
今回はイタリアの新人、ヤニック・シナーのプレースタイルについて考察したいと思います♪
選手情報
名前 | Jannik Sinner/ヤニックシナー |
生年月日 | 2001/08/16 |
身長/体重 | 188kg/76kg |
利き腕/バックハンド | 右利き/両手 |
デビュー年 | 2018年 |
キャリアハイ | 17位【シングルス】 |
プレースタイル

ヤニックのプレースタイルはストローカーですが、王道のストローカーでフォアハンド・バックハンドともにそれこそシンプルに強い何か特別なショットが強いというよりはすべてが強い選手と言ってよいと思います。
フットワークは特別に早いという印象はありませんが、届く範囲のボールは綺麗に基本に忠実に返球し、しっかりと構えた時には強烈なショットをはなちます。
もちろんこの若さでこのランキングまで来ているので天才なのは間違いないですが、個人的には相当な努力をしてきた選手なのだろうなと考えています。
シンプルなストローク力で試合を作りこんでいくので見ごたえのある試合を見せてくれます。
フォアハンド

フォアハンドグリップはウェスタングリップくらいでしょうか。薄くはないですが、特別に厚い印象もないです。 プロの中では比較的に厚めくらいの認識でよいと思います。
フォアハンドは強打もしますが、どちらかというと相手のボールありきの威力という印象をもってます。
フォアハンドのベースにあるのはしっかりとコントロールするだと今のところは考えています。
フォアハンドは強打もしますが、どちらかというと相手のボールありきの威力という印象をもってます。
フォアハンドのベースにあるのはしっかりとコントロールするだと今のところは考えています。
もちろん打ち込むときは強烈なショットを打ちますが、無理はしないフォアハンドであると思います。
厚めのグリップですが、ランニングショット時にはしっかりとクロス・アングル方向にボールを飛ばす技術と手首の強さがあります。

ちょっとジョコビッチぽいときあるよな!
バックハンド

ヤニックのバックハンドは非常に深いことが多く、ボールの角度もつけられるので実際試合ではバックハンドを中心に打ち合うのでストローク攻めの起点はバックハンドからということが多いでしょう。フォアハンド勝負の方が気持ちよさそうにプレーしていてフォアの方が得意なのでしょうが、それでこれだけバックハンドも強いのは怖い選手です。
リストが柔らかくフォアハンド同様に手首の力を利用してボールを打つので使える人はいいと思いますが、真似するにはなかなか難しいストロークでもあると思います。
プレースメント

守りも攻めもできる柔軟なストロークを持っていますので、相手によってプレーを変えてくる印象があります。
個人的には同世代の期待されている選手に比べるとフットワークの俊敏性は今のところは感じないので、早い展開で攻め込んでいるときの方が怖さを感じます。
まだ20くらいなのでとうとでも進化すると思いますが、今はなんでもできるすげー若手という感じ。
個人的にはあまり俊敏性を感じないので早い展開でボールを決めに来るタイプの選手への進化を予想していますが、ジョコビッチみたいに相手のボールをみてから攻める選手でもなれそうな選手です。
ヤニック・シナーを攻めるならここ!

相手を動かしだすととても強いヤニック・シナーですが逆に振られると、フットワーク性からやや後手に回ることが多いと思います。
なので先にコースを分けられるときはしっかりと分けて相手の展開にさせないことがシナー相手には大事なのではないかと思います。
伸びしろしかないので、今後の成長に期待ですね♪

将来は攻撃的なプレーをするジョコビッチ的ポジションになると予想!
トップ10には間違いなく入る選手だな!
トップ10には間違いなく入る選手だな!