
まだ、日本では有名ではないガットですが、海外ではけっこう人気が出ているガットなので楽しみです。
メーカー説明ではスピン性能に特化しているガットとなっていますがどうでしょうか。
Contents
ハイパーGまとめ
現在の実績
ハイパーGの実績
・7種類のポリと比較済み
・認知度が広まる前【2016年10月】にインプレ済み

昔は一番だったもののさぼっている間にいつのまにか検索県外だったのでとても嬉しいです。
【普段の検索結果が影響しない環境で調査しています。】
順位は一過性で下がるかもしれませんが、これからも参考になる良質な記事をかけるように頑張ります♪

使用感
- けっこうしっかりめ【硬め】の打球感。人によっては硬いと感じる人もいる。【ラケットとテンション次第】
- スピンアシスト性はかなり高い【高いテンションだとスイングスピードがそれなりに必要】
- パリッとした打球感でホールド感は特別に強くない【低いテンションでは感じられる】
硬いフレームやしっかり振らないと良さが出ないラケットには低いテンションを推奨
例えばVCOREPROやプレステージシリーズ、グラビティなどの適切な打点で打つことを前提しているラケットや、ピュアドライブ2021などの反発力はある程度あるけどしっかりしている打球感のラケットですね。
ガット自体がそれなりにしっかり感のあるガットで、誰でも柔らかいと感じるガットではありません。
もちろんテンションを低く設定すれば柔らかさを感じることはできますが、あくまでそれはテンションが低いからだと思います。
ピュアドライブ2021では49ポンド環境で良さをすごく感じることができましたが、
その上の機種たちでは個人的には40ポンド前半~47ポンドくらいまでで調節してほしいラケットだと思っています。
いくらスピンアシスト性が強いハイパーGでもこういったしんどめのラケット達には高いテンションではなかなか扱いこなすのがしんどいのではないかと思います。
フレーム硬いけど反発力が強いモデルでは注意が必要。
具体例を出すとピュアドライブ2018とウルトラ100V3.0などのちょっと硬めで反発力に優れているモデルですね。
フレームが硬いけど低いテンションで張ると飛びすぎるというケースがあります。
スピンを多くかける人は思い切って低いテンションで試すのもありですが、フラットベースの方が低いテンションで使うとアウトを量産する可能性があります。
注意が必要というのはお若い元気な方なら良いのでしょうが、こういった硬めのフレームを使ってハイパーGもそこまでガットとして柔らかさに秀でているガットでもないので肘を怪我をするリスクが大いにあります。
だけど低いテンションではフラットベースの方はアウトが多くなる可能性もあり、それをスピンで収めようとするとさらに悪循環にはまる可能性もあるかなと考えています。
こういった反発力が強く硬さもモデルでハイパーGのスピンアシストを利用してさらにガンガン攻めるというのは攻撃的なテニスではかなりメリットもありますが、怪我をしてしまう人もいるので個人的には注意も必要かと思います。【特に30代超えたあたりからは】
競技目線でガンガンラケット振ってパワーを出したいという方にはおさまりが効くハイパーGはおすすめできるセッティングだぜ!
強い反発力のあるラケットをハイパーGでバランスをとって振り切ってコートにおさめたらやっぱり強いのは強い!
柔らかいフレームのラケットに推奨したいラケット
ぱっと思いつくラケットだと、SX300やブレードV7.018×20、グリンタ、ツアー95&100【2020】年モデルなどです。このほか柔らかいモデルのラケット達にはしっかりしているハイパーGは打球感のバランスを合わせるという意味でもとてもマッチしていて、さらにスピンアシスト性も与えてくれます。いずれも回転系ショットが打ちやすいラケットなのでスピンがかかりすぎるという人はテンションで多少の調整は必要ですが、ラケットとガットのバランスとしてはとてもよいと考えています。
いずれもスピンがよくかかるラケットだからハイパーGと組み合わせるとハイパーG過多になる可能性もあるかな。
そういう場合はテンションを高くして飛びを収めてあげるか、ツアーバイトとかのもう少しパワータイプのガットもよいかもしれないぜ!
ハイパーG
商品詳細
メーカー説明
契約プロやカレッジテニスチーム、ジュニアなどに供給されていたグリーンストリングがついに製品化。ツアーバイトと同じ五角形断面でスピン性能も抜群。
さらにコントロール性が素晴らしくコートに良く収まり、打球感もより快適な仕上がりとなっている。
品番 | 単パリ:KSC786 ロール:KSC786R |
販売ゲージ | 1.05mm/1.10mm/1.15mm/1.20mm/1.25mm/1.30mm |
定価【単張】 | 2500円+税 |
定価【ロール】 | 32000円+税 |
ネットでの相場 | ハイパーG 相場の値段 |
使用者さんの声
キングクルール【仮名】さんからインプレいただきました。
・普段使いトリトン1.24mm
・今回使用したのはハイパーG1.25mm
・テンション 47ポンドインプレ
スピンアシストのあるガットが欲しくてしばらくトリトンに落ち着いていたのですが、ボールの伸びともう少し打ち心地のあるガットを探していてハイパーGを試しました。
フレームのカラーと合うのも気に入っていますが、打球感があっさりとしていて弾きの良さとがしゃった時のボールの収まりが良かったことが試してみて良かったと思ったところです。ボールの伸びもトリトンよりもあってこれだけでたらあとは、攻め方次第で十分に勝負できるなと思います。
普段使いも検討中です。今回はガットの試打をさせていただきありがとうございました。
ハイパーG インプレ
ピュアドライブ2015に51ポンドはちょっとテンションが高すぎるかもと思いつつも同じテンションで試さないとと思い実行しています笑
1.25mmで初回使用しましたが、1.30mmで使用したところホールド感も1.25mm時よりもしっかり感じられたので
シャープな打球感を嫌う方は1.30mmが良いのかもしれません。打球感の近いガットを考えるとブラックコードが少しシャープにした打球感と考えるとしっくりくると考えています。
RPMブラストやトルネードなどの反発力に富んだガットと比べるとやや抑えられ、ツアーバイトや4Gの方な硬めのガットと比べると飛びます。ボールの伸びに関しては打ち方にもよりますが、ガットの性質として強烈すぎるスピン性能がありますので、相手にまっすぐ伸びるような伸び方をさせるのは難しいと思います。縦の変化+打ち方によってはしっかり伸びのあるボールも実現できるガットと考えています。
こんなにスピンアシストでは個人的にNO1になると思います。ただし、ちょっとパリッとしているガットではあるのでスイングスピードは一般的に言えば中級クラスくらいのスイングでできないとスピンアシストのバックアップを受けずらいかなとも考えています。
スイングスピードに自信がない方はテンションを落として張ることでガットが動きやすくなりますのでハイパーGのメリットを受けられると思います。
ラケットにもよるところですが、反発系ラケットをご使用なら47ポンドぐらいで、
薄ラケを使っている方なら40ポンド前半くらいで試すことで硬さを感じることなくスピンアシストの高さを体感できると思います!
ハイパーG
ぬいさんぽさんインプレ考察【2020/10/25追加】
②反発性も良いがスピンアシストが特筆すべき特徴。
③スピンの問題はこのガットにすれば解決する。
④ショットがなんとなく決まらん。【引っ掛かりが良すぎて伸び感がない】
⑤安定感は出せる良さはあるけど、ブラックコードにした。
①打球感は柔らかいというよりは弾きが良い
ぬいさんぽさんも言っていたように触った感触では柔らかいガットではないと思いますし、ボールをホールドしてくれるような感覚もないので、ポリツアープロや、トリトン、その他もちっとしたガットと比べると硬さは出ると思います。
ただ、パリッとしていて弾き感もあると思います。
ここはテンションを高くしすぎると硬いになるので、あまり高いテンションで張るのは良くないかなと思います。
②反発性も良いが特筆すべきはスピンアシスト性とその他
弾道が高いボールも抜けるわけじゃなくてきっちりと高い弾道が落ちてきているのがわかると思います。
打ち方が、超絶丁寧なドフラットなのでイメージとしてはぬいさんぽさんの打ち方では本当にアシストという立ち位置になっていますね。
筆者周りのスピナーたちはハイパーGもっと高弾道でボールを持ち上げている方もいます。
そういう方はあまりボールの伸び感を重視していない節もあるのですが、ぬいさんぽさんはボールのスピード感伸び感も大事にしているから、そういう意味で能力に優れているブラックコードを選んだのでしょう!
考察
ブラックコードの方がスピンがかかりずらい分ぬいさんぽさんのボールがバウンド後に滑るような形で飛んでいくのですが、ハイパーGの方ではスピンアシスト性が高いがゆえにじりじりと優位性を高めていくプレーがあまりできていない感があります。
となるとぬいさんぽさんのテニス的にはもっと自分でコースを厳しく選択していくことになるので、次回ハイパーG試合の動画をあげた時はいつもよりも自分のスイングレベルを上げてくるか、厳しいコースを選択してくるのではないかと思います。【ブラックコードならそもそものボールの威力値が高いから多少コースが甘くてもチャンスボールの返球確率が上がると考えています。】
ファンでずっと見ていますが、個人的にはぬいさんぽさんは攻撃的なガットがあっていると思うのでポリツアーストライクがあたりを一度使ってほしいですね。【VCORE100で46-50ポンド】
みんなチャンネル登録しといてね
ラケット別
ピュアドライブVS【2020/07/25】
反発力は良いピュアドライブVSですが、フレームのしなりなどは個人的に感じず、柔らかくないラケットだと思っています。
そんなVSにハイパーGを50ポンドで張ってみたのですが、
最初の間は硬さがあって少ししんどかったですね。
ラケットにパワーが備わっているのでスピンアシスト性の高いハイパーGを組み合わせると伸び重視で重めのスピンショットがしっかり振れば打ちやすく感じました。
攻撃的なショットで展開していく方には安定感を+しながら戦えるので大きなアドバンテージになると思います。
そういうレベルの方は50ポンド以上でも問題ないと思いますが、そこまでガンガン打たないよという方は50ポンドでは少ししんどいかもしれないのでVSにハイパーG張るときは46-48ポンドくらいでストレッチをかけるくらいで最初は調節していただきたいですね♪
フレームがしならない【あんまり柔らかさを感じない】ラケットでは高いテンションで張り上げすぎない方が良いみたいだな。【スイングスピードお化けは無視してかまいません】
みんなも気を付けてくれ!
ハイパーG×ピュアドラVSのポイント
・ボールの伸び重視でスピンもかかる印象
・ガンガン打つ人は恩恵多い
・VSに関しては最初46-48ポンドでストレッチかけて試して欲しい
ピュアアエロVS【2020/07/27】
環境は天候は晴れですが、コートは若干湿ってるオムニコート!
スピンもかかりやすいですが、反発力>スピンアシスト性の関係だと個人的に思っています。ピュアドライブVSと同じテンションで使ってみましたが、ピュアアエロVSの方が柔らかく飛びましたね。
ピュアアエロVSは前回パリッと系ポリで張り上げて使用していましたが、ハイパーGで張るとやっぱりスピンがよくかかってくれました。それでも私が使うとアウトが多くなってしまったのでテンションは53ポンドくらいが適当でしたね。組み合わせとして50ポンドだと柔らかさを十分に感じながら、高いスピンアシスト性を感じさせてくれました。ただ、個人的にはもう少し高いテンションの方がアウトを恐れることなく思い切って振っていけたと思います。
ピュアアエロVS×ハイパーG
・スピンアシスト性は良いが50ポンドではちょっとアウトすることが試合中に多い。
・厚い握りでスピンをかけるならガンガン振ったらボールがコートに収まる。
スピンもかけやすいし、良い組み合わせだったみたいだぜ。テンションもう少し高い方がいいみたいだから、スイングスピード自信あったらもう少しテンション高くしてみた方がいいぜ!
ブレード2020【18×20】【2020/07/29】
ブレード2020【18×20】の狙い【50ポンド】
・柔らかいラケットにパリッとした打球感のガットの組み合わせを試したかった
・グリーン×グリーンの相性の良い組み合わせを見たかった
50ポンドではまだブレードの柔らかさが優っていました。スピンアシスト性は最高ですが、ボールの伸びをもう少し出したいのでテンションをもう少しあげてスイングを頑張ると伸びも出せてよいかもしれませんね。プレー全体の安定感も抜群で強いスピンアシストのおかげで思い切ってスイングすることができました。
ブレード2020【18×20】の結果【50ポンド】
・50ポンドではまだまだ柔らかい。【伸びを出していきたいなら53-54ポンドくらいが妥当??】
・色の組み合わせはこれで完成形??笑
ハイパーGのスピンアシスト性が高すぎるのもあると思うが、伸びとスピンアシスト性のバランスをとることが
ハイパーGのセッティングでは大事になってきそうだな
アストレル100【2020/07/30】
アストレル100の狙い【50ポンド】
軽く合わせるだけではやはりスピンアシストはかまり感じず弾くイメージでした。しかし、一定以上のスイングパワーを越えてくるとしっかりボールが潰れてスピンがガンガンかかりました。
振れば振るほど安定感が出て楽しくなりました。アストレル100で楽したいけど自分からたまには打ち込みたいというユーザーにはアストラルとハイパーGの組み合わせは大有りだと思います。
アストレル100の結果【50ポンド】
・スピンをかけるスイングになりすぎるとアストレルの伸びが悪くなるので注意
・薄い当たりだとスピンアシスト性はあんまり感じない。
・アストレルで楽しまくっている男性が打ち込みたいときにオススメのセッティング。
ピュアドライブ2021
52ポンドでは打点が遅れた時、あまり良い体制でボールが打てずスイングスピードが十分に出ていない時に苦しさを感じました。思ったほどボールが飛んでくれなかったです。
もちろんスイングスピードが十分に出ていたり、あたりが厚い人は大丈夫ですが、そうでない場合のアシスト感をあまり感じなかったです。
49ポンド環境で使った場合は、そういった不利な場面でもしっかりと反発してくれ、ガットも動きやすくスピンアシスト性もしっかりと受け取れることができました。ピュアドライブ2021は前作の2018よりもややボールが持ち上がりずらく、低い弾道でボールが飛ぶ感覚があり、高いテンションではしんどさを感じます。そういった意味で、ラケット自体がしっかりしているタイプのラケットには少し緩めのテンションで設定した方がよいかもしれませんね♪
ツアー95【旧作モデル】
このラケットは95インチモデルとは思えないくらいしっかり反発力も兼ね備えているラケットでボールの持ち上がりも良いです。
ラケットの特性としてはスピンアシスト性というよりはボールの伸び感やスピード感にシフトしてはいるラケットなので、そういうパワーのあるラケットに対してスピンアシスト性のあるガットは向いていると考えています。打球感の柔らかさもあってしっかりした打球感のハイパーGとも合い、ラケットとガットで打球感のバランスを整えれる良さもあります。
ポリプラズマ環境でもこのラケットを使っていますが、ハイパーGで使った時の方がボールのおさまりが良く、プレー全体の安定感が出しやすく感じました。
フレームが柔らかいのにパワーもあって飛びもあるラケットなのでハイパーGとの相性はとてもよく感じました♪
FX500
ハイパーGらしいスピンアシストという意味ではあまり感じなかったのですが、ボールの伸び感+スピンはかかっているけど前方向にその威力が集約されている感覚を覚えました。FX500はボールを持ち上げようとしてひっかければ高い弾道のショットも打てますが、個人的にはボールの威力や伸びを出すのにとても向いているラケットで、低い弾道でボールを打つとラケットの良さが出ます。
ハイパーGを使っても個人的にはこの良さが勝り必要以上に弾道が持ち上がらずに攻撃的なショットを続けることができました。もちろんハイパーGのスピンアシスト性でボールは他の同じくらいの打球感のガットと比べると持ち上がりを感じますが、ラケットの良さをばっちり引き継ぐセッティングで良かったです。
ハイパーGと他のガットを比較する
ブラックコード
スピンアシスト性がブラックコードよりも少し高いからボールは持ち上がり、ブラックコードの方がスピード感のあるボールが行くイメージを持っています。スピンアシスト性が高い=絶対良いわけではないので、もし、近い打球感でもう少しスピード感が欲しいということならブラックコードも十分に選択肢の一つになると思います。♪
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ボルト
ボルトも強烈なスピンアシストのあるガットですが、ガットの特性の違いとして反発力と打球感が大きく違うと思っています。
ボルトの方が反発力が高く打球感はよりシャープで球離れが速い打球感となっています。
あまりポリエステルにテンション維持を求めていないのですが、ボルトはテンション維持が良いガットではないでしょう。
反発系ラケットにボルトを張ると際限なく飛んでしまう可能性ありなのでご注意ください。
ボルトと比べるとハイパーGの方がマイルドな打球感と反発力を抑え気味になると思います。
ボルトはフレームが柔らかくてしなるタイプのラケットでもう少し弾きとスピンアシストが欲しいなと思っている方にピッタリのガットだと思います。
一方でハイパーGは強烈なスピンアシスト以外はどの性能もどこかに特化しているわけではなくバランスが良いのでラケットを選ぶタイプのガットではないと考えています。
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ツアーバイト
ツアーバイトとハイパーGは両方ともスピン性能に優れているポリエステルガットですが、二つの大きな違いは必要なスイングスピードになると思います。
ツアーバイトは低反発でかなり硬めのポリエステルで、ボールを飛ばすのにももちろんスピンをかけるのにも中級者【低いテンション】~上級者レベルではないとボールを飛ばすのが少ししんどいガットになるのではないかと思っています。
一方でハイパーGは比べると大分柔らかくスピンをかける敷居もツアーバイトに比べると優しい。
スピンアシストをがっつり享受したいならそれなりにスイングレベルが高い方が良いかとは思いますが、扱いこなすのはツアーバイトよりも優しいと思います。
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RPMブラスト
RPMブラストは打球感が柔らかく爆発的なボールが飛びます。その分スピンアシストはハイパーGよりも抑え気味で
逆にハイパーGはスピンアシストが強いためボールの伸びはブラストに比べると出しにくい。スピン性能に特化したガットが良いのか、ボールスピードに特化したガットが良いのかプレーヤーの求める性能でどちらを使うかがはっきり分かれるガットです。
現在RPMブラストを使っていてアウトが多い方はハイパーGのスピンアシストを利用してボールを収めるか自身のラケットワークでスピンの量を増やして収めるかという選択肢があって、逆にハイパーGでボールの伸びが足りないと感じている方はRPMブラストに変えてボールの伸びを演出するか、ハイパーGでもっとボールをしばいてボールの伸びを出すという選択肢もあります。
ガットだけじゃなく自分のフォームを変えるっていう選択肢もあることをお忘れなく!
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ポリツアープロ
打球感がハイパーGとは大きく異なると思います。
ポリツアープロの方が柔らかくホールド感に優れ、ボールが持ち上がる感覚が強いです。ハイパーGもスピンアシスト性に優れボールの持ち上がりはありますが、打球感は少しぱさっとしています。
低いテンションではどちらも柔らかさを出してくれる一方で高いテンションになると
ポリツアープロの柔らかさがより顕著に出ると思います。ハイパーGの方が高めのテンションになると一定のスイングスピードを求められる印象があります。
柔らかい打球感でボールの持ち上がりを感じたいと感じているのであれば、ポリツアープロも一度使う価値があるガットだと思います♪
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エクスプロッシブスピン
個人的にはエクスプロッシブスピンはかなり高評価のガットで、スピンアシスト性が高くガットの食い込み感が強く、柔らかさもしっかりと演出してくれます。
ポリツアープロのような素材ベースの柔らかさというよりは、素材も柔らかいですが、ガットが滑っている感覚をすごく感じさせてくれるガットです。
個人的には、ハイパーGと並ぶスピンアシストガットだと思っているので、気になる方には使ってほしいガットです!
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トリトン
ボールのスピード感や威力は出しずらいガットなので、ハイパーGほど競技者向けではないのですが、
スピンアシストを感じたいポリ入門者にお勧めできるガットなので合わせて紹介させていただきました。
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ハイパーGの処方箋
また、私が本気でガットの選び方を書いた記事がありますのでガット選びでお悩みの方は是非ご覧ください。
マッチするラケットを考える
個人的には低反発系とフレームが硬いタイプ・球離れが速いのラケットでは打球感がシャープなのと硬いため高すぎるテンションで張ることははじめはお勧めしません。
こういうタイプのラケットでももちろん使えます。ですが、いつものテンションよりも-3ポンドくらいを目安に最初は試していただきたいです。
ガットの打球感と会うラケットはフレームがしなるタイプや柔らかいタイプのラケットです。
最近のラケットを例に出すのであれば、ブレード2020やピュアストライク100、ファントムのXR-Jモデルなどの柔らかい打球感のラケットと合わせればガットの打球感とラケットの柔らかさでバランスが取れると思います。
終わりに
・スピンアシストはまじで最高。
・低反発系ラケットや球離れの速いラケットに張る場合は最初のテンションは高くしすぎないように注意!
スピンアシスト性に優れたポリエステルハイパーG。
競技目線で見た時にアウトが多い方は強い味方になってくれるガットだと思います。一度試してみてはいかがでしょうか??
ハイパーG