
ツアーシリーズの中の95インチモデルを使ってみました。
初回インプレは【2020/09/29】となっています♪
ユーチューブ
ラフィノ・テクノロジー紹介
ふっきーインプレ
ぬいさんぽさん
商品情報
定価 | 38500【税込み】 |
商品名 | ツアー95【TOUR95】 |
発売時期 | 2020年9月上旬 |
カラー | ホワイト×ブラック |
ヘッドサイズ | 95インチ |
素材 | カーボン+テキストリーム×トワロン |
バランス | 310mm |
重さ | 310mm |
スイングウェイト | 290 |
グリップサイズ | 2・3 |
フレーム厚 | 22.0-22.0-20mm |
グリップ | RESI TEX PRO(ブラック) |
パワーレベル | 750 |
ストリングパターン | 16×19 |
推奨テンション | 42-50-58lbs |
ベストマッチストリング | TOUR XT |
生産国 | 中国 |
品番 | 中国 |
インプレ
ここからのインプレはポリプラ46ポンド環境になります!
打球感【とてもマイルド柔らかい95インチラケット】
95インチモデルとは思えないくらいに柔らかく持っちりとした打球感。
シャフト部分のしなりはあまり感じず、ボックスフレームとプリンスの素材による包み込むようなホールド感が特徴のラケット。
反発性【反発系モデルに比べると抑えられているが十分に感じる。】
個人的にはフェイスサイズが95インチとは思えないくらいの反発性と楽さを感じました。ボールの伸びはガンガンに出るというわけではないですが、重たいボールが飛ばせる印象。
こんなに柔らかく飛んでくれると思っていなかったのでポリプラ46ポンドではセッティングは失敗でした。
もう少し高めのテンション設定であるならばもっとボールの伸びも出せたと思います。
スピンアシスト性【個人的には良き】
反発系ラケットと比べると飛びが収まりつつ、スピンもかかってくれたので高い打点でのボールの安定感が筆者の場合とても出すことができました。
そこまでスピンをかけることを前提にしたモデルではないでしょうが、反発系ラケットを使っていて高い打点をアウトしがちという方はとても強い味方になると思います。
まとめ【パワー感と柔らかさどっちもある素晴らしいラケット】
95インチモデルとしてかなりの柔らかさを追求しながら、ボールの伸びとコントロール性も高くプレー全体をまとめてくれます。
反発系ラケットと比べるとスピード感や勢いは劣る印象ですが、
打球感の心地よさやコントロールのしやすさは抜群です。
個人的にすごく感じたのがショートバウントでちょっと食い込まれたときや速いボールが来た時にフレームの柔らかさがアシストしてくれる感覚です。
速くないスイングスピードでもラケットが反応してくれて力まずにプレーできるラケットです。
前作モデルと比較する
旧作の方が弾き感が強く反発性とボールスピードが出やすい印象を持ちました。
95インチモデルと考えると打球感は柔らかく扱いやすい印象でしたが、
新作モデルはそれを凌駕するマイルドな打球感。なので使い比べてみるとスピード感は旧作。
マイルドな打球感でボールのおさまりが効きやすくコントロールしやすかったのは新作でした。旧作モデルを使っていて、もう少し柔らかいのが良いのであれば即刻買っても大丈夫です♪。
これ以上柔らかくなってはこまるということでしたら、安くなっているので今お使いのモデルを買い足すとよいですね!
友達のインプレ
生粋のダブルスプレーヤーさん
ちなみに使ってもらったのはRPMブラスト1.25mmが緩んでいたから45ポンドくらいだと思います!
〇良かったとこ
打感がとても柔らかいです。
めちゃくちゃ掴んでくれます。
打球はベースライン付近で、今まで使ったどのラケットよりも、グッと落ちてくれるんで、あんまり深く考えずドンドン振っていけました。
〇困っとこ
サーブの威力が落ちました。
ラケットがボールを弾いてくれなくて、e-zoneより威力だしにくかったです。
下手なだけかもですが…
テンションをあげたりパワーのあるガットにすることで改善できるんだろうが、ラケットの一番良い特徴の柔らかさも失われていくだろうし、ちょうど良いポイントを見つけられるかだな!
他ラケットと比べる
ピュアドライブ2021
ピュアドライブ2021は旧作モデルよりもやや低反発になっていますが、それでもラケットとしては反発系モデルにくみされます。
しっかり打ち込んでいった時のボールの伸びやスピード感はピュアドライブ2021の方がありますが、
ツアー95はそこまでガンガン振らなくてもパワーのアシストをしてくれる感じがあります。
フレームの柔らかさは確実にツアー95の方が感じられます。
どちらも競技レベルで使用しても満足できるラケットだとは思いますが、
よりハードに打っていきたいならピュアドライブの方が恩恵があり、
威力はそこまで求めずにラケットの柔らかさやアシスト感を感じながらプレーするならツアー95の方が良さそうです。
あわせて読みたい
ファントムグラファイト107
しっかりというのは硬くしているわけではなく、競技者向けにしたらというイメージ。まだツアー100をインプレしていないので変わるかもしれませんが、
ファントムグラファイトで球伸びがもう少し欲しいと感じている方は世に出ているラケットの中では類似ラケットになるツアー95がオススメと考えています♪
あわせて読みたい
ガット別
RPMブラスト1.25mm【49ポンド】
初回95インチモデルなのでポリプラズマ46ポンドで張ったのですが、もう少し球の伸びや弾き感が欲しかったので、反発性に優れたRPMブラストを49ポンドで試しています。
明らかにボールの伸びも良くなり良い意味で柔らかさが減り球が走るようになりました。
95インチモデルでしんどいと思いがちですが、意外とテンションは50ポンド前後が良さそうです。
サービス、ボレー、ストロークなにも不満なく使え、セッティングとしては優秀な組み合わせとテンションだと感じました♪
あわせて読みたい
ツアーバイト1.25mm【52ポンド】【2020/10/04】
使えないわけではないのですが、ツアー95の良さを無くしてしまうセッティングで柔らかさがかなり軽減されてしまったように感じます。
あとはオフセンターのアシスト感も減っています。
もちろんその分パワー感、伸び感はしっかり打っていけばよくはなっていますが、ラケットの良さを無くしすぎるセッティングで個人的にはNGです。
この分だと49ポンドくらいがツアーバイト環境で良さを感じられるラインだと思います。
ラケットをしっかり振る人は試す価値があるとは思いますが、旨味の少ないセッティングではないかと考えています!
ポリブレーク1.24mm【50ポンド】

まずは生粋のダブルスプレーヤーさんはストロークが飛ばない+サービスが叩かれるといってセッティングとしては残念ながら気に入ってはいなかったです。
筆者が使ったところ確かにフラットで打てば思ったよりは飛ばないと感じましたが、意識的にスピンをかければ弾道はかなり上がって収まるセッティングと思いました。
感覚としてはRPMブラストよりもちょっとしっかりめの打球感で飛び感が抑えられているイメージです。
個人的にはRPMブラスト環境のほうが気持ちよくプレーできました。
ラケットの特性上は反発力が強いガットでもちっとしたものが一番合っているのかな。
次回はポリツアープロで試してみようと思います!
ツアー95の処方箋
すでに検証済みですが、46ポンドのテンションでは柔らかすぎてボール持ちすぎて伸びがでずらかったのですが、反発力のよいポリを49ポンドで試したところ、伸びもしっかりと出ました。
ラケット自体に柔らかさがしっかりある分、テンションはそこそこ高いテンションの方が競技レベルでは良いかもしれません。
そして柔らかいポリでテンションを低く設定しすぎるときっと伸び不足を感じると思います。
49ポンド環境でプレーして一番感じたのは46ポンドでプレーしたときよりもサービスがしっかりとボールが伸びること。
もし、このラケットを使った時にもう少し伸びが欲しいと感じることがあれば反発系ポリを少し高めに設定してみください♪
終わりに
まとめ
・低いテンション【46ポンド】では少し球の伸びがでずらく柔らかさが優先されすぎた。
→【49ポンド環境で改善を検証済み】
・趣味のテニスでボールの伸びを出したいというユーザーの心を射止める柔らかさを持っている。
・競技レベルでのプレーなら他に伸びが出るラケットはありますが、オールラウンドプレーをするなら使ってみるべきラケット。
個人的に感じたのは、競技レベルとしても十分なラケットですが、
趣味のテニスでハードなボールを打ちたいけどしんどいラケットを頑張って振るのは嫌というプレーヤーにベストマッチなラケットだと思います。明日はプロスタッフの新作か、ツアー100のどちらかをインプレするつもりですが、ツアー100もインプレするつもりですが、ツアー95を超えることがあるのかというほど良かったです。皆さんも興味がおありでしたら是非一度使ってみてください♪