

この記事でわかること
・握り方による打ち方の違いや打点の違い
・筆者のコーチング歴を元におすすめのグリップ
・インサイドアウトのスイングとアウトサイドインのスイング
より簡単にわかっていただくために、途中に出てくる動画は必ず見ながら記事を読み進んでください♪
Contents
グリップの握り方【厚い・薄い】
数字の3がイースタングリップ。
3.5〜4がセミウェスタングリップですね。
4.5〜5がウェスタングリップとされています。
それよりも分厚いのがエクストリームグリップと呼ばれる握り方になります。
より噛み砕いた表現でわかりやすいのでこちらもあわせてどうぞ!
グリップの握り方【特殊編】
・ピストングリップ
・ハンマーグリップ
です。
ピストルはガングリップともいわれてるみたいだぞ!
二つの違いはなんなんだ??
【ラケットヘッドを下げやすいため】
なので分厚いグリップで握っている方にハンマーグリップが多い傾向があります。
一方でピストルグリップは掌がグリップにより多く接する形になるので安定感を出すのに向いているグリップ薄いグリップの方に多いですね。
人それぞれですが、一般的にはレッスンで習うのはピストルグリップです。
私自身もピストルグリップでこちらの方が良いと思っていますが、
ハンマーグリップが気に入っている方はそのままでも良いと思います。
グリップの握り方による違い
YOUTUBER
グリップの握り方についてはここまででわかりましたね!
ここからはグリップの握り方による違いについて解説していきます♪
・スピンがかかりやすい
・相手の強いボールにも負けない
・高い打点が打ちやすい薄い【ぬいさんぽさんの場合イースタンよりのセミウェスタン】グリップのメリット
・リーチが長くなる
・軽く振っても威力が出る
薄いグリップデメリット
・高い打点がうちずらい
・手首が動くので安定しずらい
・威力のあるボールに負ける
・スピンがかからない
厚グリップの注意するポイント
・スピンがかかりすぎてボールの伸びが出ない。
・打点を前にする必要がある【薄グリップに比べて】
・スイングスピードがないとしんどい
・体全身を使う必要がある
薄グリップの注意のポイント
・手首を固定することで安定する
薄グリップと厚グリップの違いについて言ってくれています。
・打点後ろ気味
・スピンはかけずらいがボールにパワーが伝わりやすい
セミウェスタン
・ボールスピードもスピンもかかるともやんさんおすすめのグリップ
ウェスタングリップ
・スピンがかかりやすい
・打点は前
スタイル抜群ですね笑動画の中では各グリップでの体の使い方や、打ち方のコツを言ってくださっていてるので是非ごらんください。
筆者
ここからは筆者の考えを書いていきたいと思います。
とは言ってもほとんどお二人が言ってくださっています笑
筆者の考える薄いグリップのメリットはぬいさんぽさんが言っていたように
遠いボールに対して強いということです。
これは単純に薄いグリップの方がボールにパワーを伝えられることが厚いグリップよりもできること。
あとはこれもぬいさんぽさんが言っていましが手首が動くことで遠いボールに対してオープンスキルを向上させることで対応しやすくなることです。
【インサイドアウトのスイングは厚いグリップだと遠いボールに対してパワーが伝わりずらいです。】
ともやんさんの動画でワキがあくとボールにパワーが伝わらないと言っていたのは真理で、近いボールに対しては厚グリップはとても強いですが、遠いボールに対してはフットワークを頑張って薄いグリップよりも近づく必要があります。若い世代でもより高いレベルになってくるとこのボールを打つ距離感でジリジリと詰められていくかもしれませんね
【もちろんオープンスキルを磨いて体のをうまく使うことで修正することはできます。
現に錦織選手は分厚いグリップで世界と渡り合っています。】
で厚いグリップのメリットは??
高い打点でも力が入りやすい。
スピンがかかりやすい。
体の回転を使えるのでスイングスピードが出やすい。などなど。
あとはスイングスピードが出やすい分、振り切っている間はスピンがかかって安定感を出しやすいとも思います。
ちなみに
ぬいさんぽさん【薄めのセミウェスタン】もともやんさん【厚めのセミウェスタン】ともにセミウェスタングリップを採用されていますが、筆者も皆さんにおすすめしたいのはセミウェスタングリップ【薄めのセミウェスタンか一般的なセミウェスタン】です。
理由は先ほども書きましたが、遠いボールに対して有効なんです【ウェスタンやそれ以上に厚いグリップよりも】効率的にボールにパワーを伝えることができるのでフォームに無理がなく怪我もしにくいです。
筆者はセミウェスタンがおすすめだと。
でも薄いグリップだと遠いボールがなんで打ちやすいんだ??
ここからの記事は素材など入念に準備しないと書けないので明日から追記と言う形でどんどん書いていこうと思います!かなり力を入れたコンテンツにしていくのでお楽しみに♪
ストレートアームとダブルベンド
ストレートアーム
ストレートアームのPOINT
・遠いボールに強い傾向がある【インサイドアウトの場合】
・ボールに効率よくパワーを伝えられるので伸びのあるボールが打ちやすい。

【セミウェスタンぐらい】もちろん薄いグリップでもダブルベンドの形もありで、使い分けもできます!
スピンは自然にはかからないので自分で回転量をコントロールする必要があります。
ダブルベンド
ダブルベンドのPOINT!
・スピンが自然とかかる
・打点が手前でも打ち負けない。

ジョコビッチも錦織も厚めのグリップをしています。
厚いグリップでストレートアームはあまりいませんが、薄いグリップでのダブルベンドだと有名なユーチューバーのぬいさんぽさんなんかは薄いグリップのダブルベンドタイプですね。
筆者の意見

私の周りの上手な方たちはダブルベンドですがストレートアームよりでインサイドアウトがしっかりとできている人たちが多いですね♪


アウトインサイドとインサイドアウトのスイング

・インサイドアウト
・アウトサイドイン
基本的にこの二つのスイングが主です。
アウトサイドインをオススメする理由は上の部分で書きましたが、
・遠いボールに対して距離がアウトサイドインに対して近くまで行かなくても良い。
・クロス方向に引っ張りやすい。
というのが理由です。

インサイドアウトのスイングとアウトサイドインのスイングの違いがわからねぇよ

では、インサイドアウトとアウトサイドインのスイングの実例を出していきたいと思います!
インサイドアウト




アウトサイドイン




フェデラー【ナダルやデルボトロ選手】のスイングは体の右方向にスイングされています。
まずは、上の動いている画像でそこをチェックしてください。

フェレールや錦織は体のひねりに合わせたスイングだな!

POINT!
・アウトサイドインのフォームのプロでクロスにしっかり運べる選手はオープンスキルがとても優れている。
オンプレー
インサイドアウト

アウトサイドイン

錦織選手の動画は始まってすぐの1ポイントをご覧ください。
相手選手のボールに対してセンター方向への返球が多いです。
厚いグリップでのアウトサイドイン気味のスイングではクロス方向への引っ張りが難しいことがわかる動画かなと思っています。


でもプレー中はそんなことも言ってられないのでああいう立ち位置でプレーして守りをメインにしています。
ボールの内側をたたくスイングなのもクロス方向に打つのを難しくしている要因だと思います。

あれなんでなん。

ベーシックは巻き込むタイプの打ち方ですが、必要に応じて変えていると思います。
オープンスキルが天才の選手ならではですね。改めてオープンスキルの大事さを感じます。
参考の動画を下に張り付けておきますね!最初のポイントをご覧ください♪
筆者がインサイトアウトのスイングをすすめるわけ


あくまでここまでの意見は筆者がジュニアの指導をするときにインサイドアウトのスイングをするように指導しているだけで違う意見の方も多くおられると思います。
ただ、グリップの厚いアウトサイドインの打ち方は手首や肘に負担がかかる打ち方なので長期的に見て怪我の原因になります。【たしか錦織は最近肘を怪我していたかと】
美しいスイングとは理にかなっていて【この場合遠いボールに対して強く、怪我をしにくい】それは私の場合ではセミウェスタングリップぐらいで握って、インサイドアウトのスイングだったということです。
