
【2020/07/06】初回インプレ!
【2020/11/02】最終更新日!
Contents
商品詳細
価格 | 2900円+税 |
品番 | BA241101 |
カラー | ブラック |
素材 | ポリエステル+シリコン・コーティング |
ゲージ【太さ】 | 1.20mm/1.25mm/1.30mm/1.35mm |
テクノロジー | 高密度ポリエステル |
構造 | オクタゴナル形状【8角形】 |
使用選手 | ナダル、ツォンガ、ワウリンカ等 |
メーカー説明
至高のスピン性能
数多くのチャンピオンたちの勝利に貢献。比類なき打球感と高速応答性を実現し、最大限のスピン性能を発揮します。
インプレ
ポリ全体で見たときに柔らかい〜普通くらいに位置していて、柔らかいよりも普通よりの打球感。
柔らかさに特化したガットよりは硬さはあるが柔らかい部類に入るガットだと判断しています。
インパクト後にものすごくボールが加速する印象があり、ブラストという名前がぴったりな爆発力のあるガットです。
もちろんスイングスピードや当て方次第でどうにでも変わるのですが、筆者の経験上では特別にスピンがかかるという感想はないです。
スピンアシストはそこまで強くは感じないのですが、反発力とボールスピードの性能が高く、爆発力のあるガットだと判断しています。
RPMブラスト
他のガットと比べる
ポリツアーストライク
RPMブラストよりも打球感は硬めのガットですが、ブラストのボールのスピード感や威力をさらに引き上げているガットだと思います。
テンション設定は低めから入った方が無難といえるくらい硬めのポリですが、
自分にあった環境を見つけられたら攻撃性はかなりアップできるガットだと思っています。
ブラストよりも攻撃的なボールを打ちたいと感じている方は是非一度使ってみてください♪
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ポリツアープロ
ポリツアープロはRPMブラストよりも柔らかさがありボールを掴むホールド感もあり、ボールの持ち上がりを感じることができます。
ブラストの方がボールのスピード感や攻撃的なボールでの良さはあるのですが、なんだか苦しい展開ではブラストしんどいなと感じている方は、ブラストでテンションを調整するか、ポリツアープロで苦しい展開でのボールの持ち上がりで返球を楽にするという選択肢もありかなと思います。
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プロハリケーンツアー
ボールの重みをしっかりと感じられるので伝わってくる情報量が多いです。RPMブラストにもホールド性がありますが、その時間は短く次に控える爆発的な反発力とボールスピードが印象的です。打ち心地ならプロハリケーンツアー
反発力とボールスピードならRPMブラストを選ぶと良いと思います。
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RPMパワー
なので反発力とボールスピードと打球感が柔らかめのRPMブラストとはタイプがそもそも違うガットだと思います。余談ですが、RPMパワーは高いテンションで張りすぎるとスイングスピードも高く要求されるようになると考えています。それに比べるとブラストは使用する人のレベルを選ばないガットになると思います。
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ハイパーG
スピンアシスト性ではブラストよりも優れていると思います。その代わりにブラストは打球時の柔らかさでは優っていると考えています。
スピンアシストがほどほどな分ボールスピードなどは出しやすいので、スピンアシストとパリッとした打球感が欲しいならハイパーG
柔らかさとボールスピードが欲しいならRPMブラストとなると思います。
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ラケット別
ピュアドライブ2021【52ポンド】【2020/09/27】
個人的にはちょっと硬さが残るセッティングでしんどさを感じました。
スイングスピードが速い人なら問題はないのでしょうが、比較的多くの人がこの環境ではしんどさを感じるのでは??と思っています。筆者も準備万端で打てば気持ちよく打てはしたものの試合中に走らされた時は、もう少し柔らかさが欲しいと感じました。【走らされてもしっかり振る人はあまり問題ではありません。】まだ残暑の続く時期ですが、硬さもほどほどに感じたので
春・秋【15度前後と過程】で47ポンド
夏【30度前後と過程】で49-50ポンド
冬【5度前後と過程】で45ポンド前後が
筆者の場合ピュアドライブ2021×RPMブラスト1.25mmの場合は適正テンションになりそうです。
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FX500【52ポンド】【2020/10/2020/10/04】
10月後半からぐっと寒くなってきましたが、筆者がこの環境を使ったのは気温が下がる前の夜くらいだったと思います。
FX500に52ポンドの環境では、快適性が残り、しっかりと反発性を残していてくれていました。
振られた時もそこそこに柔らかさもあり反発性も十分に確保できていて、守りも攻めも十分にしやすい環境だと思います。
反発性に特化したラケットだと所謂少し高めのテンション設定でも快適に使えそうです。
春・秋【15度前後と過程】50ポンド
夏【30度前後と過程】52ポンド
冬【5度前後と過程】47-48ポンド
筆者の場合は季節によるテンションの推移はこのくらいになると思います。
プロスタッフ97V13.0【46ポンド】【2020/10月ごろ】
今作【2020年発売】のプロスタッフはかなりフレームがしっかり【硬め】作られているラケットだと思っています。
なので、柔らかめの打球感に属するRPMブラストですが、46ポンドというやや低めのテンション環境で使用しています。
個人的にはこの時の環境はプロスタッフにいろいろなガットを試していますが、かなり好感触でした。
硬めのフレームでやや飛びが抑えられているラケットでは、RPMブラストもテンションを下げてあげることで、良さを際立たせて上げれる一例になると思います。
まだ暖かい時期での使用で柔らかさもしっかりと感じられるセッティングだったので、あと1-2ポンドくらいはテンションを上げても良かったのかなとも思っています。
春・秋【15度前後と過程】44-45ポンド
夏【30前後と過程】46-48ポンド
冬【5度前後と過程】41-43ポンド
くらいが筆者の場合は適正テンションになるのかなと考えています。
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ツアー95【49ポンド【2020/09月ごろ】】
95インチモデルということでちょっとしんどめなのかなと、初回はポリプラズマ1.23mmを46ポンドで張って使用してもう少ししっかり感とスピード感が欲しかったので反発性のあるRPMブラストを49ポンドで張り上げての再挑戦でした。結果としては柔らかさを十分に残しつつ、パワーのあるボールを打つことができこのセッティング環境も個人的には正解だったのではないかと考えています。季節的にはまだ暖かい時期での使用だったので、春・秋【15前後と過程】47-48ポンド
夏【30度前後と過程】48-50ポンド
冬【5前後と過程】45-47ポンドくらいが筆者の適正テンションだと考えています。
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RPMブラストの処方箋
ラケットとの相性もありますが、高すぎるテンションでは当然に硬く感じ、低すぎるテンションでは飛びすぎる可能性もあるのでテンション設定には気を付けましょう!
もう少しボールが持ち上がって欲しい
ホールド感からくるボールの持ち上がりが欲しいのであれば、
ポリツアープロやTCS、オリジナルなどのもっちり感の強いポリを張ると良いと思います。自分からゴリゴリスピンをかけるのが苦手という方はこういった柔らかく持ち上がるポリが向いているかな♪
基本的に柔らかいポリ系統ではその傾向があります!
自分でスピンをしっかりかけられる人なら打球感自体はブラストよりも硬くはなりますが、
ツアーバイトやハイパーGのようなパリッとしたガットを使えば、ガットスナップバック効果から来るボールの持ち上がりを多く感じられると思います!
柔らかくて持ち上がるポリ
スナップバックの強さからスピンアシスト!
終わりに
反発力を抑えるためにより早くスイングすることでヘビーなスピンになることはあると思います。ナダルなんてまさしくそうだと思っています。
強い反発を抑える超人的なスイングスピードがあるからこそ、RPMブラストの爆発力とボールスピードをおさえながらショットできているのだと。きっとナダルが他のスピンアシスト強めのポリを使えばもっとスピンがかかると思います。
ナダルのあのボールスピードとスピンのバランスがあるから強いわけで、
スピンアシストが強いポリになると今までの打ち方ではボールスピードが遅くなります。
それでは今まで決まっていたボールが決まらなくなります。
もちろんスイングの軌道を変えることで修正をかけることができますが、今のスタイルで固まっていてなおかつ世界のトップで勝ち続けているナダルがスイングを無理に変える必要もないでしょう。ナダルは今使っているラケットとガットとスイングでテニスを作っていて、他のラケットやガットならまた別のスイングになっているでしょう。
道具って大事だな。
どっちがスタートでもラケットやガット選びは非常に大切です!
RPMブラストの価格帯
単張が900円前後
ロールが14000円前後と非常に安い価格帯となっています。昔から考えるとバグっているとも思えますね笑
RPMブラスト