいましたね。【ディスってるわけではなく単純にうまさに感動しています。】ヨネックスの魅力を十分に伝えてくれている動画ですので是非みてください♪

テクノロジー

アイソメトリック

アイソメトリックテクノロジー

一般的な円形ラケットに比べ7%広いスウィートエリア
アイソメトリックとは、スウィートエリアを拡大させるヨネックス独自の形状理論。
縦横のストリングの長さを均等に近づけることで、一般的な円形フレームに比べ上下左右に広いスウィートエリアを実現。
30年以上もの間、世界のトッププレーヤーに愛され続け、数々のタイトルを獲得し、現在もなお進化を続けている。

ヨネックスの定番テクノロジー
四角形のフレームになっているのもこのテクノロジーのためです。

O.P.S

O.P.S

ヨネックス独自のO.P.S理論とは、シャフト部のフレーム厚を薄くし適度にしならせることによりボールのホールド性を高め、スピン性とコントロール性を向上させた独自の形状理論です。
 このしぶといしなりがスウィングエネルギーを充分に蓄え、強烈な高速スピンを実現しています。それと同時にしなりが衝撃を吸収する効果を発揮し、手に優しい打球感をもたらせます。

VDM(Vibration Dampening Mesh)

特殊なメッシュ状の新振動吸収素材「VDM」をグリップ部に内蔵。従来素材よりも広範囲にわたって使用することで、振動衝撃値が11%ダウン※し、打ち負けない衝撃吸収性を実現しました。
※従来品との比較・ヨネックス調べ

VDMはブイコアプロにも搭載されているテクノロジーで振動吸収性が半端ないです。
クリアな打球感を実現するための技術です。

新フレーム形状&エアロ断面形状

フレームには打球領域であるトップ部のストリング有効長を拡大した新形状とエッジを効かせ、フレームのたわみ量を7%※増加させたエアロ断面形状を採用。
オフセンターでも打ち負けない柔らかい打球感を実現しました。
※従来品との比較・ヨネックス調べ

M40X

シャフトに強度と弾性率の高さの両立を追求した新カーボン繊維「M40X」を使用。強度と弾性率の絶妙なバランスが面安定性を高め、ボールにスピードを与えます。
※トレカ®M40Xは、東レ㈱が開発した、相反する「高強度と高弾性率」の両立を極限追求した次世代炭素繊維です。

LINER TECH

ライナーテック

ストリングの可動量を増加させ、ボールを回転させるための食い付きとスナップバックを発揮。

メーカー説明

ヨネックス史上No.1のハイスピンテクノロジー。
圧倒的なボールの掴みで、スピンを操るコントロールモデル。

スペック

 

フェイスサイズ 98インチ
長さ 27インチ
重さ G2・3(平均305g)
バランス 平均315(mm)
素材 高弾性カーボン+M40X+VDM
カラー ディープブルー
推奨テンション 45〜60(lbs)
推奨ストリング OLYTOUR FIRE、POLYTOUR PRO、REXIS
フレーム厚 23mm-24mm-19mm
発売時期 2020年1月
定価 ¥33,000+税
品番 06EZ98
RA値 64
ストリングパターン 16×19

インプレ

打球感

打球感はラケット全体で見たときに決して柔らかすぎることはないと思います。
しっかりとインパクトしたときには素晴らしいボールも飛びますし、威力伸びもヨネックスらしい素晴らしいものでした。

ラケットのしなりをしっかりと感じられるくらいに分厚いインパクトで振り切らないと一般的なプレーヤーだとしんどさを感じると思います。

特に趣味の範囲でワイパースイングでスピンをかけるタイプだと特にボールが思ったボールが行かないと感じると思います。
【ナイロンの柔らかいものやポリでも柔らかいもので40ポンド前半くらいなど調節することでだいぶん楽にはなります。】

反発性・ボールの伸び

反発性に関してはボールのインパクトの仕方で大きく変わると思います。
しっかりと捉えられる方は鋭いボールが飛んでくれるしスピンもかかるので鋭いボールも鋭くスピンの効いた変化のあるボールも打てました。

薄い当たりではあまり飛んでくれませんが厚いインパクトがあれば問題なくボールは飛ぶと思います。

ボールの伸びに関してもインパクトとスイングスピードが大きく関係していると思います。
厚く効率の良いインパクトができていればそこまで速いスイングスピードは求められないと思いますが、
スピンをガンガンかけるワイパースイングタイプならばそれなりのスイングスピードがないと気持ちよくボールが飛んでくれないと思います。

しっかりとインパクトできれば素晴らしいボールの伸びが生まれ、ボールスピード・破壊力共に最高ランクのボールが飛んでくれました!

スピンアシスト性能

スピンアシスト性に関してはスイングスピードが一般レベルのもので考えると特別に強くないと思います。
ぬいさんぽさんがガンガンスピンかけていましたが確実にアシストではなく自身のスキルでスピンをかけていると思います。

ラケットの性能自体で考えたときスピンアシストが強いラケットに比べると中〜弱くらいのスピンアシスト性能になると思います。

ラケットワークがしっかりしていてインパクトも分厚ければ必要な回転がしっかりかかってくれて特に私はサーブのスライスサーブが速さと変化どちらも相当に高いレベルで出せたのが気に入りました。

インプレまとめ

ネットでは柔らかくなったボールが飛ぶという口コミもありますが、ラケット全体的にみて難易度はやはり高めのラケットだと思います。

ガットやテンション設定で使いやすくはなると思いますが、個人的には自信がないなら他ラケット、同じシリーズのEZONE100の方が良いと思います。

扱いこなせたときのメリットが大きい分、扱うのには相応の実力が必要になるラケットだと考えています。

他モデルと比較する

前作EZONE98との比較

前作のEZONE98と比べるとフレームの柔らかさは増していると思います。
同じスイングをしていてもグリップから伝わる振動も少なくなっていますし、旧作のEZONEのパワーをそのままに多少扱いやすくなっている新作ラケットといった印象です。

なのでモデルチェンジしたら使用感が全然違う。。。
というのは比較的に少ない新作だと思います。
大きくここまで変わったのかというほどの違いはないと考えています。

EZONE100の方はホールド感とボールの引っ掛かり【スピンアシスト性】が大きく向上していると感じましたが、
98の方はインパクト時の衝撃が少なくなっているところと、あちょっと柔らかいけど飛ぶボールはそんなに変わらないなといった印象です。ただ前作よりは柔らかくはなっているので柔らかさが嫌いな方は購入前に一度は試打することをお勧めします。

EZONE 100 【2020】と比較する

EZONE 100と98は全然別物のラケットです。
まずは柔らかさと反発力を大きく感じたのはEZONE100で98よりもだいぶん柔らかくて飛ぶと言って良いと思います。スピンアシストもEZONE100の方が優秀で、一般的なプレーヤーはまずEZONE100の方が適していると考えています。

圧倒的なボールの伸びや威力を出したいのであればEZONE98の方が向いていると思いますが扱いやすさ取り回しの良さを考えるとEZONE100が良いでしょう。

反発力・柔らかさ・スピンアシスト性=EZONE100
ボールの伸び・威力=EZONE98になると思います。

EZONE100を使用しているときに感じた低いボールが鋭く持ち上がる感覚ですがEZONE98ではその感覚はなく持ち上げるのは己のスイングパワーでという感じでした。笑

グラフィンタッチ ラジカルMPと比較する

ラジカルも高速なボールが打てるラケットです。
EZONE98との違いを考えてみると
まず打球感はラジカルの方が玉離れが早く軽い打球感になると思います。
EZONE98は少しだけフレームのしなる感覚はありますがおそらくほとんどの方は硬くて飛ばないと感じると思います。【分厚いインパクトの方は別】

ラジカルも競技者向けのラケットですが反発性に関しては強く、どちらかというとその反発力やボールスピードをどうやってコントロールするかが課題のラケットですが、EZONE98の方はどちらかというとしっかり当てるORスイングスピードがないといいボールが飛ばないので頑張ろうぜ!!というタイプのラケットです。

どちらも扱いこなせたときには
ラジカル=高速ボール
EZONE98=重くて速いボール
の特徴が色濃く出るラケットだと考えています。

ファントム100と比較する

EZONE98とファントム100を比較するとフレームの硬さはEZONE98の方が硬いと思います。
ファントムの前作に比べると硬さを出しているモデルですがそれでもEZONE98の方が硬いと考えています。

扱いこなしたときにボールの重たさがより出るのはファントム。
ボールの伸びとボールスピード、威力バランスよく出るのがEZONE98だと思います。
個人的にこの二機種の比較でポイントなのはEZONE98の方がボールスピードが出やすいところ。
ファントムの方がずっしりとした重みのあるボールが打てるところだと思います。

どちらも競技者モデルですが扱いやすさ的にはファントムの方が優秀かと思います。

EZONE98【2020】の処方箋

EZONEシリーズの中でも最も競技者向けの98。
ラケットワークやインパクトの厚みが一定のレベルを超えないとちょっとしんどいラケットになると思います。

私はテンション47ポンド名もなきガットで試してみましたがもっと低いテンションでよかったと思っています。
普通くらいの硬さのポリを使うのであれば45ポンドくらいで初めは調節してほしいラケットです。

私が楽に使いたいなとテンション設定をするのであれば43ポンドくらいで次回張ると思います。
パワーに自信がない方は43-46ポンドくらいで設定してガットも柔らかいポリないしナイロン系統が初めは無難と考えています。

このラケットの優秀POINT!!

ちょっとしんどめだが魅力がいっぱい詰まったラケット

EZONEシリーズの良さは扱う難易度は高めだけど、ボールの伸びや威力、コントロール性の良さです。
男子よりもスピン量の少ない女子プロのヨネックスの使用率を考えるとヨネックスのラケットのボールの伸びやコントロール性の良さもお分かりになると思います。

正確なショットでしっかり攻め込みたいプレーヤーに必要なものが全て詰まっているラケットです。

サーブは一級品

EZONE100の方が回転量は大いなる印象でしたが、98の方はフラットサーブの伸びが一味違います。
EZONE100でもフラットサーブの伸びは十分なのですがさらに力強いボールが飛びます。

セカンドサービスはスイングスピードを落としてしまうと100よりもアシストが少ない分少し伸びてしまうのでしっかりと回転をかけるためにスイングスピードはファーストサーブと同じくらいのものを維持してあげる必要があると思います。

ボレーは足で運べばブレないミスらない

ラケットをちょっとセットして当てるだけでは反発してくれないのですが、しっかりと足を動かして体重移動をしてあげることでボレーはミスる気がしなかったです。

EZONE100だと少しサボったボレーも許容してくれるので取り回し的には100の方が良いです。

相手の威力のあるボールにもラケットが負けずに安定してボレーできるのでしっかり足を動かしてボレーできる方には必見のラケットです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
EZONEシリーズとしては競技者モデルのラケットです。

しっかりと振り切れる人にとっては恩恵の多いラケットなので自信のある方は挑戦しましょう!

ここまで読んでくれてありがとよ!

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