プロスタッフRF97 V13.0 インプレ レビュー 【ウィルソン 打点さえ遅れなければ最高なパワーラケット】

今回はプロスタッフの新作であるRF97V13.0のインプレをしたいと思います。
めちゃくちゃ重たいですけど前作とどう違うのか気になりますね♪初回インプレは【2020/10/02】となっています♪

ユーチューブ

内山選手インプレ

伊藤選手インプレ

商品情報

 

定価 36000円+税
発売時期 2020年9月28日
対象プレーヤー Player Type: Attacker/Power Level: Medium
素材 バサルト・ファイバー + カロファイト・ブラック + ブレイディッド・グラファイト + ケブラー
重さ 340g
バランス 305mm
長さ 27インチ
フェイスサイズ 97インチ
フレーム厚 21.5/21.5/21.5mm
ストリングパターン 16×19
グリップ PREMIUM LEATHER BLACK
グリップサイズ G2・G3
品番 G2WR043711U2)/G3(WR043711U3)
適正テンション 50~60ポンド
生産国 中国

インプレ

ポリプラズマ1.23mmを【50ポンド】で張り上げて初回使用しています!

打球感【柔らかい】

マイルドで柔らかな打球感のラケットです。
前作よりもしっかり感が増したという触れ込みでしたが、前作と比較せずに考えても十分に柔らかさがあるラケットだと考えられます。

反発性【思ったよりも飛ぶ】

重いし飛ばないと考えていたのですが柔らかさもあり十分に飛んでくれます。

ボールの伸びは打点さえ適切なポイントで取れればラケットの重さとパワーでしっかりと出すことができました。
ただ、毎回しっかり振り切るというよりはしっかりとした打点で取ることに集中しないと重さがスイングのたびにじわじわと効いてきます。

スピンアシスト性【特別に強いアシスト感はないが必要十分に備わっている】

重い=スピンもかからないという印象があるかもしれませんが、そんなこともなくスイングしたら思いのほかかかってくれる印象でした。ただ、あまり持ち上げると収まりきらないことがあったのであまり弾道を意識的に上げる必要はないラケットでもあると思います。

スライスは重厚感のあるしっかりとしたスライスを打つことができかなり好感を持てました♪

まとめ【無理に振らなければ利点は多いラケット】

やはりしっかりスイングすることを前提としてプレーするとシングルスでは重さを感じます。
しかし、しっかりスイングしたときのボールの伸び感や威力は本当にうっとりするレベル。

40代のおじさんたちにも使ってもらったのですが、無理に振らない年配の方たちは上手に適切なポイントであてて返球してむしろ楽そうにしていました。

競技者で振ろうと思えば相当なレベル【継続してスイングスピードを保つ必要あり】が求められますが、
無理なスイングはせずに使えば良さが感じられそうです。

あまり一般レベルでは扱いこなせる気がしないラケットですが、使い方を考えたらとても良いラケットだと思います。

特にスライスやボレーなどのあまり振らなくても良いショットの感覚は良く、スイングスピードをしっかりと確保できるサービスではすごく心地よさを感じさせてくれるラケットです。

ガンガン振ろうとすれば相当なレベルを求められるけど、逆に打点さえ間違えずにプレーすれば力はそんなに必要ないってことだな。
試合巧者にお勧めできるラケットでもあるってことだな!

プロスタッフRF97V13.0

旧作RF97との比較【準備中】

旧作のRFとの比較もしたいのですが、張りたて環境で比較したいので今しばらくお待ちください!

プロスタッフ97V13.0と比較

プロスタッフ97とrd97v13.0の比較レビューインプレ

2モデルを比較すると柔らかいのはRF97V13.0になると思います。
ただし、いろいろと検証していく中でノーマルの97V13.0はガットの柔らかさが使用感に大きな影響を与えるようでガットによってはしっかりと柔らかさを感じることができます。

軽くて取り回しが良く振り抜きやすいのはやはりノーマルの97ですが、
パワー感、ボールの伸びと柔らかさではRF97は素晴らしいラケットの一つだと思います。
筆者もなんとか扱いこなせたらなーと思いますが、パワー不足以上に技術不足を感じています。

他のラケットとの比較も考えたんだが、正直プロスタッフRF97は唯一無二のラケットで比較が難しい。
そもそも重さが340g。

比較するのも無駄な感じなので、比較はノーマルのプロスタッフと旧作のプロスタッフのみにするぜ!

ガット別

ポリプラズマ1.23mm【50ポンド】

プロスタッフrf97インプレレビュー

ポリプラズマを50ポンドで張り上げたが飛びすぎることもなく飛ばなすぎることもなく不満なく使えました。
ノーマルのプロスタッフ97V13.0ではしんどいセッティングでしたがRFでは快適。

RFの柔らかさが感じ取れます。
筆者としてはちょうどよい飛び感・打球感でしたが、どちらかというとアウトが多かった気もするのと、どれだけ硬いガットなら硬さを感じられるか検証したいのでいろいろと今後試していきます!

パリッと硬めのポリプラズマですが、RFに50ポンドで張ると柔らかさとパワーを感じられるセッティングでした!

プロスタッフRF97 V13.0の処方箋

ラケット自体にパワー・柔らかさ・反発力があるのでガットは基本的に選ばないラケットです。
あえて言うのであれば柔らかすぎるポリを張ると失速感を感じると思います。
→今後検証します。

どちらかというとこのラケットを扱う技術があるかどうかがポイント。
適切な打点でしっかりとボールをヒッティングすることが相手のボールに負けることもほとんどなく、かなり良いラケットです。

終わりに

まとめ

・ガンガン振りに行くと適切な打点で継続して打つのが難しいラケット
【若くて振れるなら挑戦してみる価値あり】
・ガンガンラケットを振るというよりは適切な打点でボールを打つことを意識する方がいい
→これができればしんどいということはなくむしろ相手のパワーに負けることなく楽と感じるはず。
・スライスや当て返し中心のプレーならダブルスなどでも楽しく使える。

このラケットをガンガン振ってプレーするのはもうプロレベルでも上の方だけなのではないかと思ってしまいます。

プロスタッフRFを使う人ってもう試合に勝つとか云々で使うわけじゃないと思うんですよね。
デザインもくっそかっこいいし、フェデラーが使っているからが主な理由かと。

旧作とはまだ比較していませんが、新作を使っても十分に柔らかさを感じることができたので
新しいプロスタッフRFに移行するのはなにも問題ないかと思います♪

ここまで読んでくれてありがとよ!

プロスタッフRF97V13.0

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