
商品詳細
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ボールの打つまでのセットに無駄がない。
シンプルでいて当たりの厚さ優先なテニス。ヨネックスをご自身が使っているのが納得できます!インプレ動画なので参考に是非♪
テクノロジー
グラフェン360
グラフェン素材をラケット4点に入れています。これにより面の安定性が飛躍的に向上したらしいです。
スパイラルファイバー
スパイラルファイバーはグラフェンをスパイラルさせたわけではなく、カーボンをシャフト上部分にスパイラル上に加工して搭載しています。
搭載の理由はシャフト部分はラケットで最も弱い部分で強度を持たせないといけません。
そう考えると強度的にはカーボン素材よりもグラフェンを使った方がいいのでしょうが、おそらく硬くなりすぎるため、カーボンをスパイラル上に搭載したのだと思います。
グラフェンによって生まれた面安定性をスパイラルファイバーで柔らかさも出しつつパワーを伝えるのが狙いのようです!
メーカー説明
展開の速さを求めるには、ラケットが生みだす速さが必要です。最新のグラフィン360+テクノロジーによって進化した新HEADスピード・シリーズは、さらなるフレーム安定性能とラケットからボールへの最適なパワー伝達を実現しました。
このラケットが、あなたのゲームに”最高の速さ”を提供します。
SPEED MPは、同シリーズPROモデルより若干軽量で、あらゆるレベルのプレイヤーに、本モデルの特色である容易なハンドリングを提供します。新しいグラフィン360+ テクノロジーを採用、エネルギーを最適に伝達するグラフィン360°と革新的なスパイラルファイバーのコンビネーションにより、しなやかでクリーンなインパクトを実現します。また、16/19のストリングパターンにより、速いラリー時にも優れたスピンを可能にします。SPEED MPは、マットとつやのあるホワイト、つやのあるブラックのアシンメトリーな新デザインで登場です。Endorsed by Novak Djokovic.
スペック
重さ | 300g |
フェイスサイズ | 100インチ |
重さ | 300g |
バランス | 320mm |
厚み | 23mm |
長さ | 27インチ |
ストリングパターン | 16×19 |
定価 | 35500円 |
ネット最安値 | グラフェン360+ 最安値一覧 |
違いがあるとすればフレーム厚が23mmの点。厚ラケシリーズではないが、最近各メーカーが出している中厚よりちょっと厚いかなくらいのフレーム厚。
どういう違いが生まれてくるか楽しみですね!
インプレ
打球感
フレームが大きくしなる柔らかさではありませんが、ラケットがボール全体を包んで話すような打球感です。また、柔らかい打球感と言いましたが、その後にはパンと強く弾く印象もあります。新作のラジカルに柔らかさを追加した打球感というのが個人的には最もしっくりきています。
インパクト時に柔らかさを感じますがその後はパンと弾く。
最上級の柔らかさではないのですが、柔らかさもしっかり感じられる打球感だと思います。
反発性・ボールの伸び
前作のスピードが失速+スピン性能が強いラケットと評価していますが、
今作はしっかりとした反発性があります。ボールの伸びもそれなりに出そうな感じではありましたが、パワー系ラケットと比べるとやや劣る感覚でした。
ポイントとなるのは力を入れずとも楽にボールを飛ばせる感じだったので、かなり多い層の方が使用する選択肢に入るようになったことです!
スピンアシスト性
それよりも個人的には反発力の方が強く感じました。前作がかなりスピンがかかるラケットでしたが、反発性>スピンアシスト性のイメージで、しっかり打っていこうとするならばスピンをかけるスイングもしっかりと必要になってくると思います。厚く当てすぎず、スピンに意識を向けて打つと山なりで高く跳ねるスピンがしっかりと打てたのである程度修正も必要だけど使いこなすとなかなか強いラケットという印象を持ちました。
インプレまとめ
あとは反発力が高いのに面の安定性がしっかりとある点も良い特徴だと思います。特にボレーの感覚が良く、飛ぶけど安定感が出やすく、なるとしてもネットではなくオーバー。
オフセンターで打っても飛んでくれるので芯を外した=ミスになる難しいラケット達よりも安心できます。打ちにくかったサービスも伸びはほどほどにスピードも出やすくなっていてバランスの良いラケットに仕上がっていると思います。いろいろなラケットの特徴が薄まって混ざったイメージのラケットで、詳しくはこの後のラケット比較で説明させてもらいます!
レーダーチャート評価
反発力 |
|
スピン |
|
伸び・威力 |
|
柔らかさ |
|
コントロール |
|
振り抜き |
|
他モデルと比較する
【旧作】グラフィン360 スピードMP

反発力 新作>旧作
柔らかさ 新作>旧作
スピンアシスト性 旧作>新作
このあたりかと思います。
面の安定性は元から悪くないモデルで、新作になって反発力が上がった分悪くなるのかと思いましたが、
反発性にあったガットやテンションなどの設定は必要になってきますが、面がぐらつくことは少なく反発力をコントロールできればコントロール性も良いと考えます!
ピュアアエロVSと比較する

加えてフレームの柔らかさや乗り感もピュアアエロVSの方が強い。
同じ強い反発性の中で個人的にはスピードの方が面の安定性からくるコントロールのしやすさがあるように感じました。
スピード→ちょっと飛びすぎるけど安定感が出やすい。
ピュアアエロVS→ちょっと飛びすぎてスピンがかからないとあばれる君。
同じ反発性ラケットですが、安定性の面ではスピードの方が優れていて、
爆発力はピュアアエロVSの方がある印象です。
グラフィン360ラジカル

違いとして、反発力自体はスピードの方が優れています。
ですが、ボールの伸びや速さではラジカルの方が優れていて、ラジカルをめちゃくちゃ優しくしたのがスピードという印象です。
柔らかさと面の安定性ではスピードの方が優れていて、ラジカルでは球が安定しにくい。と感じているユーザーはスピードに変えるといろいろ恩恵が受けられそうです!
ピュアストライク100

どちらもシャフト部分がしなるようなタイプの柔らかさではなく、フェイス部分がたわんで柔らかさを感じます。
スピードの方がぐっとボールをつかんだ後の反発力と弾き感が強いです。
ピュアストライク100も同様にボールをぐっと掴む感覚がありますが、その後の弾き感は抑えられています。
その分反発力が落ち着いているのでスピードよりも安定感の出しやすいラケットですね。
現在ピュアストライクを使っている方でもう少しラケットのパワーを感じたい方はスピード試す価値がありそうです。

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グラフィン360+ スピードMPの処方箋

また同じ理由で飛びすぎると感じている人はスピンアシスト性が強いガットが良いでしょう。
もしくは低反発のガットです。
柔らかさは感じますが、そのあとの弾く感覚が好きでなかった場合はもちっとしたガットを選べばいいと思います。【ポリならポリの中で。ナイロンならモノよりマルチ系統】



このラケットの優秀POINT!
反発力は強いが安定感も出せる

これは私が下手くそなのとテンション設定の問題なのですが、アウトすることが結構ありました。
しかし、アウトの仕方【距離や弾道】が均一でした。
そこからその時のテンションとガットに合わせた打ち方に修正していくとコントロール良く扱うことができました。
ちょっとおどおどしながらのスイングで打ってしまったのでもう少し高いテンションで思い切って振っていきたかったです。笑
反発力がしっかりあってコントロール性も悪くないと思うのでここはこのラケットの優秀なポイントだと思います。
失速感がなくなったのでフラットベースの選手もあり

フラットベース+ドライブの組み合わせでも強いプレーができる可能性がある。そんな新作スピードです。
反発+面の安定性から年配ダブルスプレーヤーにおすすめ

ファントム100
イーゾーンシリーズ
ピュアドライブVSなどが面の安定性が強いと考えていますが、
この中で柔らかさと操作性の良さで言えば抜群だと考えています。
ラケットの自体の反発力を使ってボールを飛ばせるのでファントムや、イーゾーンよりも難易度は低く、
ピュアドライブVSは面がずれた時のアシストをしてくれる感覚が少ないです。
面の安定性が高いラケットの中で使用する人のレベルを求めないラケットだと個人的に考えています。
ちなみに先日インプレしたピュアアエロVSもボレーの乗る感覚と柔らかさがすごくよくてダブルスプレーヤー向きですが、安定感が出やすいと感じたのはスピードです。
一方でピュアアエロVSの方がいやらしい回転をかけたり遊び心のあるショットが打ちやすかったです。
つまり、安定感+扱いやすさという点でスピードは優れていると考えています!
おわりに

反発力+面の安定性が強い印象の新作スピードでした。
一緒に使った新作のプレステージの時も感じましたが、ヘッドは最近ラケット大きく変えてきていますね!
まさかヘッドが万人受けするタイプのラケットを出してくるとは笑
旧作よりも大分癖の減った新作スピード。
旧作を現在使っている人は試打などで使用感を確かめてから購入することをお勧めします!
