ダニールメドベージェフのプレースタイルと強み特徴・ラケット・ガットなどまとめ

2021/05/27日時点で世界ランキング第2位のメドベージェフの強さについて今回は記事にしていきたいと思います♪

選手情報

名前 ダニール・セルゲーエヴィチ・メドヴェージェフ (Daniil Medvedev)
生年月日 1996年2月11日
出身国 ロシア【モスクワ】
キャリアハイ シングルス2位/ダブルス170 位
利き手
フォアハンド シングル
バックハンド ダブル
身長 198cm
体重 83キロ
デビュー年 2015

審判にコイン投げたり、暴言吐いたり、タオル渡してくれる子からタオルぶんどったりと問題行動も多い選手。
まぁフェデラーも若い頃はそうだったんだし、年齢を重ねてスポーツマンシップも成長してくれることを期待したいな!

プレースタイル

基本的にストローカーですが、チャンス場面ではボレーに行くことも多々あるので、ストローカー寄りのオールラウンダーになると思います。

強力なバックハンドを有しており、相手優勢の場面でもバックハンド一本で形勢逆転になることも多いです。
自分からガンガン打っていくというよりは相手のボールの力を利用したカウンターショットが個人的には多いと考えています。

フォームがちょっとクセが強くなってよりフラット気味に打つようになったジョコビッチが選手としては近いような気もします。

全ショットに共通もしますが、バックハンドや走らされた球際のフェイス感覚が抜群でミスをしない選手です。
自分が有利になるように展開を進めていくプレースメントで穴なく安定したプレーをする選手という印象があります。

フォアハンド

フォームのクセが強すぎてなんとも言い難いのですが、安定感や強さの秘密は大きな体と俊敏性によって実現されているぶれない距離感かなと思っています。

遠いボールに対しても軸足を大きく近づけ同じ距離感でボールを打っています。
また、威力を出すのではなく常にボールをコントロールすることを意識しているので力みなく相手選手が嫌がるコースを淡々とついてくる印象があります。

バックハンド

これまたクセの塊ですね笑

メドベージェフのバックハンドは打つというよりはフェイスを作ってコンパクトに運ぶというイメージが強いと考えています。
基本的にスピン回転はかかっておらず、安定したフェイス感覚と力の入れ具合でボールをコントロールしています。

フォアもバックもですが、とんでもない修練の結果試合で勝てるようにオリジナル化されたプレーで真似するにしても相当な努力がいる気がしています。

フェイスの動きなどはシンプルイズベスト。安定感の秘密は難しいことをしていない【これだけフラット打ちなので難しいことはしていますが、とんでもない練習量で自分のものにしている】来たボールに対してまっすぐフェイスを作っている点は非常に参考になると思います♪

サーブ

サーブは両足を揃える動きで前への体重移動を行いボールにパワーを伝えるフォーム。
オーソドックスですが、コースが読み辛く基本に忠実なサービスだと思います。

両足を揃えると体重移動を多く使え威力を出すのに向いていますので、サービスの威力不足に悩んでいる方は試してみると良いと思います♪

プレースメント

メドベージェフが試合で強い理由を考えると
・相手をよく見てコースを決めている
・それを実現するコントロール性
・コートでの動きの速さと予測
・球際の安定感
になると思います。

自分からコースをついて攻めこめもしますし、相手の強烈なショットに対してのカウンター力が異常に高い。
フットワークが悪い選手や守備力の弱い選手では辛いでしょうね。
ジョコビッチやナダルのような守備力の高い選手は苦手だとは思います。

ここから参考になりそうな動画を貼り付けておきますのでぜひご覧ください♪

ここを参考にしたい!

ポイント

・コートに返球して試合を作りアンフォーストエラーを少なくする
・バックハンドに無駄がなく角度がつけられる。
・強烈なバックハンドのストレート。
・相手の状況を把握して嫌がるボールを打つ。
・球際のコントロール性

相手の状況をしっかり把握して嫌がるショットを正確に打てるメドベのプレーは我々のテニスでも十分に参考にすることができますね!

それを実現するためには高いコントロール性も必要ですが、強いショットをばちばち打つスタイルではたどり着くのは相当に難しくコントロールから入るテニスの入り口になってくれると思います。テニスはボールをコントロールする競技。オーソドックスな点はあまりなくクセの強いメドベですが、ある意味テニスの原点を感じさせてくれるプレーヤーです♪

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