エクスプロッシブバイト インプレ レビュー 【いろんな 比較あり】

【2020/08/20】日にこの記事は初回書かれています。
ダンロップから発売された新作ガットの一つです。
使ったのは1.27と1.32mmの二つ。
今のところ出ているガットの太さは網羅しています!

EXPLESIVE BITE早わかり!

・フラットドライブ気味に打つか、スピンガンガンで打つかで感覚が大きく異なるガット。
・スピンを多くかけるならメリットいっぱい。
・守りたい時にスピンで楽できる。
・太いゲージは使用者を選ぶ。

バイトのインプレに使ったラケットは
FX500TOUR
ブレード18×20【現行最新】
のモデルです。

商品情報

メーカー小売希望価格 単張2500円+税/ロール【240m】33000円+税
カラー ブラック イエロー
ゲージ【太さ】 1.27mm/1.32mm
品番 単張【DST11011】 ロール【DST12011
原産国 MADE IN JAPAN
メーカー説明

柔らかめのポリエステルを採用。
ラウンド形状に突起形状を追加することで、柔らかな打球感を確保しながら驚異的な喰いつき感を実現。
打ち出し角度最大5%UP
スピン最大11%UP
優れたくいつきにより、ボールが持ち上がり、落差のあるスピン軌道を実現。

インプレ

本来はFX500TOURに二つとも【1.27mmと1.32mm】交互に張ってインプレをしようと思ったのですが、
FX500ツアーで1.27mmを使ったファーストインプレッションが硬い。
スピンかかんないだったんです。

メーカー説明と全然違うやん。
で、普段は他の人のインプレは見ない【先入観なしで筆者の感想を書きたいので】のですが、今回はアドブロさんの記事を拝見させていただきました。
その記事ではやっぱり柔らかくてスピンがかかる。となっていました。

どう考えても硬めの打球感だぞ??と思ったので柔らかさ抜群のブレード18×20に1.32mmを張って使ってみようと思い、二種類のラケットでのインプレになりました。

ブレードに張った結果どうだった??

1.32mmで太めだったのもあったんですが、ブレードの柔らかさを完全に消すくらいに硬かったです。
っということはこれは硬いガットで間違いないなと判断したのですが、友人に試しに使ってもらおうと使ってもらって目から鱗の事実に気づきました。
友人はガンガンスピンかけるタイプのプレーヤーで、私はナチュラルスピンでできればフラットで打ちたい人なんですが、スピンをかけると驚くほど食いつき感がましてボールも持ち上がり強烈なスピンがかかるのです。

つまりはガットを大きく動かすプレーヤーほど柔らかさを感じることができるってことだな。

そうですね。
スピンアシスト性と柔らかさが格段に上がりました。
このことからスピンをしっかりとかける打ち方【ワイパースイング】が前提になってくるガットだと考えられます。FX500シリーズはフラット気味に打つと伸びが出るのでいつしかそういう打ち方になっていたのだと思います。

ここからのインプレはフラット気味に打っていた時とスピンを意識した時のインプレを書いていきます。

打球感

まずはフラットドライブ気味に叩く打ち方では先ほども言ったように硬さを覚えました。
硬さの割には飛びはあるけど、柔らかいってことはまずないかなって感じです。
実際にブレード18×20のモデルでも検証してまず間違いないかなと思います。

一方でスピンをしっかりかける打ち方であるならばガットの動きをすごく感じることができて、柔らかさを感じることができました。
この柔らかさはガットの動きからくる食いつき感の柔らかさであってガットの素材が柔らかいとは個人的には感じなかったです。

反発性・伸び

フラット気味の打ち方でも硬さは出るけど反発感はあるなと感じていました。
伸びも同じくちょっとしんどさを覚えながらもしっかり出る印象でした。

一方でスピンをかける打ち方では、軽快な弾きで反発性と伸びよりもボールの変化の多さを覚えました。

スピンアシスト性

フラット気味の打ち方でも低いボールなどは持ちあげるためにスピンをかけるのであーひっかかるなという印象です。FX500ツアーで使った時はボールの伸び優先でスピンアシスト性を高く感じませんでしたが、ブレードの方では低い打点でもしっかりとスピンがかかってボールが持ち上がる印象でした。

スピンをしっかりかける打ち方なら高い打点でもかなりのスピンアシストを感じました。
打った打点よりもボールが高弾道で持ち上がってコートに突き刺さる印象です。【ボールスピードも出ているので強烈】

まとめ

打ち方が基本スピンをかける打ち方であるならば、かなり恩恵があるガットだと感じました。
私自身かなりフラット気味にボールを打つタイプですが、それに気づいてから苦しい展開でスピンで逃げるのが非常に楽になりました。ボールスピード+スピンアシスト+食いつき感。
かなり特徴的なガットですが、競技レベルで使うのに頼もしいガットであると感じています!

フラット気味に打つ人はおそらく同じように硬さを覚えるガットだとは思うので、注意が必要かもしれません!
ガット自体の伸縮性はあまり感じず、素材ベースの柔らかさは少ないと感じています♪

他ガットと比べる

ボルト

個人的に類似ガットの代表格としてはボルトが浮かんできました。
ボルトは強烈な反発性とスピンアシスト性で扱うのが難しいですが、インパクトのあるガットです。
エクスプロッシブバイトはボルトを優しくして柔らかさとスピンアシスト性を強化したイメージです。
ボルト使っていて、ボール良いの飛ぶんだけどちょっとボールが暴れるなーと感じているスピナーさんは試してみる価値があると思います。

エクスプロッシブスピン

バイトと一緒に発売されたエクスプロッシブスピンですが、スピンアシスト性が高いのは個人的にバイトであると思います。ガットの滑り感は半端なく、これでもかというくらいにスピンがかかったのがバイト。
エクスプロッシブスピンもかなりスピンアシスト性に関しては好印象ですが、バイトほどの食いつき感はなく
押さえられていると思います。

あとで書きますが、テンション維持の感覚はバイトよりもスピンの方がよかったので三角形ガットの弱点は角が取れた時に劣化する感覚が強くまだ長持ちするのはスピンだと思います。

ハイパーG

ハイパーGもスピンガットの定番として名を馳せているガットの一つです。
少しパリッとした打球感ながらスピンアシスト性の強いガットなのが特徴なのですが、
バイトと比べるとバイトの方がガットの滑りを感じ食いつき感+柔らかさを感じます。
また、反発性も強いのでスピード感も出せると感じています。

RPM ブラストラフ

RPMブラストラフとの違いはかかるスピン量になると思います。
競技レベルでガンガンスイングしてスピンをかける方はどちらでも十分なスピンがかかると思いますが、
それでも個人的にはBITEの方が攻撃的なスピンショットを打てると感じました。

ラフにも柔らかさとスピンアシストはありますが、スイングレベルが高い人はBITEの方が恩恵が多いと思います。

自分のスイングでボールをしっかりつぶしてスピンをかけたい【フラットドライブ気味に攻撃的に】タイプの方はブラストラフの方が向いているかもしれません!

1.27mmと1.32mmの違い

1.27mm→FX500TOUR
1.32mm→BLADE18×20【現行モデル】
で試したのですが、
1.27mmはガットを動かして食いつき感を出せればとても柔らかいポリガットだと思います【1.27mmの太さと考えた時】

1.32mmは最初打った時に感じたのは硬い【フラット気味に打った時】
ブレードの柔らかさをこれだけ殺せるガットは正直今まで出会ったことがない【いろんなガットで試してきましたがフラットで打っている間は一番硬く感じました。】ですが、スピンをかけることで食いつき感を感じて1.32mmと考えると柔らかい【一般的な1.25mmのポリよりは硬さを覚えています】ですが、ボールの真後ろからしっかりつぶすとしんどさを感じます。【感覚的にはめちゃくちゃしなるブレードがVCOREPRO97くらいのしっかり感がでるイメージです】

スピンショットメインの人にとっては
1.27mmは標準的な1.25mmよりも柔らかく感じて、
1.32mmは1.30mmよりも柔らかさを感じるけど、

フラット気味に打つ人は逆の感想を覚えるってことだな??

そうですね!
あとは現在検証中ですが、バイトはガットが動きやすいがゆえにガットの消耗が激しいです。
FX500ツアーの方はそれなりに使い込んできましたが、4時間ほどでスピンがかからりずらく感じています。
消耗してくるとスピンのかかりが悪くなってアウトが増えるというかアウトを心配して打つ必要が出てきています。

どんな人におすすめ??

バイトはスピンアシスト性が高いですが、スピンをかける技術が高い人に向けてのみかなり恩恵を与えてくれる印象のガットなので、おすすめできる方はベースのショットがスピンショットの方ですね。

軽快な弾きからくる反発性と食いつき感からくるスピンアシストは攻撃的なスピナーにピッタリのガットです!

テンション維持を検証

エクスプロッシブバイトのテンション維持検証

こちらは使用時間トータル5時間ほどのテンションの推移です。
初回52ポンドで張って計測したところ何回か測って51~52.5ポンド当たりを行き来していました。
二回目は43ポンドの中を行き来するくらいです。

このデータがどこまで正しいのかは今後検証が必要が必要なので粘り強く確かめていきたいと思います。
なお、エクスプロッシブスピンは10時間ほど使って6ポンドくらいテンションが落ちたくらいのなので
私の肌感覚とはばっちりあっています。

テンション計測RACKET TUNEというアプリを使って計測してる!
下に当サイトの紹介ページを置いておきますので気になる方は確認してくれ!

さっきのデータはFX500TOURに張った方のデータで
ブレードに張った1.32mmももう少し検証を重ねて追記します♪

終わりに

まとめ

・おそらくテンション維持は弱いガット。【角がなくなって丸くなる感じ】【1.32mmの方が良さそう】
・スピンアシスト性と反発性はかなり強い。
・スピンをかけることが前提のガット
・フラット気味に打つと硬めの打球感。

販売されているゲージが太いのは角【三角形】を大きくして耐久性を少しでも上げようとしているメーカーの作戦なのかもしれませんね。

ガットを頻繁に張り替えられる人にとっては恩恵がかなり大きいガットと思いますので試す価値があるかもしれません♪

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