ツアー100 【2020】 インプレ レビュー 【プリンス 高反発高スピンのラケット】

今回はプリンスから出た新作ラケットのツアー100をインプレしたいと思います。
初回の記事は【2020/09/30】日に書かれています♪

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商品情報

 

品番 7TJ121
商品名 ツアー100【TOUR100】310g
発売時期 2020年9月上旬
カラー ブラック&ホワイト
素材 カーボン+テキストリーム×トワロン
フェイスサイズ 100インチ
重さ 310g
バランスポイント 310mm
長さ 27インチ
スイングウェイト 290mm
フレーム厚 22.0-23.0-20mm
グリップ RESI TEX PRO(ブラック)
グリップサイズ 2・3
パワーレベル 850
ストリングパターン 16×18
推奨テンション 42-50-58lbs
ベストマッチストリング TOUR XX SPIN
生産国 中国
定価 37400円【税込み】

インプレ

初回インプレはポリプラズマ1.23mm【52ポンド】を使用してインプレしています。

打球感【柔らかくめちゃくちゃ弾く】

打球感としてメインに来るのは柔らかさ。シャフト部分のしなりというよりは個人的にはフレーム部分がたわむ柔らかさを感じます。

柔らかくそして反発するのでもちっとしてからラケットが反応して弾くイメージ。

反発力【少ない力でしっかりラケットが反応して反発する】

ここは結構なポイントだと思うのですが、小さいスイングパワーでしっかりとラケットが反応してくれる感覚があり、反発力は強いです。

しっかり振って反発力を感じるというよりはゆるーくスイングしても強い反発感を感じます。

ボールの伸びは出ずらいモデルです。
しっかりと余裕のある場面で体勢が良い状態で打ちこめばある程度出てくれる印象ですが、
他100インチモデルの他メーカーのラケットに比べると伸び感は抑えられていると考えています。

スピンアシスト性【控えめに言って強い】

スピンアシスト性は強いの一言。
弾道がとても持ち上がりやすくスピンも同時にかかりこれはアウトだなって思うボールも収まります。
またボールの伸びを感じずらかったのもこの強いスピンアシストの影響もあります。

まとめ【競技志向では厳しいがテニスを楽しむには最適の一本】

もちろん使い方次第なのですが、ボールの伸びる感じから考えるとちょっと学生の競技や社会人の競技レベルでも不足感を感じます。
ボールの威力はどうでもよくてプレースメント重視であるのであれば問題はないと思います。

対象としているのは初心者やテニスを楽しむ全ユーザーですね。
柔らかいしスピンはかかりやすいし気持ちよくテニスを楽しめました。

なにより少ない力しっかりとラケットが反応してパワーアシストをしてくれるのが優秀です。
52ポンド環境で張ったとは思えないくらいに快適なラケットでした。

旧作と比べる

tour100新しいのと古いの比較

旧作のツアー100も同じガット同じテンションで使ってみました。
ただ、旧ツアー100はプロ契約の人が新しいツアー95に乗り換えるタイミングでもらったものでかなり使い込まれているのも影響してるとは思います。

まず、打球感としてはしっかりしているのは旧作のツアー100。
柔らかいのは新作。

ボールの持ち上がり方が特に違いを感じ、新作の方が高弾道でボールが持ち上がります。
そこからのスピンアシスト性が強いのも新作の方が感じます。

旧作もボールは持ち上がるのですが、スピンアシスト性が新作に比べると抑えられているのでそのままスピードを保って飛んでいくイメージです。

なのでスピード感は旧作。
ボールが収まりやすいのは新作だと思います。
ツアー95の新旧比較も同じ感想でしたが、ツアー100の方が違いは大きいと感じます。

ツアー95と比較する

ツアー100と95比較

どちらもしっかりと柔らかさがあるラケットですが、
打ち心地があってやや低反発気味でボールが持ち上がりにくいのはやはり95インチモデル。
その分ボールの伸びはあります。

100インチモデルの方が柔らかさと弾き感が強く弾道が持ち上がりやすそうです。

筆者としては今まで100インチモデルを使っていてある程度打ち込む方なら間違いなく95インチモデルを推奨したいです。

ツアー100オースリーと比較する【準備中】

多分明日にはインプレできると思うからちょっと待っててくれ!

他ラケットと比べる

最近出た100インチモデルとは一線を画すラケットで基本的にどのモデルよりも柔らかく弾く感覚があります。
少ない力で反発はしてくれますが、伸びないなーと感じるはずです。

ピュアドライブ2021

前作モデルよりも反発力を抑えたピュアドライブ2021。
ツアー100と比べてもやはり低反発。
打球感も2021の方がしっかりとしています。

ですが、少ない力でボールを飛ばしてくれるのはツアー100で柔らかさもツアー100。

競技目線で考えるのであればピュアドライブ2021。
楽しくテニスを楽しむのであればツアー100となると思います。

FX500

FX500はピュアドライブ2021に比べると反発力がありますが、ツアー100に比べるとスイングスピードがあった方がよい印象。

また飛ぶボールに関してはFX500とツアー100は対照的。
鋭くボールスピードが出るFX500。
柔らかくボールが持ち上がりやすいのはツアー100。

同じくらいのスペックのモデルですが、特徴は全然違うラケットです。

グラフィン360+エクストリームMP

今までの比較の中では比較的に近いラケットではあると思います。
どちらもマイルドで柔らかさもあるラケットですが、比べるとツアー100の方がさらに柔らかさを感じると思います。

どちらも反発力がしっかりあるけど伸びがやや出ずらいと個人的に考えていますが、伸びに関してはエクスリームの方が出ると考えています。

ガット別

ポリプラズマ1.23mm【52ポンド】

ツアー100のインプレ レビュー

決して低いテンションではないのですが、筆者としては少し強くスイングしたときに飛びすぎる印象がありました。
次回張るとしたら55ポンド程度で調整すると思います。
軽く返球するのであればラケットの反発をしっかり感じて気持ちよくプレーできるテンションでした。

もう少しガットで伸びを演出してあげたいガットなので次回はパワーのあるガットを張りたいと思います!

ツアー100の処方箋

最近のラケットの中では一番柔らかく楽にプレーをすることができます。
しかし、ボールの伸び感がどうしてもでずらい。

なのでテンションは比較的に高めの設定。
ガットはスピンガットではなく低弾道でボールを飛ばせるものが良いと思います。

思いつくのはポリツアーストライク。
今手持ちにはないので注文して検証してみたいと思います♪

もし現在このガットをお使いの方で同じ感想をお持ちならテンションを高くするか、低反発なガットで調節してみてください♪

終わりに

まとめ

・競技者には向かない。
・女性や、年配の方に向いているラケットで、柔らかな打球感と反発性とスピンアシスト性を提供してくれる。
・飛びすぎる方や伸びが出ない方はテンションを高めに設定するか低反発なガットをおすすめ。
・テニス初心者に自信をもっておすすめできるラケット。

いかがでしたでしょうか。
当ブログは忖度なしの正直なインプレを意識しているので伸びがでないこともしっかりお伝えさせていただきましたが、打球感の柔らかさという意味では2020年トップレベルのラケット。

テニス肘で悩む方などはそのまま購入していただいても大丈夫だと言えます。
プリンスらしいテニスを楽しむ多くの方に気に入ってもらえる一品です♪

ここまで読んでくれてありがとよ!

ツアー100【310g】安い順番並び替え済み

ちなみになんですが筆者の使ったツアー100は310gのモデルで290gのモデルもあります。
女性や初心者の方は290gの方の方がおすすめです♪

ツアー100【290g】安い順番並び替え済み

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