
【2020/08/10】にこの記事は初回は書かれています!
Contents
商品詳細
メーカー小売価格 | 単張2200円+税 ロール29000円+税 |
カラー | ブラック、イエロー |
素材 | ポリエステル |
ゲージ【太さ】 | 1.25mm 1.30mm |
品番 | 単張【DST11001】 ロール【DST12001】 |
原産国 | ドイツ【MADE IN GERMANY】 |
構造 | 6角形 |
硬めのポリエステルを採用し、不必要なたわみを抑制。
弾き感に優れ、喰いつきの良い六角形状で、しっかりと落ちるスピン弾道を実現。
インプレ
メーカー側の表現としては硬い素材を採用すると言っていたのですが、個人的にはかなり柔らかいポリだと思いました。
柔らかさもありますが軽い打球感で弾き感の方が印象は強く、ガットとしては弾き感が強くて柔らかいガットになると思います。
あくまで個人的な意見ですが、全く硬くないです笑
反発性は必要十分にあるという印象。スピンアシスト性がすごく高いので多少飛びすぎてもコートに収まります。打球感が硬くなく持つ感覚がしっかりあるので暴発するようなアウトはほとんどなかったです。
伸びに関してはめちゃくちゃ強くはないと感じましたが、反発性と同様に必要な分はしっかり出せる印象です。
他硬めのポリで自分でしっかりスイングしたときに比べると抑えられている印象です!
感覚としてはボールが潰れてスピンがかかるというよりはジョリっと削るイメージ。
ボールの毛を刈り取る感覚で高いスピンアシスト性があるガットでした。
なのでスイングスピードはあまり求められず、スピンアシストや柔らかさを感じさせてくれるポリ。
硬い系ポリのように速いスイングスピードを求められずに使用できるのがポイントになります。必要な反発力、ボールの伸びも持っているガットなのでかなり好印象なポリです。
しばらくFX500にこのガットを張って検証してみたいと思います。
各ショットで見てみる!
サービス・スマッシュ
ガット自体に強いスピンアシスト性があるので、自分でも回転をかけすぎると伸びが出ない印象あり。
スピード感を出しながら回転をかけていくことで変化量の多い速めのサービスを打てて好印象。セカンドサービスの安心感がとてもありました!フラット気味のサービスは威力はそこそこにボールスピードはしっかり出る感じです。
ボレー
回転が多くなりすぎるとスピード感が損なわれるのはサービスと同じなので回転メインのボレーとあえて回転を抑えて攻撃的なボレーをするタイミングをわけることで安定感+攻撃的なボレーができると思います。
ストローク
自分のスイング分のパワーを伝えてくれていないイメージですね。
とはいってもなんでこんなに打ち込んだんだろって時だけの感覚で、実際の試合で使うレベルのあたりの厚さなら問題なくスイングに応えてくれます。私自身が強烈なスピンをかけるタイプではないのと、FX500【無印】の特性もあるのですが、基本的に高弾道で飛ぶイメージはなく、ベースライン50センチ上くらいを鋭く通ることが多かったです。ダブルスメインの使用であまり高い弾道を使うケースがなかったので今後使って高い弾道のスピンも検証したいと思います。
苦しい展開でも軽い打球感で弾いてくれるのでリターンではとても助かるガットでした。
弾き感も強いですが、柔らかく持ち感もあるので苦しい時にワイパースイングしすぎてもひっかかりを感じられるガットだと思います。硬めのガットでワイパースイングしすぎると飛ばないことも多々あるのですが、相手のボールが強い時にボール威力を落とすワイパースイングを楽にしてくれそうということです。
今日このあと夕方にテニスする予定がある【シングルス環境】ので試してきて追記します!
スピンを意識的にかけてスイングスピードを上げて打ってみましたが、FX500では持ち上げてコートに抑えるのは結構しんどかったです【私のスイングの場合、結構なスイングスピードが必要でした】。
ボールが落ち切らずにアウトすることが多かったですね。
それよりは低弾道で攻撃的なボールを打つ方が自分の使うパワーが少なく、攻めきることができました。
ラケットとのミスマッチもあるので一概には言えないので今後いろんなラケットで試す必要がありそうです!
他ガットと比べる
ハイパーG
エクスプロッシブスピンを使う前に同じテンションでハイパーGを使っていたのでかなり詳細な違いが分かったと思います。
まず、打球感がパリッとしているのはハイパーGでボールの威力や重さを比べると出せたと思います。
エクスプロッシブスピンはハイパーGに比べると柔らかく弾き感が良い。少ないスイングパワー【スイングスピード】でも使用者をアシストしてくれる印象があります。
若い世代やガットをガンガン振れる社会人はハイパーGの方が恩恵が多い気がするけど、
ガットに助けてもらいながらスピンや反発性を得たい方はエクスプロッシブスピンの方が優秀かなーと思います。
ソルスティスパワー
弾き感が強くボールスピードが出しやすい印象です!どちらも速いスイングスピードを求められず扱いやすいガットですが、
ソルスティスパワーの方がガットのホールド感があってスピンがかかって
エクスプロッシブスピンの方が弾き感があってスピード+スピンがかかる感じです。
エクスペリエンス
感覚として一番の類似ガットはエクスペリエンスになるのではないかと思います。
同じように軽い打球感でボールの弾き感があるガットでスピンアシスト性にも優れています。
個人的には
よりパリッとして弾き感があるのがエクスペリエンス。
パリッとしているけど持ち感もあるのがエクスプロッシブスピンになると思います。
次回FX500【無印】にはエクスペリエンスを張って違いを検証してみます!【エクスプロッシブスピンの1.30mm検証後】
エクスプロッシブスピン1.25mmと1.30mmの違い



弾き感が減って回転量はイメージ的には多くなったと思います。
タイミングが合わなかった時にネットが多くなったので弾き感が欲しい人は1.25mmの方が良いかなーと思っています。

反発性も良かったんだな。
1.30mmになると持ち感が強くなって飛びは悪くなったのか??

なので体勢が悪いショットで十分なスイングができていない時はネットになることが多かったです。
飛びが悪くないと思ったのはダブルスの試合で使ったのですが相手の高いスピンサービスをバックハンドで打つ時に抑えられなくてものすごいライナーで飛んで行ったんですよ【単純な技術不足】。
しっかりスイングできている時はしっかりボールを持つ感覚がありながら重いボールが飛んでいたと思います【1.25mmよりも】
1.25mmと1.30mmの違い
・1.30mmは飛ばないわけではないがモチ感が強く弾き感が少なく感じた。
・あっさりとした打球感で弾き感【反発力】とスピンアシストが欲しいなら1.25mm。
・モチ感とボールの重さが欲しいなら1.30mm【しっかりとスイングのパワーを伝えた場合】

今日はダブルスで使用しましたが、明日シングルス練習をするので明日、追記したいと思います。
エクスプロッシブスピンの処方箋
私はFX500【無印】に張って試していますが、FX500TOURにもとても合いそうな気がします。ピュアドライブやピュアアエロなどの反発系ガットにも合うとは思いますが、弾き感が強すぎる可能性もあります。低反発系のラケットに合いそうなガットです。
テンション維持がちょっと弱いと推測されるので気持ち高めの設定だとうまくいくと思います!
どんな人におすすめ??
楽な弾き感に柔らかさがあるので、ボールの伸びの最大値が高いわけではないですが、
十分にメリットが感じられるガットです。特にハイパーGを使っていてちょっとしんどいなと感じている方にはマッチしそうなガットです。ナイロンガットからも硬さ的には全然問題ないと思いますが、テンションを高くしすぎると硬さを感じるかもしれないのでご注意ください♪
ガンガンハードヒットしていくプレースタイルよりはガットのアシストを頼りながらバランスをとっていくスタイルに合っている気がするぜ!
苦しい展開でもう少し楽に返球できればなーと思っている方にもおすすめするぜ!
【当然テンションは高くしすぎると飛ばないから注意してくれ!】
終わりに
POINT!
・スピンアシストは強い。
・スピンアシストが強すぎるので回転を意識的にかけすぎると伸びがなくなる。
・ジョリっとボールを削る感覚。
・おそらくテンション維持と耐久性は強くない【検証中】
→テンション維持は悪くはなかったです。
痒い所に手が届くポリガットです。
スピンアシスト性を感じながらスピード感と柔らかさを感じられるポリなので
私は大好きなガットでした。あなたも一度使用してみてはいかがですか??
ダンロップのガットって昔はすごく硬いのが多かったと思うんだけど、
本気でガットのシェアを取りに来た感じがある完成度の高いポリ。
製造国がドイツなのも品質を求めている感じがするな!
エクスプロッシブスピンの単張の値段を知る【安い順番】
エクスプロッシブスピンのロールの値段を知る【安い順番】
リンク張るときに調べてちょっとびっくりしたぜ笑
追記【2020/08/14】
まず回転のアシストは弱くなってきたと思います。
最初感じていたものすごいガットの動く感覚が減って硬くはないのですが、打球感にどっしり感を感じています。
これはこれでFX500の場合ラケットの特徴がでてボールの伸びがさらにでて良いのではないかと感じています。
ガットのテンションロスは思ったよりも大分少ないですね。
もうしばらく使用して様子をみようと思います♪
ガットの最大の特徴はかなり薄れてきてしまっています。
今後どういう変化をしていくのかが楽しみです!
テンション維持チェック

ソフトを使ってガットのテンションを測るというものです。
52ポンドで張って10時間ほど使用したエクスプロッシブスピン1.25mmのテンションが46.6ポンドでした。
どこまで正確かはわかりませんが、何度かデータを取っていけばある程度信憑性が出てくると思います。
1.30mmではもう少し細かくデータを取ってみようと思います♪

結構変わるもんだな!